【サクラ観るならココ】「花」で一句
こちらの企画への参加記事である▼
実は先週、一週間だけ日本に帰国していて四年ぶりに桜を観た。まだ咲き始めの桜だったけれど、嬉しかったな。
東京でも千鳥ヶ淵とか皇居とか目黒川とか、色々な所へ桜を観に行ったけれど、なんだかんだで電車の沿線とか川沿いとか街路樹とか、あちらこちらで見かける桜が一番春を告げてくれる気がする。
なので、そんな私の東京の家のご近所。以前も『ふるさと一句』で詠んだことがあるけれど、水元公園の桜を載せておく。
沿道も芝生の広場も中を流れる川や池沿いも延々桜である。
宿しをる数多の鳥の生ぞ花 橘鶫
(やどしをるあまたのとりのせいぞはな)
【季語】花
俳句の世界で花と言えば桜。
桜でなくても木に鳥が沢山止まっていると嬉しくなるのだけれど、桜の木はまた何とも言えない生命力を感じさせてくれる。
ちなみに扉絵は色鉛筆を持っていかなかった日本で、iPadで描いた落書きのようなもの。初めてのデジタル画である。クオリティはさておき、割と面白かった。水彩よりは向いているかもしれない。
ラベさん、ロハさん、素敵な春の企画有難うございました。
鳥と共存させるのが難しくて桜の句はあまり詠まないので、良い機会になりました。
鳥たちのために使わせていただきます。