穏やかな午後の光の中ですやすやと眠る息子を眺めていると、胸いっぱいに幸せな気持ちが満ちていく中で、背中にぴたりと刃物を突きつけられている気持ちにもなる。幸せにずぶずぶに浸ってふっと気を抜いた途端にこの幸せを取り上げられるんじゃないかという不安が常について回る。

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