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toRmansion「にんぎょひめ」

to R mansion の にんぎょひめ を観劇してきました。衣装さんが四季時代にお世話になっていた方で、気になっていたところを信頼してる友人・石井亜早実からオススメされ、これは行かねばと当日券駆け込みしてきました!

これまた子どもさんたくさん!親子連れたくさん!サーカス小屋のようなカラフルでかわいい照明に照らされたシアタートラム、開場中のばあやとピエロのやり取りからすでにワクワクニコニコしてしまいました。
子どもたちも大人たちもバカウケしてた!

光と闇のステージアート
まさにでした。
黒い幕だけのからっぽの舞台に、役者の生身のからだと、衣装や小道具たち。が!照明の力で浮いたり消えたり魔法みたいに動いたり…!
キラキラ光る浜辺の波と、深海の海は同じ海のはずなのに景色がまったく違ったりする。大きな転換もないのに、それが視覚で伝わってくる。
キャストが10人もいなかったのもびっくり!少ない人数で代わる代わる海やお城や見世物小屋を展開していくパフォーマンス、ほんとうに面白かった!

物語も、アンデルセンびっくりのはじめましての人魚姫で楽しかった。うえはんぶんと、したはんぶん!王子様を助けたのはだれ?王子様と、結ばれるのはだれ…?泡になって消えちゃうみんな知ってる結末は、どうなっちゃうの…?どきどきしました。お願い!はやく手を取って!!と叫びそうだった。

魔女のシーンが大好きでした!ああいう悪夢みたいな怖さ、大好き。
(あとくらげ好きとしては、くらげの表現がすごく忠実で感動しました…ふやふやゆらゆら…)

普遍的なアンデルセン物語のロマンと、視覚的な妖しさと美しさ、子どもたちを置いてきぼりにしない楽しさ。
綺麗でかわいくて、胸が踊りました。
衣装もとっても可愛かったな…どこまでが衣装でどこからが小道具なんだろう。笑

to R mansionさん、絶対次も観にいきたい!


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