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8/6発売 スタートデッキ FILM edition 採用 紫デッキ


みなさんこんばんは。いよいよ今週末よりフラッグシップバトルが開催されますね。実施開始日と同日発売となる紫のスタートデッキ FILMが台風の目となりそうなので、今回の記事はこのスタートデッキに収録される有力カードをピックアップしていきます。

正直言っていきなり環境上位に食い込んでくると思われるカードもありますので、情報が出回る前に最速でこのデッキを組み上げて来る人も0ではないことを思うとフラッグシップバトル初日に参加される方にとっては予習しておいて損はないものに仕上げたつもりです。

スタートデッキに収録される有力カードを使った立ち回りや、サンプルデッキリストも掲載しておりますので興味を持って下さった方々には本記事を購入いただけると幸いです。




本記事を購入いただきありがとうございました。早速目玉カードを発表いたします。スタートデッキFILMに収録されたイチ押しカードはこちらになります。

8コスト パワー10000のダグラス・バレットです。

場のドン!!を4枚ドン!!デッキに戻す必要はありますが、相手の場の6コスト以下のカード2枚までをレストさせた上にダブルアタックを得ることが出来ます。

現状7コスト以上のカードでブロッカーを持っているのは緑スターターのキッドしかいませんので、効果を適用されてしまった場合はほぼ素通しになると言っても過言ではないでしょう。パワー10000のダブルアタックが攻め込んで来ることは脅威でしかありません。

また、8コストという重さが現状のカードプールでは逆に強みとなっています。と言うのも、今現在相手のカードから飛んで来る除去札で対象に取れるのは最大7コストのキャラまでだからです。8コストの重さがあるお陰で、今現在のプールでは10コストカイドウ以外に対して事実上のアンタッチャブルとなっています。

ただし、8コストのカードを登場させるという行為そのものは本来中々厳しいのですが、紫という色の特色がこの重さを緩和してくれます。

なんとこのダグラス・バレット、何かの間違いじゃないのか?と言いたくなる程なのですが、テキストの起動にリーダーの所属指定が含まれていないのです。

このおかげで、リーダーをカイドウ(ST04)とすることでステージカードの鬼ヶ島をすんなりと採用出来ます。この鬼ヶ島でドン!!をブーストさせることにより、バレットを最短で先攻4ターン目に着地させることが出来ます。

一連の動きを羅列しますと、

先攻1ターン目:ドン!!1枚→パス

先攻2ターン目:ドン!!3枚→リーダー5000で相手リーダーにアタック

→3コストで鬼ヶ島orうるティをプレイし、効果でドン!!を4枚に

先攻3ターン目:ドン!!6枚

→2ターン目にプレイしたのが鬼ヶ島ならばキング(ST04)をプレイし相手の盤面を捌きつつ鬼ヶ島起動

→プレイしたのがうるティならば4コストキャラと2コストブロッカーを配置。

※相手の盤面にもよりますが、どこかでリーダーのアタックを挟んでおくこと

先攻4ターン目:ドン!!8枚。

リーダー(といるならばキング)でアタック後にバレットをプレイ。

先攻5ターン目:ドン!!10枚。

2枚目のバレットをプレイし、先程プレイしておいた1枚目のバレットの効果を起動。レストしたのが5000以下のブロッカーなら先にリーダーでアタックしておき、バレットにドン!!1枚を付与して11000のダブルアタック。

ここで11000とするのは、もし相手が+4000のイベントを発動させつつ+2000のカウンターを使ってもギリギリ守り切れない数値だからです。守られるにしても、一気に3枚の手札を奪うことで反撃の芽を摘み、優位性を確保しているという認識です。

ここで2ターン目に鬼ヶ島を配置出来ているならば、忘れずにテキストを起動しておき、次のターンのドン!!を9枚で迎えることが出来ます。この前提ならば盤面にキングもいますのでライフに圧をかけるのが有効そうであれば1点削りに行っておきましょう。

残り2点まで削れていると、バレットのダブルアタックで一気に射程圏ですのでプレッシャーがかかります。3点だとしても、10枚のドン!!と鬼ヶ島かうるティが必要にはなりますが、バレットの効果を適用して2点ダメージが通ったときは、その後に鬼ヶ島のテキストを起動するorうるティをプレイすることでドンを7枚に戻し、カイドウのリーダーテキストで最後のライフを破棄させることが出来ます。こうなると相手はバレットのパワー10000を受けるしかありませんので、かなりの枚数の防御札を要求することが出来ます。

これらの流れは一例ですが、状況次第ではバレットが毎ターン効果を起動しなくても良いのがポイントですね。8コスト10000というスペックは並大抵のことがない限り突破されませんので、アタックに行ってレストしていたとしても適度にカウンターを所持していれば守り切れると思われます。また、相手が赤緑ローみたいなデッキのときはバレットを急がず一旦7コストのキングで盤面を減らしておくのも有効打になります。

ただ、赤緑ローからすると混色リーダーであることから初期ライフが4なのがかなりキツいです。序盤に1点も食らってなかったとしてもバレットが効果を2回起動して攻め込んで来るだけで4点全てを削り切られてしまいます。ブロッカーもレストさせられてしまうのでじり貧となる展開が見込まれることから、赤緑相手だとしてもバレットを最短で登場させてしまって問題ないでしょう。

対峙するのが紫の場合、バレット→2枚目のバレットとプレイすると返しでカイドウ(BT01)が飛んで来て全滅させられる可能性がありますので注意が必要です。相手にカイドウを出させるとしても、バレットのテキストを起動した後に鬼ヶ島やうるティでドン!!8枚までは戻せるようにしておくとカイドウにカイドウを当て返すことも可能となるので、カイドウを出された返しにドン!!9枚でギリギリ自分はカイドウが出せないなんてことにはならない様にケアしましょう。

サンプルレシピになります。

リーダー カイドウ(ST04)

キャラ×41

2 ブラックマリア×4
2 黒炭ひぐらし×4
2 アン
2 うるティ×4
4 ブラックマリア×3
4 アイン×3
4 ウタ×3
5 クイーン×4
5 X・ドレーク×4
6 キング×3
7 キング×2
8 ダグラス・バレット×4
10 カイドウ×2

イベント×5

1 熱息×4
2 雷鳴八卦

ステージ×4

3 鬼ヶ島×4

2コストブロッカーが多いですが、これらは赤緑ローに採用されているネコマムシでレストさせられるのが辛いのが実情ですが麦わら対策といったところです。ひぐらしとアンがパワー3000と同コスト帯の中では高めなのでプレイの優先順位は高くなりますね。後攻のときは赤単麦わらに対して6000以上でアタックをされたときは迷わずブロックして良いでしょう。

ネコマムシの登場効果対象範囲を搔い潜れる、4コスト以上のブロッカーが豊富なのは紫の特色と言えるかもしれません。中でも6000ブロッカーでありつつ、手札の内容を濃く出来るクイーンは強力です。

アタッカーはバレットが主役ではありますが、10コストカイドウも一応デッキに用意はしてあります。相手のカイドウに対して当て返すのが主な狙いなので、メインプラン通りに動けていれば滅多に出すことはないかなといったところですね。

除去についてはスターター、ブースターともにキングの効果が強烈です。ブースターのキングも3枚採用したいところではありますが、どう足掻いても先攻3ターン目に出せないため6コストのスターターキングを厚めに採用してあります。

イベントカードについては、効果こそ強力なものが揃っていますが、発動時にドン!!をドン!!デッキに戻すものばかりですので安易に使えないことが厳しいですね。キングやバレットをプレイするとコストも満足に残せないため、複数枚抱えると受けが厳しくなることから少なめの採用としています。

・おわりに

今回の記事は「バレットがとても強い」という内容に尽きるのであまり中身が濃かったとは言えないかもしれませんが、先攻2ターン目に鬼ヶ島によるドン‼ブーストからのバレット連打のムーブは単純ですが重圧な攻撃になりますのでフラッグシップバトルの参加時はこの動きありきで考えて、凌ぎ方を事前に用意しておく必要があるでしょう。

このデッキに互角以上に立ち回れるのは序盤から速攻で攻め立てる赤単麦わら、リーダーが効果で手札消費なしで盤面展開しつつ7000以上のパワーで仕掛けて来る青単ドフラミンゴが挙げられそうですが、この2つはどちらも赤緑ローに相性が悪いのが辛いところです。フラッグシップバトルは持ち込むデッキの読みから既に勝負が始まっていると考えているので本記事も有料とはさせていただきましたが、大型大会等の開催終わってしばらく環境に変化がないようなタイミングでは無料公開の記事を投稿するつもりですので、購入いただいた皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

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