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2022年10月:仕事の様子をまとめておきます。

祭りの帽子『絹羽二重』

汗の変色補正に挑戦。瀬戸内の太陽の恵みを受けて「雪晒し」技法を施す。

お手入れ前:上部にしみが確認される。
お手入れ後
お手入れ後


仕事の相棒、亀の子束子

新しい亀の子束子(たわし)から使い古して生地に馴染ませた。素材、温度、時間、風合い、商品の使用状況、等などに合わせて使い分けています。


ウール&シルク素材でシミのサンプルを作る。

半年後、1年後、2年後、4年後、8年後に状態を確認しながらしみぬきテストを行う。


納品時の包装を検証する

16年前に手入れした訪問着

およそ16年前に手入れした訪問着の虫干し依頼。湿度計でポリ袋の中を測ったところ、湿度41%という結果。此れで良し。


坂越は秦河勝の郷

田圃の畔、一直線に咲く彼岸花を河川敷に植えられている。
坂越橋の歩道橋から眺めてください。『秦ノ里』と描いたつもり。毎年11月頃には文字が浮かび上がる。彼岸花は秦河勝の供養の花。 坂越の有志一同。

秦ノ里

秦河勝(はたのかわかつ)とは

秦河勝は聖徳太子と共に国造りに大きく貢献したとされており、当時の秦氏の族長的人物。富裕な商人でもあり、朝廷の財政に関わっていたといわれる。
兵庫県赤穂市坂越で没したとする説があり、坂越・大避神社の神域である生島には秦河勝のものと伝えられる墓がある。

Wikipedia

しみぬき工房 つづれや
代表:田川 芳弘
住所:〒678-0172 兵庫県赤穂市坂越1754番地
フリーダイヤル:0120-975-354
TEL / FAX:0791-48-8059
営業時間:午前9時~午後6時  定休日:日曜日・祝日


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