『お前のために』で苦しまないで

『お前のために』っていう言葉が正直嫌いでした。

自分は使ったことはほとんどないんですが、言われたことは山ほどあります。

子供のころはさほど思わなかったんですが、社会人になってから急に言われるようになりました。

日常会話にはほとんどなく。主に説教中に言われます。

その中で『お前のために言ってるんだぞ!』みたいな流れで言われます。

これ、言われた事ある方けっこう多いんじゃないでしょうか。

状況が様々ありますので一概に言えませんが、大体の場合この言われている本人のためにはなってないと思います。

ていうかもう怒鳴られている時点でその説教の内容は頭に入ってきませんよ。

少なくても自分は『なんでこんな怒られてしまうようなことをしてしまったんだ…』と萎縮してしまいますし。

あとは『こいつむかつくな~』ってキレてしまう人もいるかもしれないし。

全部ひっくるめて、これのどこが『お前のために』なっているかがいまだに理解できないんですよね。

言ってる本人の心理状態なんて知るよしもないですが、とりあえずこんな風に詰められてしまったときどうすればいいのか。

ちなみに過去の自分は全部真に受けてその場で泣きじゃくっていました笑

いい年した大人が人目をはばからず泣く姿はあまり格好のいいものではないですよ。

だから『相手の残念さを徹底的に分析』するんです。
もしかしたら頭がパニックになってできなくなくなってしまう方もいるかもですが、そこはぐっとこらえてもらいたいです。

客観的に見て、立場が上の人が下の者を一方的に怒鳴りつけてる場面は端から見たらひんしゅくを買います。

犯罪とかなら別ですが、たかだか仕事上のミスですから、落ち着いて論理的に話せば済むだけのこと。

それを、感情に任せて怒鳴るなんてレベルが低い人だなと。

こんな感じでひたすら冷静な目で見ていくんです。

『こんなに怒鳴るなんて喉大丈夫かよ』

『ほかにやることないのか』

『そもそもこんなことで頭に血が上るなんて沸点低すぎ』

ちょっとバカにしすぎているように聞こえますが、こういうときは多少オーバーに考えた方がいいかもです。

そうすると少なくても『なんでこんなことをしてしまったんだ』と無駄に責めなくても済みます。

それに萎縮しなくてよくなるので、同じミスも繰り返す可能性も減りますよ。

それでも収まらないようならさらにその上司や人事の方に助けを求めましょう。

SOSをほっとくような会社ならもうそれはそれで見切りを付けるのも一つの考えですし、心のどこかに逃げ場を用意するのも大事ですからね。

メンタルを病んでしまうとそれこそ完治までに長い時間と途方もない労力が掛かってしまいますので、そうなる前に対処するのが一番です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いいたします。

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