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イエナカ消費の街をUber Eatsが走り回ってる

先日行った中華屋さんは店内に他の客がなく、新型コロナウイルス対策として16日からお休みとのこと。普段の通り道にある別の中華の個人店も営業しておらず、中華避けられてるのかなと心配になる。でもそう思ってる間にもUber Eatsの受取りがポツポツ来る。食べられてはいるらしい。客席はあるけど、ちょっとゴーストレストランと呼ばれるデリバリー専門店っぽい風景になってる。

朝のマクドナルド。注文待ちの人に比べて出来上がり待ちの人が多い。よく見るとその中、4人ほどはUber Eatsの受取り。そういうこと?と思って検索すると、やはり出前活況の模様。イエナカ消費へのシフトというのが、店内の客数と出入りする配達員数という形で、僕の目の前で可視化されていた。

昨日のホワイトデーには洋菓子カフェかしこのお菓子を妻に贈ったのだけど、ここもUber Eatsを始めてる。食事の出前感覚でいたけど、洋菓子専門店から冷凍じゃないフレッシュなケーキが届くとなると、また違う使い方がありそうな気がしてくる。ケータリングに近いというか。個人ではなかなか使わないケータリングだけど、専門店からのUber Eatsなら使えてしまったり。

ケータリングとの共通点でいえば、Uber Eatsにも配達できる距離、配達費用的に頼みたい距離があるから、結果的にそれぞれのご近所店の利用を促すローカル消費の性格がある。同じ巣ごもり消費でも、通販とかお取り寄せとはむしろ対極に近いかもしれない。地元で外食する習慣のなかった人も、もしかしたら今頃Uber Eatsで魅力的なローカルフードを見つけているかもしれない。

この世情の中、社会のリモートワーク経験値が上がって定着に弾みがつくのではと言われてるけど、ローカル消費もイエナカ消費も、みんなの経験値が大きく上がるタイミングみたいだ。

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