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イヤな人をスルーするために必要なスキル

少し前に、アホな上司や先輩はスルーしろといった類いの本が人気となりました。

自分も読んでみてとても参考になったと覚えています。

しかし、それでもやはりアホな人のおかげで悩んだり苦しんだりすることも多いんですよね。

「言うは易し」であり、実際の場面で応用することはけっこうハードルが高いもの少なくないですよね。

自分も困った先輩にはけっこう悩んでおり、ちょっとずつ試しながら日々仕事に励んでいます。

今回はそのようなアホな人を避ける方法を紹介していきます。

ファンクショナルサイコパスになる

サイコパスというのは「独特の感性を持っていてちょっと近寄りがたい人」とか「犯罪者みたいな危険な人」みたいに捉えている人もいるでしょう。

たしかに間違ってはいませんが、ファンクショナルサイコパスは少し異なります。

簡単にいうと、サイコパスが持っている「良いところ」だけを持った人みたいな感じでしょうか。

サイコパスが持っている良いところというのは、
・合理的な判断ができる
・すぐに決断できる
・他人の影響を受けずに集中して物事に取り組める

このように、ビジネスにおいてはけっこう大切なスキルをたくさん持っているんですよね。

一方で「他人の気持ちを考慮しない・わからない」のように、人から距離を置かれてしまうような短所もあるので、一長一短ではあります。

ファンクショナルサイコパスはこの良いところだけを持っている人であり、「他人の気持ちを理解しながら合理的な人」ということになります。

ここを目指していくことで、上手にイヤな人を避けられるようになります。

・集中して取り組めるから周りから何を言われても気にしない
・良い意味で他人に興味がないから必要以上に反応しない

つまり、サイコパスの良いところを見習って、より高性能な「ファンクショナルサイコパス」を目指していけば、スルーの技術が身に付きますよってことなんですよね。

俯瞰する

ではどうすればこの技術を身に付けるようになれるのかというと、「デタッチドマインドフルネス」と呼ばれる技法を使います。

「デタッチド=分離する」という意味であり、自分の中にある嫌な気持ちをひたすら俯瞰するというマインドフルネスの一つです。

マインドフルネスでは「嫌な気持ちに気付いて受け入れる」んですが、デタッチドマインドフルネスは「嫌な気持ちに気付いてそれを他人事のように観察する」といった感じです。

まあ、嫌な気持ちと自分を切り離す、デッタチドしていくみたいに考えていきます。

その際、いくつか方法がありますが、自分がやってみてよかったものが以下の2つになります
・頭の中で楽しいことを空想してそれをひたすら客観していき、現実の自分に戻る
・頭の中に「虎」をイメージし、その虎を単にながめていく

それぞれ、「空想技法」「ダイガーダスク」と呼ばれるものであり、きちんとその成果も立証されていますので、もしよければ一度試してみるといいかもしれません。

スルーが一番

イヤな人というのは現代社会で生きている以上、少なくても1人くらいはいるものです。

大事な時間とエネルギーをそのような人に使うのはもったいので、なるべくスルーしていきたいです。

今回はスルーの技術について書いてみましたが、次回も仕事や実生活で役立つようなことを紹介していきますので、よければお付き合いください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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