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2022年、振り返り

12月25日、クリスマス。私はすごくすごくすごく凹んでいた。
こんなになにも出来ていない年があっていいのかと。
でもよくよく思い出してみよう。
出来ていないことは勿論たくさんある。
けれど、出来たことを挙げていこう。

これは私が私を褒めるための書き置きだから、どうでもいい人は読まなくても大丈夫だ。

2022年、1月。
年が明けてすぐは2022年の第八回猫展の作品制作を頑張っていたはずだ。
初めての公募展で、初めてのミニ原画。
初めての事だらけで追い詰められながらも、いざそれを乗り越えて搬入を済ませて、ギャラリーの真っ白な壁に自分の作品が飾ってあった時の喜びや、なんだか不思議な気持ちは今でもちゃんと覚えている。
ちなみに、2023年の猫展も参加予定である。
スーパーのバイトを辞めた。やはり昼の仕事は私にはできないのかと、目の前が真っ暗になっていたのもこの時期だったろうか。

2022年、2月。
猫展を見に、家族がわざわざ見に来てくれたことを思い出す。
美術教師であった父に、私の拙い作品を見てもらえたのは恥ずかしかったけれど、嬉しかった。家族にだったけれど、初めて作品を買ってもらえた。
その後、作品が売れたのも嬉しかった。あの作品達が今どうなっているのかは、あまり考えないでおこうとは思う。
シチュエーションCDのイラストのご依頼を頂いたのは下旬頃だった気がする。
はじめてシナリオを書こうと決めたのもきっとこの頃だ。

2022年、3月。
燃え尽き症候群気味になりながら、必死になって息をした。
次の展示が決まったのはこの頃か。東京での初めての展示。
花がテーマだった。
花を描くのがどうも苦手だった私は相当苦しんで、色々なことに逃げながら、目を背けながらも少しずつ取り組んだ。
私はけして筆が早い方ではない。
苦しんで生み出した作品達。無印良品のシンプルな額縁の中でひっそりと生きていた。
毎日1枚絵を描こうと思ったのこもこの頃だったか。まあ。3日坊主だったんだけど。
シナリオは書き上がらなかったんだっけか。でも。やりがいは感じていた。
この頃、とある宴会会場にて、はじめてママに出会った。
久しぶりに夜の仕事の世界に飛び込む、これがどうにかうまく行けば。
縋るような思いだった。

2022年、4月。
蔓延防止措置が明けて、一週間後、私は夜の仕事の世界に飛び込んだ。
ママも先輩たちの優しかった。
週二回、週末だけの仕事。まあ慣れてないのもあるし、おじさんたちは良心?からか色々教えてくれる。まあそれが疲れたりもあったけれど、今でも仕事は続いている。楽しい。
初めてのシナリオが書き上がったのや、花展の作品も無事に送り出して無事開催に間に合った。慣れないことだらけの中でよく生き残ったよ。

2022年、5月。
花展が終わり、夜の仕事でも少し嫌なことがあって、私は予想通り再びの燃え尽き症候群に。
仕事を休みながらも、趣味の界隈でお話を考えることに没頭していた。
やることに意義がある。だからとりあえずやってみるのだ。
それで自分の首を絞めることになるのもこの辺からやっと学びだした気がする。
私というやつは本当に馬鹿であるが、地を這いずりながらこの月も生き残った。

2022年、6月。
しんどいしんどいと言いつつも、アイコン作成を頑張っていたらしい。
Twitterのメディア機能というやつは便利なものだね。
夜の仕事はこの時期、ほとんど出れていなかった気がする。
なんだかんだで2本目のシナリオを書き上げたのはこの時期だったか。
リングフィットアドベンチャーを頑張っていたのもこの時期か。
この頃からの運動の習慣が今も続いていたらなあ…。

2022年、7月。
iPadで絵を描くことが板についてきた。
久しぶりにうちの子を描いた。
デジタル絵を描くのも、そもそも絵を描くのも久しぶりだった気がする。
そして本当にしんどいのはこの時期だった。
救急車で運ばれたのもこの頃だったかも。次の展示が決まったりしたのに。
とにかく暑い夏に私は見事にバテていた。

2022年、8月。
とにかく追い詰められながら生きた8月。
外は暑すぎて、一度出かけようものながら干からびそうになっていた。
次の展示のテーマは蝶々。
ひたすら資料を集めるだけから始まり、いつもみたいに目を背けながら頑張った。
しんどかった。しんどかった。
とにかく焦っていた。

2022年、9月。
大きな転機があった。誕生日。HAKUNAに戻ってこれた。
のんびりと配信をして、憧れだったチームに入ることが出来て幸せだった。
結果、12月にチームは解散してしまうことになったのだけれど。楽しかった。
ここから今に至るまで、私の生活がガラッと変わった。
趣味の界隈に顔を出せなくなり、絵が描けなくなった。
初めて、自分のシナリオが音声作品となって世に出ることになった。
今までやってきたことの結果が見えてきた月だった。

2022年、10月。
絵が描けないことに気づいてから、ご依頼の仕事は止まったままだ。
この年末になってからも、まだ仕上がっていない。
私は今、それにとても焦っているのだと思う。
来年の猫展の案内に応募した。
結果、出ることになったのだけれど、不安が募る。
友達の1周忌。Aimerちゃんのコンサート。
楽しいと辛いの間でゆらゆら揺れていた時期。仕事はほとんど行けなかった。

2022年、11月。
逃げるみたいに、HAKUNAに没頭している。
アイコンがやっと一枚描けた。嬉しかった。この感覚をもっと覚えていたかった。
11月は仕事にも復帰できて、月日があっという間にすぎた。
突発性難聴になり、いつかこの耳が聞こえなくなったら私は世界に絶望して死ぬのではないかと少し期待したりした。
治ったけど。
創作に関する仕事の話を聞くのが本当に辛い。

2022年、12月。
気づけばもう26日。
コロナは増え続けているけど、今年も実家には帰る予定だ。
12月、今年が終わる。
私は焦り続けていて、苦しい。
だれか助けてくれないかな。だれか。


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