待ちに待った

待ちに待った訳ではない(笑)
けれど待っていた(どっち)

山下達郎さんのニューアルバム
「SOFTLY」

ヤマザキマリさんの肖像画のジャケット

コロナ禍になる前の年のツアーで来年は一年ツアーお休みします。
アルバム作ります。
っていう宣言をされていて。
それから更に数年。
遂に先日発売。
僕はCDとレコードを購入しましたが、カセットテープでの販売もあるんですよ。カセットテープを聴く環境って僕はギリギリでコンポがあるので聴けますが今はなかなか持っていない人も多そう。
新作はやっぱり良すぎてたまらないんで暫く聴き続けることになりそう。


内容は文句無しに良くて更に音質も良すぎてもう大満足なんですけど、今から書こうと思うのはそこは置いといて。


達郎さん、アルバムが出ると必ず録音手法についての特集記事が出ます。

sound&recording 

sound&recordingの今月号。
もちろん、Newアルバムの録音についての話から音楽に対する想いだったり色々なことを語られていて教科書みたいな内容。

サンレコって僕からするとちょっと敷居の高い本で内容も難しい。
宅録をするようになってたまに買うんですけどなかなか内容は難しくて、それでも機材の写真は見られるのでそこから色々知識を蓄えるんですけれども。

今回も達郎さんのインタビュー記事は読んでて難しいところもありますが、勉強になることが非常に多かった。

で、今回のアルバムは11年ぶりなんですが、その11年前のアルバムのときのサンレコとその間に出たシュガーベイブ「SONGS」の40thアニバーサリーエディションのときのサンレコがこれ。

今でも読み返すこと多々あり

前作「Ray of hope」の頃はまだそんなに達郎さんの曲を聴いていたわけではなく、まりやさんの楽曲にドップリハマっていた記憶があります。
そこから達郎さんの「TREASURES」でハマって「Ray of hope」で一気に虜になったんですよね。

この11年前のサンレコがまずアナログレコーディングからデジタルになりPRO TOOLSが、みたいなレコーディングの歴史の話から始まって、使用しているマイクプリやマイク、アウトボードの話などもう当時見たことない言葉のオンパレードで、内容の1割もわからなかったんですよね。
日本語なのに異国語を読んでいるような(笑)
その時期はまだ宅録のこともほんとに何もわかっていないときだったと思うので読みながら検索してを繰り返した記憶があります(笑)
今読むとだいぶ分かるようになってきたのでそれなりに成長したんだなと思いますけれど。

今でこそパソコンで音楽を録音して作るということは身近になってきましたけれど40数年前とかの頃に今の宅録の走りみたいなことをされていた人たちの話はとても興味深い内容。
しかもそれを事細かに記憶して語る達郎さんの記憶力の凄さ(笑)
(先日の関ジャムでも恐るべき記憶力を感じました)

今回のサンレコもわかる部分とわからない部分もあったりしますし、おーそうなのかとか、多用したものが自分が今気になっている機材だったりと本当に教科書みたい。

あくなき探求心と音楽への向き合い方などとてもとても勉強になります。
そして一貫して変わらない芯の部分。本質的なことは何年も前から全く言うことが変わらない。
すごいなー。
そんなブレずに生きられないですよ(笑)


という訳でNewアルバムと同じくらい待ち遠しかったサンレコのインタビュー記事のお話でした。



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