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流行りに左右されない刺繍ワッペン。5種類の形

お久しぶりですカワシマです!

少し暖かくなったと思ったらまた寒くなったり、気温差で体調を崩さないようにしなくちゃと・・・コロナもどうなることやら・・・。

ということで今回の投稿は、今カワシマのYoutubeチャンネルで一番伸びている「刺繍ワッペン」の第2弾を文字起こししたものになります。
過去のワッペン動画内ではオーソドックスな形だけの手法を紹介したんですけど、今回は5種類くらい、また新たに加工紹介していこうと思います。

過去のワッペン動画はこちら↓↓
【加工】同じデザインでも作り方で仕上がりが変わる!刺繍ワッペンをご紹介!
https://youtu.be/hr0UKlwW9i4

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ワッペンはオールシーズン通して使い勝手の良い万能アイテムで、よほど変な位置じゃないかぎり自由につけることができます。
ではさっそくいってみよ!


〇蝶々

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まずはこちらの蝶々ワッペンです。
5色使ってベース生地に刺繍し、最後にヒートカットして完成させています。
タタミ刺繍は使わずに大きめのサテン振りをメインに使っているので全体的に柔らかい印象で仕上がります。熱圧着ののりを裏面に付けていないのでコストが抑えられるメリットがある反面、縫い付けるときには何かしらの方法で生地に仮止めをしておく必要があります。

コレ、例えば体の部分だけ縫い留めて羽がパタパタするようにするっていう留め方もアリかなと思います。基本的にワッペンはぐるっと全体を1周縫い留めることがほとんどなんですけど、今お伝えしたみたいに縫い留め方に決まりはないので、自由に留めることができます。

〇星形

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お次はこちらの星形ワッペン。
ベースは赤色の糸で刺繍されています。星形は形を重視するのが一般的なので、先ほどの蝶々よりは少し硬めのベース生地を使ったりしてビシッと仕上げる方が良いと思います。
ポイントは星の周りの輪郭ですね。先ほどの蝶々は輪郭がありませんでしたが、星型などは輪郭が直線かつ鋭利なのでヒートカット後が綺麗に見えるように輪郭をいれるのがオススメです。先ほどの蝶々にも輪郭をいれることは可能ですけど、サイズによっては硬さを感じやすくなるのでデザインによって輪郭の有無は変えた方が良いということになりますね。


〇楕円形

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続いてはこちらの楕円型ワッペンです。
星形と同じく輪郭をいれているパターンですね。ベージュの生地をベースに刺繍をしています。天竺などに直接縫う刺繍と違って、ワッペンは伸縮性の無い生地をベースにするので細かいロゴが比較的表現しやすくなります。
で、このワッペンの輪郭の端っこ・・・輪郭の刺繍の周りにヒートカットの時の生地の溶けた部分がついています。生地に刺繍をして、最後にヒートカットするパターンなのでこういう見た目になるんですけど、もしこれが嫌だな~という方は、生地が輪郭でしっかり覆われているパターンにすることもできます。こちらの方がコストは高くなるので、どちらが良いかは要相談になります。

〇フェルト刺繍

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お次はフェルトワッペンです。
輪郭を無しにして、金型で抜きっぱなしにしているパターンです。
フェルトはその特性上、裁ち端がボロボロになりにくく他の生地と違ってほつれてくる心配もないのでこの手法が有効になります。
金型代は別になりますが、このパターンが1番コストを抑えられるワッペン形状かと思います。こちらは裏面に接着のりを使用してます。

〇フェルトプリント

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最後は、厚盛のシルクスクリーンプリントのワッペンになります。(刺繍じゃないんかいッ)
刺繍と違って、1版の中に数個分を組み込んでおけばさらにコスト(プリント代のみ)を抑えることができます。
気を付けておくことが1点、フェルトは毛羽立ちがあるので、その程度によってプリントがぼやけ気味になることが多いです。ここはサンプルの時にしっかり見ておく必要があるポイントですね。

いかがでしたでしょうか?
Youtube動画の第1弾でも紹介した通り、ワッペンはいろいろな場所につけることができるのでとても人気の加工です。衣類への加工を考えている方がいらっしゃったら、是非ワッペンタイプも検討して見て下さいね!

今回の投稿のYoutube動画はこちら↓↓↓
【刺繍】人気のワッペン動画第2弾!流行りに左右されない万能アイテムをご覧あれ!
https://youtu.be/CqijIoqc0NY

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