記録_通訳案内士の免状入手まで
タイトルの通り、通訳案内士の免状を入手しました。
資格マニア界隈でもあまり狙う人のいない通訳案内士ですが、合格後の免状取得までの道のりもかなりマニアックでした。忘備録的に記しておきます。
ここらへんが変わってました。
・健康診断書の取得
・都庁へ赴いての申請
以下、解説。
健康診断書の取得
通訳案内士法に「通訳案内士には、精神の障害がないこと」といった条件があります。なので、申請時に上記の障害がないことを証明するため、健康診断書を取得せねばなりません。
問題は、「どこでどうやってその診断書をつくるか」です。まず、会社の病院(クリニック)に相談してみましたが、「業務上で必要かどうか」を聞かれました。業務上は使わないと話すと、なら発行できないですね~と回答され終了。それはそうですよね。
次に、かかりつけの内科に相談すると、「いいですよ」との色よい返事があったため、そちらへ伺いました。
精神障害がないことを示す診察って何だろうと不安でしたが、
問診の内容は、「今日は何月何日か」「今の総理大臣はだれか」「(紙を指して)ここに立方体を立体的に描いてみて」といったものでした。あとで聞いてみると、認知症(と、疑いのある)方にする問いかけだそうです。つつがなく診断書をいただき、終了。
診断書の発行料金:3300円
都庁での登録
必要書類もそろったので都庁で申請作業です。かなり久しぶりに都庁に来ました。受付の機械で来庁理由を記載し、伝票を持っていくとゲストIDカードと交換。それを使って改札機を抜け、19Fまで移動。セキュリティーしっかりしてますね~。
19Fで担当者に書類を提出し、これで任務は完了。
申請料金:5100円
登録作業に8400円(+移動代や切手代などは別)かかりました。趣味とはいえ、取得にお金のかかる資格でした。資格取得は比較的お金のかからない趣味かと思っていたがそうでもないな…。
約10日後
めでたく受領!!!未だにラミネートカード!!!
(お金も時間もかけたんでプラスチックカードにしてよ)
所見
資格はとったものの、いきなり外国人観光客相手に、ガイドなんてやれません(ガイド技量的にもそうだし、英会話レベルもまだ低いしで)。
通訳案内士として活躍されている方々のブログ、SNSなども拝見しておりますが、ご活躍の一方で、大変に苦労されていることがわかります。
座学研修、所定機関での研修や練習プログラムにて修練を積み、さらにさらに観光地の下見もして知識を取り入れ、それでやっとお金がもらえるレベルの案内をしている印象です。なので資格とったし観光案内でもやってみっか、ではないです(医者とか弁護士もそうでしょうけど)。
それでもこの資格を持っていると胸を張って言えるよう、少しづつでも英語の勉強を続けて英会話レベルを維持向上させていきたいですね。
今後の抱負
中国語の通訳案内士もとりたいなと思ってます。通訳案内士の資格を英語でとっているので、別言語での取得には他の科目が免除となり、該当言語の試験のみパスすればいいんですよね、確か。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?