igrec*Y

暮らすようにフランスを巡り パリからローレーヌへそして時々トウキョウへ 記憶の記録をこ…

igrec*Y

暮らすようにフランスを巡り パリからローレーヌへそして時々トウキョウへ 記憶の記録をここに *写真は全てオリジナルです

マガジン

  • On va se promener sur Paris

    目線から上は美しく古い街。。。。目線から下は滅茶苦茶な街。。。それでも、どうしようもなく私の魂を惹きつける街。。。一緒に散歩しよう。写真は全てオリジナルです🇫🇷

  • Tokyo あるいはその近くに私がいた

    2015年まで暮らした東京あるいはその近くの記憶のかけらをここに。。。。。 写真は全てオリジナルです。

  • パリと東京がつながるところ

    フランスと日本が繋がる時の私のキモチ

  • Dans les Vosges

    東フランス ロレーヌ地方の空の下から

最近の記事

単語より数字

パリでは Bonjour こんにちは Merci ありがとう Au revoir さよなら S’il vous plaît お願いします Pardon あ、ごめんなさい と 高校レベルの英単語 の知識があれば びっくりするほど 大抵の事は乗り切れる が しかし フランスの数字の世界だけは そう簡単にはいかない ただでさえ フランス人でさえ 面倒なのに この期に及んで 英語など通用するはずもない なんとか、、、は ならない。 1 と5

    • Mon Appartment

      パリの建物は 大抵  次の道まで繋がっていて 迷子になって 戻る時は ひどく大まわりしなくてはいけない その日初めて  私は 自分のアパートを下から見上げた そのアパルトマンは 6階建で 道と道の角に位置していて どちら側の道にも 長く長く そう、ずっと向こうの次の道まで 繋がっていた 慣れない私には この一画の建物が全て たいして変わらず 目を離すと たちまち自分のアパルトマンが どれだったのか探せなくなり 迷子になりそうだった

      • ある夏の始まりにパリに降りた

        それは 2015年の7月が終わろうとする午後4時過ぎ 私は初めてCDG空港に降り立った それからタクシーでパリ市内に着いたけれど 殆どの店は バカンスの張り紙とともに 8月末までの 長期休暇に入っていた ヴァンドーム広場の 有名店舗のウインドウは まるで 泥棒でも入ったかのように 根こそぎ。。。 空っぽだった その後数年あまりで 随分変わったなぁ、と思う。 当時は 日曜は 決まって休みだった スーパーも 現在は 日曜日も営業するようになり

        • パリの真ん中の星 ZORO地点

          今思えば その年2015年の 夏から秋の終わりのパリは 秋の終わりに コンサートの予定を控えた オーケストラのコンサートの 音合わせが始まったものの 仕上げるには あと少し時間がかかりそうで だったとしても 誰もそんなことは気にしていない いつもの バカンスの穏やかな時間が流れていた 私は そこから 何が始まるのか知りたくて 右岸からセーヌ河を渡り ノートルダム寺院の正面の足元にある パリの真ん中の星 ZERO 地点 の前に立った それ

        単語より数字

        マガジン

        • On va se promener sur Paris
          5本
        • Tokyo あるいはその近くに私がいた
          2本
        • パリと東京がつながるところ
          1本
        • Dans les Vosges
          4本

        記事

          柿と雪

          Vosges山脈はすでに積雪が始まり 秋は少し早足になっているのを感じる 柿はフランス語でもKaki 秋になると スーパーにも小さな果物やさんにも 富有柿を少し縦長にしたような柿が並び なぜか誇らしい気分の私は 今日もいい感じに熟したKaki を この手で確かめては 柿の季節が終わるまで 毎日ひとつずつカゴに入れて帰る Kaki が日本語だと知っているフランス人は どのくらいいるのかな 柿を手に取ると いつも思い出す雪景色がある それほど遠くない

          その夏から秋に、 百戦錬磨と

          その数年間は 東京の端っこ 多摩川の土手の近くで 百戦錬磨  と暮らしていた 今思うと 何かをやり始めると 秘密の特訓も含めて 少しでも多くの経験を積んで 達人レベルまでいかないことには 気がすまない人だったので その時はそんな風に 呼んだことはないけれど 今更ながら 百戦錬磨  と呼んでみる。。。 * その年の夏は 子供のように 虫たちとよく遊んだ 蝉が鳴けば 足元から樹を見上げ 木肌に溶け込む 君を探し 捕まえては放し 捕

          その夏から秋に、 百戦錬磨と

          Parisの信号

          ある日私は アパートの前の 小さな通りから 少し大きな通りAV. Parmentier  パルモンティェ通り を渡ろうと思って いつものように 横断歩道に向かった 通りの向こう側には  小学校の門があり 門から先生二人と 先生に誘導されて 低学年の小学生達15〜6人が 整列しながら 横断歩道の向こう側から すでに渡り始めていたので つられて 横断歩道に踏み出した 気がつかなかったけれど 信号待ちの先頭の車両は POLICEの車だった

          Parisの信号

          Leonard Foujita

          フランス人になった日本人  藤田嗣治 東京で 確かに何かに 引き寄せられるかのように 彼の作品を見る機会が 何度もあった でもその時は フランスで これほど彼が有名な画家であることを 実感するなんて そんなことは 知る由もななかった ご存知の通り その透き通るような白さを誇る 女性の肌の肖像画から 子供 猫 フレスコ画 戦争画 また、小さな書簡の 片隅のイラストまで かなり知り尽くしていたつもりだったが まさか パリで ランス

          Leonard Foujita

          海のNoël と山のNoël

          Noël 🎄の少し前の南へ出かけた マルセイユより 少しスペイン寄りにある 地中海に面した 冬の La Grande motte グランドモットは それほど寒くない ひどく風が強い日は ラルティーグの撮った ニースの写真の人々のように コートの襟をたて 飛ばされないように 足を踏ん張りながら 斜めになって 海岸沿いを歩けばいい 夏に来た時は 人魚だった彼女は 雪だるまに変装して こんな冬に何しに来たの? 誰もいないわよ! と、ケラケラ笑

          海のNoël と山のNoël

          空っぽの街 バカンスのパリ

          バカンス中のパリの街は こんなメッセージを ウインドウに残したまま 約ひと月の 長い夏の バカンスが始まる #404美術館

          空っぽの街 バカンスのパリ

          +4

          冬の足音

          冬の足音

          +4
          +5

          雨が上がりの キノコの森へ

          雨が上がりの キノコの森へ

          +5
          +3

          冬が始まった Lispachの森へ

          冬が始まった Lispachの森へ

          +3