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岐阜県飛騨市神岡町森茂の売家

 岐阜県飛騨市神岡町森茂、通称「山之村」と呼ばれる地域に売家がありました。

 大小並んで二軒売家です。小さい方は一般的な住居に見えます。

 大きい方は蕎麦屋を開店予定で準備を進めてきたが一度も営業してないそうです。売りに出たのも最近だそうで外観も、外から窺える中の様子もぴかぴかです。

 別ページで画像を複数載せてますのでそちらでご確認ください。
ここでは、テキストでの説明に特化します。

 道、畑、小川を挟んで向かいに山之村牧場があります。

(牛の画像は山之村牧場の牛、椅子の画像は山之村牧場に展示されている家具工房『ヤマセミ』の椅子です。)



 山之村と呼ばれるこの地域は、「だいこんマラソン」が一番有名なんでしょうか。寒干し大根かな。
ほうれん草ととうもろこしの栽培が盛んなようです。
「山之村キャンプ場」と「山之村牧場」があります。
この集落から出る、あるいはこの集落へ至る道は三本しかありません。
一本は有峰湖を経て富山県立山町方面への道。富山へ行く時も使わないと聞いたので実用的ではなく、実質二本でしょう。
その二本は「下」とか「町」とか言われる神岡町の町の部分に繋がる県道と大規模林道です。
「下」までは車で40分です。
わらびもちの原料となるわらび粉が冬季にあちこちの家庭で作られていて、山之村産のわらび粉は良質と珍重されたそうですが、今は絶滅寸前で、生産しているのは前原融氏ただ一人となっているようです。

三井金属鉱業神岡鉱山の採掘停止からは住人が減り続けているようです。

JAが来年に無くなると、日用品を売るところはありませんね。

山之村には小さな市営住宅もあり、山之村牧場ではスタッフも募集しています。

「売家」を明示しているのはここだけでしたが、空き家そのものは他にもあります。

牧場やキャンプ場のスタッフとして市営住宅に住み、空き家を探すこともできそうです。

私は夏ど真ん中の気楽な居候でしたので、住んでからの厳しさは知りませんが、村暮らしへの取っ掛かりとして敷居は高くないところかも知れません。

街を出て、新しい暮らしを開拓してみては。


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