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100人撮影お客様ロングインタビュー 小さな世界で頑張ってたって、気づいた<平井琴美様>

つぐさんの存在は、周りでつぐさんに撮ってもらった人や、写真を習った人がおったから知ってたし、綺麗な写真を撮る人やなーておもてたんです。
 
当時は、他の女性カメラマンさんに撮ってもらうことはあったけど男性のカメラマンさんに撮ってもらったことなんてないし、緊張しそうやし、気にはなってたけど「(撮ってもらうことは)ないなぁ」おもてて。

TSUGU撮影に出会う前の琴美さん


 
それが撮ってもらうことになったのは、撮影会に誘われたのがきっかけです。

当時の私は、 整体師として独立開業した主人の応援をしたい、そんな彼の隣に立つにふさわしい女性でいたいと思いながら、自分の仕事もしていこう、そう思って進んでいるところでした。

元々は妊活講師で、主人の整体院を手伝いながら妊活講師の仕事もして、
いろんな人を見ていくうちに、

「食事が一人一人に合ってなかったら、
 どんな健康法も結局役に立たない、食事や」って気づいたんです。

だから、アメリカの栄養学を学んだ後、日本人ならではの気候や文化、食習慣の影響も取り入れた中医学も学んで、二つを統合させて自分なりのアプローチ方法を見つけて自信を持って皆さんのお役に立てると言えるコンテンツを作り上げました。

ところが、無料で提供するサービスには人が集まるけど、その次・・・3,000円で季節の食事指導のテキストを販売するとなってもそこにきてくれる人は10分の1。

この現実を目の当たりにした時に

私がお客さんにしたいのはこういう人たちじゃない、客層も自分も変えてかなあかんな、とおもてたんです。そう思ってはいたけど、「どうしたらいいかわからん!」みたいな。

主人にも言われてたんです。
彼は、整体院開業して会社を設立してビジネスをちゃんとしてはるからこそ、色々おもてたんでしょうね。「えらい安売りしてるなぁ、売り方変えたらどうなん?」って。

起業塾に行くとかも考えましたけど、気を使いあって、SNSシェアしあったり、コメントしあってビジネスを回してくとか「すん。」てなってしまうタイプで笑 そういうのは嫌やったし合わんし。

ハイクラスのホテルでお茶会するような人になりたいわけでもない。
美味しいティータイムは友達と行って楽しみたい。笑自分はそういうタイプやって、わかってたからこそ、変えなきゃいけないとは思うけどどうしたらええの?!って、わからない状態で。

その時に、まず外見からや!と思ってメイクを習ったんです。

メイクを習った当時の琴美さん 

そしたら、メイクを教えてくれた大阪の友人が、
つぐさんの撮影会を企画しはって、誘ってくれて。

見せ方変えようって思ってたし、つぐさんの撮影は気になってたし、でも、男の人やしな、緊張するしな、場所が遠かったら子どものお迎えがあるし無理やなって、言い訳並べてたら

会場がなんと家から10分のスタジオ。

「琴ちゃん、もう断る理由なんてないなー♪」て言われて、
お申し込みました。笑

  
私今つぐさんのことえらい話してますけど、実は直接会ったのって、まだ2回?3回くらいしかないんですよ。
 
メッセージもたまにぽこん、とくるくらいで。

撮影会の時も、始めてお会いするならご挨拶くらいしとかないと、って
繋がったんですけど

事前の相談・・・・そんなになくて、
え、こんなんで大丈夫なん?て思ったくらいで。

当日は、楽しみ、でしたけど、緊張。

服、どうしようかなーって思ってたんですけどね、 綺麗ならこっちかな
可愛いでいきたいならこっちかなって

自分が着たい服を2着持っていって、
撮影の直前につぐさんに聞いたんです。

「つぐさん、こっちとこっち、どっちがいいですか?」って。

そしたら、
可愛い方のワンピース指さして「こっち。」って、ぼそっと。
 
 
・・・・えっ、一言だけ??!
 
それだけなん?!もうちょっと、こっちが可愛いとか、そういうの、ないん?それが可愛いよー、とか言うてくれへんの?

って思いましたけど笑
 
でも、結果、こっちの可愛い方の服で、大正解、でした。

撮影は・・・・
初めての男性の撮影で緊張しましたけど、
 
緊張してたけど。。。でも、不思議な感じというか、

つぐさんて、カメラを持って構えてはるけど
いつ撮ってるかわからない。

基本、そんなに喋る人じゃないけれど、撮影になると少しは喋りはるから「うんうん、いいね」とかね、そういう感じのこと言いながら、自然と寄り添ってもらって写してくれはる。緊張はしてたけど、自然だった、という感じの撮影で。

なんか不思議ですよね。
いつ撮ってるかわからへんから
緊張してても自然体になれるというか。
 
撮ってもらった写真を見たら

「私、可愛いやん!」ってめっちゃ感動したんです。

実はその時の私は背も小さいし、子どもっぽく見られるのが嫌で
あんまり笑わないようにしてたんですよね。

だけど、つぐさんが映してくれた写心の私は笑ってるけど、子どもっぽいだけじゃなくて大人可愛かった!

思わずつぐさんに「笑ってる私、可愛いー!」って言うたら、つぐさんは鼻で笑ってましたけど。笑

その時、つぐさんに言われたんです
 
「ことちゃん、肩の力が抜けるといいね」
「なんでそんなに肩に力が入ってるの?」って。

この言葉は、撮影会を企画したメイクの先生にも言われてたことやったから
すごく気になって。

自分では肩に力が入ってるなんて思ってなかったしどう言うことやろう・・・・?って

一人だけじゃなくて、二人から同じことを言われるなんて、と
心に残ったのが最初の撮影の印象的な出来事です。

撮影するまでは緊張するし、男の人やしな、なんて思ってましたけど、
一度撮ってもらったら、また撮ってもらいたいなって思いました。

この時、私ダイエットをしようと思って、自分の学んだ知識を総活用して
ダイエットに取り組んでたんです。

どんどん痩せて変化していってるからその姿をまた写真に撮ってもらいたい
という気持ちが生まれたのもあったし
 
たまたまつぐさんのランチ会に参加した時に
次の撮影はどこがいいですかねーって聞いたら

一緒にランチに参加した、仲良くしてもらってるお姉さんもつぐさんも

「ことちゃんは海だね」って言わはる。笑
  

 

実は私、地元を出たことが本当になくて。

大阪で生まれて育って、学校も大阪で
結婚した人も大阪の人で大阪住まい。

子どもが生まれてからは
自分の生活範囲の中でずっと生きてて。

主人は自分の整体のビジネスを育てるのに忙しくて、全国を飛び回ってるし
もちろんその主人を応援したいし。
主人は忙しいから子どものことは自分がするもんやと思ってたし

何をするにもどこに行くにしても朝子どもを見送ってから、子どもが帰って来るまでにする、って思っていて別にそれが不満とも思ってなかった。
やりたいことしてるって、思ってました。
 
だから、「海で撮影」って言われた時も

大阪の汚い海で撮るんかな?神戸あたり?

なんて思ってたんです笑

でね、つぐさんにどこの海で撮るんですか?って聞いたら

「由比ヶ浜か七里ヶ浜。」って言われて。

・・・・・・・どこそれ?鎌倉?!って
もう、びっくりですよね

でも

「ことちゃんはこっちに来ることに意味がある」って言われて。

肩に力が入ってるって言われたあの言葉と
こっちにくることに意味があるっていうこの言葉。

それが、やっぱり気になったんですよね。

服も同行ショッピングするから買ったらいいよって言われて、
それなら行ってみようって、決めたんです。

だけど今まで自分のために家を空けるなんてなかったから、こんなんしていいかなぁって、主人にもなかなか言えなくて。恐る恐る、ものすごい構えて、撮影したいから鎌倉に行かせて欲しいって、泣きながら頼んで。

もちろん、怪しいってなりますよね?笑

自分を撮ってもらうためにわざわざ新幹線に乗って関東に行くなんて。
しかも撮ってくれるのは男の人。

でも、理由を説明したら、いいよって言ってくれて、
母親も協力してくれることになって、鎌倉に向かいました。
 

そしたら。

行きの新幹線の中で、涙が止まらんくなってしまって。
もう、号泣も号泣。
顔ぐしゃぐしゃになってしまって
周りの席の人にごめんなさいって思うくらい
しゃくりあげて泣いて涙が止まらなくって。

もうマスクもぐしゃぐしゃで。

我慢、してたんですよね、ずっと。
 
私、我慢してたんだな、って気づいた。
 
 
主人の仕事も応援したい、子どもたちの面倒もある
 
どれも自分で選んだことだし、その毎日を楽しんでいたし
それをこなせる自分でありたかったけど
 
でも
 
私、本当は我慢してたんやなって
この時初めて気づいたんです。
 
 
お母さんでも
奥さんでもない
自分のためだけに
新幹線に乗ってわざわざ鎌倉に行くこと。
  
 
無理してるなんて思ってなかったけど、ずっと頑張ってきてた私には
それが必要やったんやって。
 
 
「ことちゃんは海がいい」ってそう言うことやったんですよね、きっと。
 

ずっと、我慢して
頑張ってきたんやなぁって
 
もう、一人で迷惑なくらいワーワー泣いて鎌倉に着く頃にはメイクも落ちてしもて、どうしようもない顔。笑
 
早めに着いたらつぐさんも来てくれて、お茶しながら、泣きながら来たこと話してメイクも直したい、言うたんですけど
 
「それがいいんだよ」ってこのままの顔で撮影することに。
 
・・・・私、わざわざたっかいお金払って、新幹線乗って大阪から鎌倉まできて撮影してもらうのに
 
こんな顔で撮るん?!!!て思いましたけど笑
 
 でも、それがいいんだよ、って言う。

つぐさんて、そう言うところがちょっと不思議っていうか・・・

ふつーそんなこと言いませんよね?せっかくの撮影なんやから
 
こっちはメイク直して綺麗に写りたいですやん。

でも、そういう・・・・ふつーはこうするみたいなのがないっていうか。

 
服もね、白いスカート選んでもらって履いてきてますやん?
 
せやのに「海入る?」とか言うんです。笑
 
え、海入ることあるんなら、前もって「タオル持っておいで」とか
言うてくれたらええのに・・・・!て思いました。笑

なんも用意してないし。着替えもないし。
 
私、この白いスカートで海に入ってびしょびしょなってそれでまた大阪帰りますのん?!砂ついたらせっかくの白いスカート汚れますやん!!て内心思いましたけど・・・・・

でも、入りましたけどね。笑


 
 
メイク落ちたボロボロの顔で、海入って、写真撮ってもらって。
 
肩の力が抜けた私って、これやったんですよね、きっと。


撮ってもらった写心を見たら・・・ 
 
 


メイクも落ちてたけど、
でも、いい顔やった。

 

これやったんやなぁ~って

写心を見て、初めての撮影の時に二人に言われた

「肩の力が抜けたらいいのに」の意味がわかりました笑

ずっと頑張って、肩に力入れてきてたんやなって。力が抜けた写心の自分を見て、力んでた自分が、知れました



それから 世界はもっと広かったんや、って、気づきました。

私は自分の世界の中で楽しんでると思っていたし
好きなこともそれなりにしてると思ってたけど・・・・

自分のいる世界を出ることなく家のこと、家族のこと、子どものことに励んですごく小さな世界の中で外に選択肢があるとも思うことなくそこにいた。
 
私の世界、ちっちゃかったなーって。


 
「ことちゃんの世界は爪の先くらいだね」って

つぐさんにも言われたし、ほんまそうやって思います。
  
帰り道、撮ってもらった写心を見たら、また、涙が溢れてきました。

でも、これが写心なんやな、って。
撮ってもらってよかったって思いました。

つぐさんの写心て、他の人が撮ってもらったのを見てる時は割とおとなしいというか・・・男性が撮ってるって思えないくらい繊細やし、綺麗なおとなしめな写真やな、と思ってたんですけど
 
自分が撮られた写心を見てみたら
躍動感があった。
 
ただ綺麗なだけじゃなくて、いろんな顔の私がいて、こんなに躍動感があるんやって

それも印象的やったことのひとつです。


見てるだけと撮ってもらったのとでは、印象ってやっぱり違いますね。

自分のやからこそ、そう見えたんかな。面白いですよね。

あれから・・・・

そう、ビジネスも、変わりました。
自分が会いたいと思うお客さんに会えてます。

コンサルを受けたとか思い切って大きな決心をしたとか
そう言うことは実はないんですけど・・・・

うん、撮ってもらって、変わりましたね、私。

地元だけじゃなくて、他のところにも出張とか行きたいなーって
思うようになったし、それが、叶った。

お友達のつてで、北海道にも行きましたし、
東京にもこうして出てきたり、お仕事できるようになりました。

とはいえ、撮影前の私が思っていたこと・・・

主人を応援したい私も、変わらずいて。

結婚するときに思っていた、いくつになっても、この人の隣に立つにふさわしい私でいたい、と言う想い。

それは、私の世界が広がっても、大切にしたい想いです。

でも、私自身のことも、もっと広く可能性を見てええんやなと。ほんま、一年足らずで変わりました、私。

つぐさんて、人生の流れが変わる時に出会うカメラマン、とか
この撮影は転機になるとか言ってますけど・・・

ほんま、そうやなーって思いました。

間違いなく私の人生の転機やった。

人生の流れが変わる時に出会うカメラマン、は
本当やった。

すごいですよねぇ

ま、つぐさんにはこう思ったこと言うてませんけど。笑

つぐさんは・・・・・・

一年に一回会う親戚の仲良いおにーちゃん。笑

そう言う人いません??

しょっちゅう連絡取るわけやないんやけど
会うと一緒になって遊んでくれる人。

そう言う存在。

次はどんな私になっていくのか、楽しみです。

□■□■ 人柄写心家TSUGU 100人撮影■□■□

 わたしらしさにひかりをあてた100のSTORY
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