チームで同人活動してた頃の愚痴

昔、複数人でサークル立ち上げて創作活動していた事がありました。
初めこそまぁ楽しいこともありましたが最終的には最悪な気分でそのサークルを抜けることになりました。
あまりネガティブな投稿をしたくなかったので今まで人に話したりしていませんでしたが延々とモヤモヤした気持ちを抱え続けるのは良くないし、気持ちや考えの整理にもなりそうなのでここで愚痴ります。

経緯ですが簡潔に下記のイメージです。

・某年、大学時代のサークル仲間の1人から一緒に同人誌を作ろうとサークル仲間同期へ声がかかり、それに賛同した私を含む5人でサークルを立ち上げる。
・1人抜け、メンバーの知り合い2人がサークルへ加入する。
・しばらく創作活動を続けていたが、ある時期にやる気がないなら抜けるよう言われ、サークルを抜ける。

こんな感じです。
以下詳細です。
注意として、私目線なので公平というかフラットな目線では見れていない可能性があります。というか多分見れていないです。
更に、数年前の出来事になるので記憶がやや朧気で正確でない部分もあります。

経緯詳細
上記の通り、ある日大学時代のサークル仲間から声がかかりサークルを立ち上げました。声がかかった時私は嬉しくて即参加表明しました。
というのもサークルの先輩たちは同期のメンバーと同人誌を作りイベントで頒布等していたようですが、私達はそのような活動をしてきませんでした。
なのでそれが実現できると思いました。

メンバー全員でどんな本を作るか話し合いました。ジャンルは伏せておきますが1次創作にしようと決まり、それぞれキャラクターデザインや世界観設定等を決めていきました。
大体この頃に、メンバーのうち1人が蒸発して連絡が取れなくなりそのまま脱退となりました。私は少し寂しかったですが連絡が取れない以上しょうがないので残ったメンバーで進めていくことにしました。

制作も中盤に入った頃、メンバーから「この同人誌制作に参加したいと言っている人が2名いるんだけど、あなた的にはどう?」と打診されました。
私は上述の通り、”大学時代のサークル同期”で本を作ることに意味があったのでメンバー加入は嫌でしたが、なんとなくその2名をサークルに入れる前提で話が進んでいるような雰囲気を感じたので、「今回は良いけどこのままずっと参加し続けるのは嫌だ」と伝えてメンバー増員となりました。
ちなみに追加メンバーのことを私は全く知りません。今現在も会ったこともなければ顔も知りません。

ここでメンバー整理です。
A:サークル代表。同人誌を制作を誘ってくれた人。良い奴。
B:大学時代のサークル仲間。有能だが口が悪い。
C:大学時代のサークル仲間。温厚。
D:追加メンバー。多分温厚。
E:追加メンバー。我が強そう。有名になりたいという願望強?

制作は続き、本が完成してイベントで頒布することができました。正直私がイメージしていたものではなかったけど、みんなで作った本。悪くはないかなと思っていました。
本自体はそこまで売れませんでしたが”新興サークルで1次創作、マンガではなく美少女メインでもない”という条件だったので妥当な頒布数だったと思います。(1部も頒布できない可能性も考慮していた)
むしろ見本誌を見てから買ってくれる人もいたので、なかなか健闘したほうだと思います。
ただ、追加メンバーのEは売れ行きに不満なようでした。

イベント終了後、サークルの代表Aから次開催のイベントにも申し込んだ旨を伝えられました。本の内容は決まっていないが、テーマを決めてそれに沿ったイラスト本を作ろうと思っていると。

少し時間が戻りイベント前の話になります。
本の制作が終えて、次の本の内容を決める打ち合わせをしていました。
そこでは、「今回の本は時間もなかったし駆け足だった。なので次はもう少しゆっくり進行していこう。」「次に作る本は美少女系がいい。将来的には本だけじゃなくてゲームなども作っていきたい。」
という内容でしたが、私は美少女系をこのサークルで作りたいとは思っていないしゲーム制作にも興味がなかったので、「次回は美少女系でも良いけど、ずっとそればっかりになるのは嫌だ。(美少女系と非美少女系(上述したもの)の2軸で制作していくなら良いけど、多分美少女系の方が売れると思う。そうなると売れない方の本を制作するモチベがなくなって結果美少女のみになるかもしれない。そうなるのは嫌だ。」と伝えました。

時系列を元に戻してイベント後です。
大体のイベントは年に2~4回くらい開催されていますが、諸事情により次開催は1年後になりました。
その間は美少女系作品のキャラクターデザインを進めていました。
この作品はゆっくり制作して設定もちゃんと詰めていこうと聞いていたのでこのキャラは結構大切にしていました。
その後時間が経ち、Aから次に制作する本について連絡がありました。
「次の本は今制作している美少女系にする」と。
私はよく分かりませんでした。何故なら設定などそこまで詰められていなかったからです。見切り発車のように感じました。
元々「次の本の内容は未定だからテーマに沿ったイラスト本」と聞いていたのにその本に大切なキャラを”穴埋め”扱いで使われるのが嫌だったのです。
事前に”こうしていきたい”という展望というかを聞いていればその場で意見を言ったり出来ましたが、何故かA,B,C?の3人の間で水面下で話が進んでいたようなので、寝耳に水状態でした。
その本には追加メンバーのDが不参加を表明しました。それを聞いて私も不参加を表明しました。
理由は
①大切なキャラを穴埋めとして使われたくない
②Dが1人だけ不参加になると仲間はずれにしているみたいで気分が悪い(これは私が勝手に思っているだけ)
の2点です。

なので美少女系の本は私の知らない所で作られていきました。
イベントでの頒布も無事に終わったみたいです。売れ行きもよく分かりません。
この辺りは内容が分からないので割愛しますがこの頃から制作体制に不満を感じていました。
打ち合わせの際にEが遅れてくる、事前に話す内容をまとめていない、画面共有して話を進めない、決めることが決まっていないのに雑談する、議事録を取っていない、全体で話をせず水面下で話を進めている等です。ただ、サークル立ち上げ時に「これは仕事じゃないからそういうのは抜きでやろう」と方針を決めていたので私は何も言いませんでしたがこれからもここで制作に参加するのかやめるのか考え始めていました。

イベント後、次回作について話がありました。
どうやら次もまた美少女系で行くと。ただ、美少女系オンリーではなくてクリーチャーのような怪物も登場させて、そのデザインと制作を私に担当してほしいとのことでした。
メンバー(A,B,C,E?)的には美少女ものが嫌で不参加にしたのだろうからそれ以外の要素を登場させる事によって私も参加しやすくしようという考えみたいでした。というか話しぶりからそれを基盤として企画されたように感じました。なので「嫌じゃないけど乗り気はしない、でもわざわざ私が参加しやすいようにという観点で企画されたようなので断りづらい」という感想でした。
やっぱり、美少女がメインで敵にクリーチャーが出てくるという形式があまり好きじゃないのかもしれません。ただ1回同人誌制作に参加しただけでこのサークルを評価するというのも良くないと考え、参加を決めました。
今考えるとこれが間違いで、ここで辞退してサークルを抜けるべきだったなと思います。

制作にあたって、表計算ソフトで進捗を管理していました。
キャラデザは◯日まで、スチルのラフは☓日までのように期限を決めて期限日に打ち合わせを開催して進捗の管理と決めないといけないことを話し合いました。
打ち合わせを全部で6~8回くらい開催されたと思います。
私が嫌だったのは、Eがほぼ毎回遅れてきたことです。ほぼ毎回は言い過ぎかもしれないけど半数は遅れてきました。それも残業とかやむを得ない事情があれば問題ないですが、寝坊して遅れるという対策できる理由で何度も繰り返し遅れてくるのがストレスでしたし、Eは最初の1回以外制作の期限を守っていませんでした。上記のキャラデザは◯日まで、というやつです。
作業を進めてはいるけど間に合わなかったとかならまぁ…と思うことも出来たでしょうが酷い時は全くの白紙だったこともあります。打ち合わせ中に描きだしたり、あろうことか私とCのイラストの添削をし始めた時は怒りを通り越して引いてしまいました。
Eはプロ?のイラストレーターのようで私達より少し絵が上手でしたが、正直そこまで上手いとは感じていませんでした。プロの中にも本当に上手い人からアマチュアレベルの人までたくさんいます。
プロ?と書いたのは実際に企業からお金を貰って絵を描いているのか不明だからです。絵(とバイト?)で生計を立てていると聞いていましたが、”Skebで稼ぐ”のちょっと上くらいのイメージでしょうか。個人依頼でグッズとかは出ているみたいな感じ。
「自分はプロなんだぞ!」というプライドがそうさせたのでしょうか。
鼻が長いなぁと思いました。単純に感じ悪いしね。
ちなみに、私が最初に出したキャラデザはイメージと違うという理由でリテイクを喰らいました。デザイン全てを変更を要され、変更後のデザイン要望も私があまり得意ではない系統でしたが提出期限はできるだけ守りたかったので頑張ってデザインして絵を描きました。リテイクを食らったのは私だけです。

結局Eの担当分が間に合わず本は完成しませんでした。なのでコピー本で誤魔化しました。完成版は半年後くらいに出そうと決まりました。
このタイミングで「次回から本のクオリティを上げたい。あなたは付いてこれるモチベある?」と聞かれました。
多分、私は以前から「絵を描くモチベがあまりない」と言っていたのでそれに対して気を使ってくれたんだと思います。モチベがないのに付き合わせるのはつらかろうという判断でしょう。
それ自体は良いのですが、それよりも”本のクオリティを上げるためにストイックに制作していくこと”が決定事項として話されたことが気になりました。
サークルの方針に関わる事は全体で決めるべきじゃないのか、と。
恐らくまた水面下で議論されていたんだと思います。この除け者にされている感じが嫌だったので脱退を決めました。理由はちょうどよかったので「絵のモチベがないから抜ける」と言いました。
ただ、心でモヤモヤしたものが残っていましたが企画に携わったからには自分の担当した分は最後までやり切ろうと思っていました。

この時の話の中で、Cに「今回の企画どうだった?」と聞かれました。
私は正確になんと返答したのか忘れましたが「(私が担当した)キャラデザがあまり好きじゃなかった。」という感じの事を答えた気がします。そもそも美少女系だと私が参加しづらそうだから、という観点で企画されたと思っていたので私が好きなクリーチャーデザインにして良いと思っていたら全然別方向のデザインを要求されたので。
するとBから「後から言うな」と言われました。嫌ならその場で言えと。まぁ、正しいと思います。私は様子見をするきらいがあるのであまりその場ですぐ物申したりしません。流石に無理だなと思ったら言う感じです。
じゃあこの件に関して悪く思っているかというとそうでもありません。
というのも、”私発信で言った”わけではないからです。
私の言い分は”聞かれたから答えた”だけで自分から「この企画嫌だった」と言ったわけではないのです。嘘を付くのはよくありません。人間関係は信頼という土台の上で成り立つからです。だから正直に答えました。
ただBは私の考えに納得できないみたいで「その場で言わないなら嘘を付いてでも言うな」と言ってきました。私はこれに納得できませんでした。
嘘を付くならその人の発言を信用できなくなるからです。この発言でBは嘘を付く人なんだ、じゃあ今までも嘘を付いていたのかもと思いました。
その上でBは今回の私のキャラデザはやる気が感じられなかったと言いました。私が「具体的にどの辺が?」と聞くと「全部。」と答えました。
私としてはリテイク食らった上に苦手なデザインを(趣味で)やっているし期限も守って(実際はちょっとオーバーした)いるのになんでそこまで言われないといけないんだと思いました。頑張っている方でしょと。
打ち合わせに遅刻するし期限もまともに守れないEはお咎めなしで私はなんでこんなに言われるんだ。と。
Bの怒りのボルテージが上がっていたからつい言ってしまっただけで私だけを攻撃している意図はなかったのかもしれません。
だとしても・・・。と感じざるを得ませんでした。
他にも2,3言われましたが論調として私を否定したい意思がありありと伝わってきました。なので話をする意味無しと判断して適当に流しました。
人を論破して気持ちよくなりたくて否定する人の主張を聞く必要はありません。自分が気持ちよくなりたいだけでこちらのことは考えていないからです。これ以降Bと連絡は取っていません。


イベント終了後、LINEグループでEが何故か締めの挨拶をしました。
「お疲れ様でした!これで今回の企画は簡潔です!今回で終わりの人も次回も続ける人も今後も仲良くしましょう!」的な挨拶だったと思います。
Eが本未完成の原因です。なのになぜ締めの挨拶が出来るんでしょうか。
更に、「今回でサークルを抜けて関係がなくなるというのも寂しいからこれまで使っていたdiscordのグループは残そう」と提案してきました。
ああ、この人は本当に根底の部分から私と合わないんだなと思いました。
文脈として、今まで使っていたグループは残し、サークル活動継続するメンバーだけのグループを新設して今後の制作の話はそこで、ということだと思います。
でも今までEから一緒に遊ぼうなどと誘われたことはありません。雑談とかもしたことはありません。だから今後もないはずです。
だとすると私がいるグループを残す意味はなんだろう?と疑問が湧き出てきます。私としては「冷徹な人間だと思われたくないから」だと思います。
去る人間との繋がりを切って今いるメンバーと仲良くするとなんか淡白で冷徹な人だと感じないでしょうか?まるで「お前なんかどうでもいい」と言っているみたいです。だから自分のイメージのために言っているのか、と。かなり意地悪な考えをすればこうなります。
私はもう関係がないグループに所属していたくないので素直に切ってくれてよかったです。そっちのほうが楽だと感じます。
適当にお疲れ様でした、と挨拶しました。

その後、完成版の期限が半年後くらいに出す予定から未定になったと聞きました。クオリティを高めたい人は納得がいくまで描いて、全員分完成したら頒布ということみたいでした。
ここで私の糸は切れてしまいました。ゴールが分かっているから頑張って走っていたのにそれがなくなったからです。
Aに連絡を取り、私の担当分を代わってくれないかと相談し受諾して貰えたのでこのサークルを脱退しました。LINEグループもdiscordも抜けました。
Eとの関係を断ちたかったのです。
提出予定を無期限にしたら終わるわけない、というのは同人に関わらずみんな理解していることだと思っていましたがどういう経緯にそうなったのか謎です。完成版は未だに出ていない?ことを考慮するとそもそも完成させる気がなかったのかもしれません。だとすると”完成版は後日公開します”と宣伝していたことに対する不義理なのではないかと思います。

以上がチームで同人活動してた頃の話です。
これ以外にもBとEに関するエピソードはそれなりにあります。
もしかしたら書くかもしれませんが一旦ここまでにしておきます。

あくまで私が感じたことです。これを読んで私に共感する方もしない方もいると思いますがそれはそれでいいと思います。
自分が感じたことを大切にしていきたいです。
今回で懲りたのでもうチームで創作はしないかな。



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