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原因究明の罠

目標に向かって日々活動をしていると、いくつかの壁にぶつかってしまうことも少なくありません。

受験生の方であれば模試の成績であったり、あるいは営業職の方であればノルマの進捗が悪かったり、ところどころでつまずくことも少なくありません。

自分も同じなんですが、多くの方は結果が出ない『原因』を探りがちです。

もちろん原因を探していくことは大事なんですが、そこだけに注力してしまうとよくないんですよね。

今回は原因を探すことと同じくらい大事な『解決策の見つけ方』について書いていきます。

原因探しが目的ではない

上司や先輩の人がよくやるフィードバックというものがありますが、経験上これは原因探しで終わってしまうことが多いです。

もちろん、きちんと解決策を見いだして次の仕事に活かしていく優秀な先輩方もいますが、そうでない場合は生産性のない一方的な励ましや悪口で終わってしまいます。

・じゃあどうすれば結果が出るのか分かってんの?

というよりもほとんどが『詰問の場』になるだけで、精神的に疲弊してしまうだけで終わってしまうんですよね。

なので原因探しだけに力を入れてしまうと、目下の方にとってはよくない結果になることが多くなってしまいます。

ソリューションフォーカス

原因探しではなく、『解決策探し』に努めていくとより良い結果を得ることができるようになります。

なんだそんなことかと拍子抜けしてしまいそうですが、単純に見えて簡単にはいかないんですよね。

困ったことに人って原因探しが大好きな生き物で、一度やり出すと止まらなくなってしまいます。

特に自分を責めてしまう、神経症の方はなかなか抜け出せなくなってしまいます。

・どうしてできなかったんだろう…
・あのときなんでこんなことをしたんだろう…

こういう負のループから抜け出すためにも解決策に目を向けることが大事になってきます。

・自分は何をしたいのか?
・どの方法が最善なのか?

一個ずつ課題と向き合っていくと、下手に自分を責めずに目標に向かっていけることでしょう。

犯人捜しは不要

原因がわからないままではなんとなくモヤモヤしてしまいますが、そればかりに気を取られていては元も子もありません。

原因を探し、そして解決策を探していく2ステップをセットにしながら。問題と向き合っていくのがおすすめです。

基本的なことかもしれませんが、自戒の意味も込めて紹介しましたが、次回も皆さんの仕事や実生活で役立つようなことを書いていきますので、もしよければお付き合い下さい。

今回も最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

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