ビッグファイブを使った質問方法
だれかと話す際、人見知りの人であれば緊張や焦りなどで思うように話せなくなってしまうことも少なくありません。
特に営業では、きちんとこちらの提案する商品やプランを相手の人に知ってもらわなければいけません。
だからといってまくし立てるようなマシンガントークをしてみても、恐らく良い結果にはならないでしょう。
今回は営業だけでなく、日頃使えるような会話方法を紹介していきます。
相手のタイプを知るための質問
相手のことを少しでも知ることができれば、多少はその緊張というものも和らいでくるものです。
ですが、軽い世間話では正直わかりませんし、かといって初対面の人にプライベートな話をしてくる人も珍しいでしょう
そこでひとつ試してみると良いのが【ビッグファイブ】と呼ばれる性格分析の手法を使った質問です。
これは人の性格を大きく5つに分類し、それぞれの特徴に合わせて対応するというものです。
・外向性→だれでも気兼ねなく話せる人か引っ込み思案か
・情緒安定性→感情の浮き沈みが激しいか落ち着いているか
・開放性→新しいことに挑戦できるか、それとも古い慣習を大事にするか
・誠実性→真面目にコツコツ取り組めるか、あるいは飽きっぽいか
・協調性→周囲の人と仲良くできるか、一人でいる方が好きなのか大事なのか
ほかにも色々な呼ばれ方がありますが、こんな感じで分けられます。
大雑把なように見えますが、人っておおよそこのどれかに当てはまります。
まずは何かこのどれかが分かるような質問をしてそこから深掘りしていくとその人の人柄や考え方が徐々に見えてきます。
たとえば、【休日はどういう風に過ごしていることが多いんですか?】と質問したとき。
友達や家族と出かけていると答えたときはきっと外交的で開放性の高い人になります。
また、家で映画を見たり本を読んだりすると答えたら内向的で誠実性が高そうだなと推測することができるはずです。
100%当たるということもないですが、全くの見当外れということもないので、参考にはなるはずです。
最初のとっかかりを掴むために重宝するかと思いますし、頭の片隅にでも置いておくといつか役に立つかもしれません。
経験上、見た目と性格が逆の人も少なくありませんでしたので、思わず驚いてしまうことも多かったです。
初対面の人と会うときや初回訪問の際は一度お試しください。
今回はビッグファイブを使ったコミニュケーション術について書いてみましたが、次回も皆さんの仕事や実生活で役立つようなことを紹介していきます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?