私の強迫観念への対処法(推論準拠療法)

私は強迫性障害とうつ病で、薬物療法とカウンセラーとの曝露反応妨害法と別のカウンセラーとのゲシュタルト療法に取り組みました。現在は治療終了してます。生活に大きな支障がないので治療終了していますが、症状がない訳ではありません。

私が一番恐怖していたのは加害恐怖でした。今も強迫観念は出て来ますが目の前の現実に戻ることで対処出来ており、怖いとか辛いと言う事はなくなりました。怖いと思わないので頻度も減りました。しかし、戸締り等の確認行為はなかなか減っていません。 

最近、推論準拠療法を知り、知覚で確認した直後に「もしかして」と推論し、強迫観念に至っている事に気づき、知覚で確認したらすぐ次のことをするようにしてます。確認は1回、その瞬間だけ、直後に次のことをするです。まだ完全ではありませんが気持ちよく確認できる事が増えています。

強迫観念への対処で良いとされているのは「気にしない」だと思います。なかなか難しいです。私は出てきた強迫観念への対処はかなり出来ていましたが、強迫観念(特に確認)を出さない事が出来ていませんでした。「気にしない」をするタイミングが遅れていたのかなと思っています。今は推論が出る前に目の前の現実に戻る、次のことをするに変えました。今のところ良い調子です。

不安障害・強迫的な思考のループを止める「ブレインロック解除」を知った事も良かったです。これまで行ってきた曝露反応妨害法やゲシュタルト療法が脳機能の面からも肯定されており、自信を深める事が出来ました。

「強迫性障害は回復します、今の辛さはずっとじゃないよ」と今苦しまれている方に大きな声でお伝え出来るよう頑張ります。

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