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読む団地の本選びと、静かなコミュニケーション

先日、読む団地のMTGのときに、「読む団地の本選び」について質問を受けました。
そういえば、まだ発信してなかったなぁと反省。
(言い訳をすると、読む団地Facebookページに書こうと思っていたものの、3月からコロナでワワタし始め書くタイミングを逸したというか。)

あらためて、入居者さん向けに書こうとしていたことを、こちらに。

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<読む団地の本棚>

毎日を過ごす場所に置く本を選んで欲しい。
そうご依頼をいただいたとき、すぐに幅広いジャンルを集めようと決めました。

軸となるのは、「暮らしに必要な本」。
料理やインテリアの本といった実用的な本はもちろん、アート、エッセイ、ミステリー、リトルプレスなど、誰かの暮らしに彩りを添えてくれたり、慰めてくれたり、新たな世界を知るきっかけになったりするような本ぜんぶです。
本は、時には、うきうきとする気持ちにしてくれたり、励ましてくれたり、あることすら忘れるほど透明でいてくれたり、します。


約4カ月間、まだ見ぬ入居者さんを想像しながら、少しずつ本を選んでいきました。
(「選ぶ」というよりも、「何を置かないか」「必要ない本とは?」をより考えていたように思います。)

読む団地には、たくさんの本棚があります。
リビングの壁一面の本棚、各部屋の前のディスプレイできる本棚、廊下の座れるイス兼一箱本棚……本当にたくさん。

2020年2月、その本棚ごとに、「旅」「キッチン」「ファッション」「日記」「かなしみ」「家族」「落語」などテーマを決め、本を並べました。

「旅」をすべて読破しよう!でもいいですし、各テーマに沿って、エッセイや小説、雑誌、ノンフィクションなど様々なジャンルの本がありますので、気になったテーマの読みやすいものだけを読むというのもおススメです。


今後、本が手に取られていくと、みなさん思い思いの場所に返されるでしょうから、当初のかたまりはゆるやかに崩れていくはずです。
入居者さんにより新たな本が追加され、全然違うテーマでくくりなおされることもあるでしょう。
なかなか読まれず、少しずつ端っこにうつっていく本もあるかもしれません。

入居者さんひとりひとりの「読む」「読まない」が作用します。
それは、とても静かでささやかな、コミュニケーション。

読む団地の本棚が、少しずつ変わっていくことを、たのしみにしています。


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平日は会社員、週末は 間借り本屋 / 住み開き本屋。静かに目立たず“つぐ”ことをしていきたいと思っています。 Web http://www.tsugubooks.com/

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