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インドでの妊娠・検診あれこれ(初期)

おなじみ団長です。

検討の末、第二子をもうけようという結論になり、無事妊娠しました。

インドの市販妊娠検査薬

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amazon.inは日数を要するため近所のドラスト、(て言ったけどウェルシアとかツルハとかマツキヨとかそういう広々お店はバンガロールにはなくて狭い店舗の店番にこれありますか?と聞いてモノを持ってきてもらうファーマシー。ヨーロッパとかdmが幅きかせてるしいずれインドにも出店しないのかねえ。)で1つ55Rsで購入。
日本の一般的なものと違って付属のスポイトで尿を垂らす仕組みの小さいサイズなのだが、それもあってか尿を付着させるや否や、陽性マークまで速攻到達するのであの数分待って確認する緊張は一切なかった(笑)。まあ明らかに生理は来ないし第一子のとき同様の吐きはしないうっすらとした吐き気もあったし陽性だよねって感じだったけどね。
でも妊娠を望む人にとっては日本の検査薬の方がいいと思う。スポイトなくてもいいから便利だし。「間」は大事じゃん。

週数計算を間違えて5週目に病院へ行く

インドでは医療サポートサービスがあるのでそれを経由しての予約。通訳をしてくれます。
事前に病院で実績のあるドクターを調べていたので、当該のドクターを指名し予約。ちなみに実績のあるドクター3名いずれも女性。インドはお国柄的に産科医は女性が多そうだ。産科医でググると画像は女性多し。
しかし何も考えず6週目とカウントしていたが、実は5週目だったのでエコーで確認するまでに至らず。ただし自宅で血液検査と尿検査を行うことになった。自宅検査はインドでは一般的とのこと。
また葉酸の錠剤を処方された。日本だとアドバイスはあるにせよ処方はされないよね。インドの人ほっとくと炭水化物ばかり食べる感じあるから食生活の事情があるのかしら。

自宅での血液検査と尿検査

予定の30分遅れで朝普通の男性がやって来た。何か防護服をつけてくるかと思ったがマスクを装着しただけであった。

尿検査だが、病院で処方される軟膏を入れるような円筒のケースに入れる方式で、紙コップは用意されないのでそのままやったらひどいことになった。あれは紙コップ必須ですね。
ダイニングテーブルで採血をしたのだが、私は血管が出にくくていつも健康診断で看護師さんにうーんうーん言われた後、右手で採血されるのだが、この男性は躊躇なくブスっと、しかも左手に刺していた。この差は何だろう。
そして何ヶ月使ってるんだろうと思われるジップロックのバッグに血液を入れ、使っていたゴム手袋に尿を入れ持ち帰った。インドっぽいな。

余談だがーーインドでは諦めているがーー日本のスタバなりモスバーガーなりお店でたまに見かけるのだが、ごはんを食べるテーブルに自分のバッグを置く人がいるが、あれはやめた方がいいと思う衛生観念の違いと言えばそれまでだが、公共の食事する場所なので不衛生である。このことを教わったことも考えたこともないのだろうか。しかし指摘するほどでもないので私も黙って見ているだけではある。この検査員の男性はダイニングテーブルにリュックを置いていた。どこに置かれても後ほど清掃するのみである。

先生はよく遅刻する

エコー診察の予約は9:00の予約だったが結局診察は9:50開始となった。医療サポートサービスのスタッフが連絡してきたことには「緊急の用事があった」そうだが寝坊も緊急の用事に含まれたりしない?と毒づく笑。私も遅れて9:10くらいに到着したが、すでにずっと待たされているであろう妊婦さんがいて看護師が先生に留守電を入れていた模様(笑)。「A patient is waiting.」コロナだし病院に長居なんかしたくないよね。

経膣エコー

エコー(Scanと呼ばれる)は、日本ではお腹がメインだがインドにおいては経膣が主流とのこと。日本であまりやったことはないと記憶しているのだが、ショーツを脱いでシーツをかけてもらうと先生が器具を持って診察を開始する。で、日本ではこういうののはずなのだが、この病院では水色とクリアの全然細くない、棒みたいなのを使っててぎょっとした。痛みはなかったが怖かった。で無事胎嚢を見せてくれたり心音を聞かせてくれたりで、サイズでもって判断するとのことで出産予定日(EDD)が早まった。

分業制のメリット・デメリット

インドの病院はきっちり分業制で、これはつまり担当範囲や責任範囲が明確になるため医療従事者サイドの業務遂行上のメリットであろう。しかし患者サイドからすれば不便なことも多く、患者サイドの一方的な主張だが、ことコロナ下では一考していただきたいものだ。

担当産科医とのコンサルティングでは、まず「エコーどうだった?大丈夫だった?」とドクターに聞かれた。大丈夫だけどさ、エコー画像見ないんだ(笑)。そして先日の血液検査・尿検査の結果が病院に共有されておらず、私が手元のスマホでPDFデータをドクターに見せる必要があった。いくらドクターでも毎回ちゃんと手洗ってるか分かんないし自分のスマホは触られたくないですね。

また会計も都度払いなので、[1]病院に到着して本日の受診の会計、[2]エコーの会計の2回、カウンターに行かねばならない。その都度カードや手を除菌ティッシュで拭く。夫の同僚の体験談では、インドで年次の健康診断をしたので胃の検査でヘトヘトになりながら会計に行くのが辛かったとのこと。
しかし体って一つだから担当者がある程度全体を把握しとかないと連携が取れないことによる危険って生じ易くなるのではないだろうか。あと複数人で見ることで危険の見落としを掬うことができると思うが……それは日本的な発想で、手厚すぎるケアなのかな。

インド英語×アクリルガード×マスク

先々の話だが何よりうっすら心配しているのが、出産時に医療サポートサービスの通訳が立ち会い不可だったらどうしようということだ。私は東南アジアと南アジアあたりの英語が結構聞き取れない。とはいえご近所さんとの会話はしているが、日本は基本、GAとRPで教育を受けるわけですからインド英語は厳しい。子供のお友達のパパママ(北米育ち)と話すときのスムースさとまったく相違する。まあ彼らも私に気を遣ってか、この話題になったとき、「私もインド英語は聞き取り難しいよ。」とは言っていたが。それにアクリルガードとマスクをつけられるとお手上げだ。日本でもホテルでアクリルガードにマスクつけてて全然聞こえないってことがあったが、いわんやインド英語をや。はぁー心配。

ありがとさーん!学習(書籍購入・アプリ特にmikanのPro版費用)に充てます。KISSのジーン・シモンズが、英語を学ぶのが大金をつかむ秘密だと言ってました。