大好きなマリオを刺繍してみたら
イッツミー、カワシマーです。
渾身の力作が誕生してしまいました。
タイトルの写真の刺繍、めっちゃ可愛くないですか。
皆さんご存じスーパーマリオブラザーズ！
とくにこのレトロ感のあるドットマリオはいろんな商品になってたりして、個人的にすごく好きなんですよ。どうせなら自分の為に作ろうと思ってですね、作っちゃいました。
僕の力作を是非ご覧ください。
初めは普通の刺繍で縫ったマリオです。
ドット絵をベースにしているので1マス1マス刺繍の立体感を出すように刺繍しています。
カラーは「レッド」「ネイビー」「ベージュ」の3色です。
この3色のデータをもとに工夫して違う見た目にしてみました。
こちらはベージュ以外の2色を違う色にしたものです。
一見、ただの色違いのように感じますが
実はコレ・・・
刺繍の高さが違うんです！
左のマリオは通常の刺繍ですが、それよりも1ｍｍほど立体になっているのが右のマリオです。（ルイージではありません）
カワシマのできる刺繍技法の1つ、中空刺繍を使ってふわりと立体にしているので硬さも無し、ほどよい立体感で存在感ＵＰ，さらにはドット1つ1つも際立っています。
3つ目のマリオはシャボンマリオです。
こちらもベージュはそのまま、他の2色を変更して刺繍しています。
もうお気づきになられた方、いらっしゃると思いますが
こちらのマリオも刺繍の高さが違います。
シャボンマリオは刺繍の高さが2ｍｍと、ルイージモドキよりも1ｍｍ高く盛り上げていて、写真をよく見ると刺繍の中が空洞になっているのが分かると思います。
目に見える立体感を出したい方は中空刺繍2mmを使うと一層違いが明確になります。
最後はファイアマリオ。カワシマが一番好きな配色です。
こちらの刺繍は中空刺繍ではなく、ウレタンを使った立体刺繍です。キャップでよく見る、刺繍の中にウレタンが入って硬くなっているアレです。
ウレタン刺繍はぐるっと刺繍でおおう必要があるので輪郭をいれました。
輪郭の有無の影響もありますが、3ｍｍ厚のウレタンを使っているのでこれが一番立体になっています。
こう見ると違いがはっきり分かりますね。
輪郭はシロでも良かったんですが、マリオ自体にシロが入っているので区別できるように黒で刺繍しました。
中空刺繍と違って刺繍の中にはウレタンが入っているので硬くなっていますが、ワンポイント程度の大きさであればワッペンのようにも感じるので特に気にならないかと思います。
ここで注意点です！
立体刺繍は2ｍｍ未満の細い線など、細かいデザインの場合綺麗に立体にならないことがあります。立体刺繍を考えている方はある程度の太さor大きさのあるデザインを選ばれることを推奨します。
（今回のマリオのドット1マスは2ｍｍ四方）
ドット絵デザインの作り方をご紹介
というわけで僕の自慢の1着をご覧いただきました。
このドットの刺繍を何か違うデザインで考えている方、デザインを作るときは
・市販の方眼紙に色を塗って作る
・イラストソフトで色付けした正四角形を配置していく
・エクセルのマスを正四角形にして色をつける
・ドット絵作成アプリを使う
この4パターンで作成可能です。とくに1つめの方眼紙に色を塗るっていうのは誰でも簡単にできる方法かなと思います。
大きさは原寸でなくても問題ありません。四角形にしっかり色をつけてもらえればあとはこちらで拡大・縮小して刺繍データを作ることができます。
是非試してみてください。
大まかな内容はYoutube動画で説明していますので
良ければご覧ください。
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