いくつもある愛が尊いから泣いてしまう—SideM8th DAY2レポ
前置きなどはday1レポに書いているので、もしまだ読んでいない方はday1レポを読まれることをおすすめします。なんか評判らしいので。読んでくださった方はありがとうございます。
ライブもday1を終えて、day2。
開場時間は16時なのに、私は朝5時半に起き7時半にホテルを出ていた。カレーパンを食べるためだ。
今回の8thライブでは、カレーが大好きなアイドル・天ヶ瀬冬馬さんのプロデュースするカレーパンが出店していた。どうやら以前もライブやイベントのたびに出店しては「恐ろしく美味いので爆速で消える」と評判らしく、古参のプロデューサーさんたちは皆喜んでいた。
購入は整理券配布方式。9時からの配布だ。1日目は遅い到着だったので買えなかったが、2日目はいける。そんなに美味しいなら買おうかなぁどうしようかな、なんて思っていたら、2日目に同行する友人Yから連絡が来た。「絶対食べたいから私の分まで並んでください」。
了解。
ということで朝8時前からカレーパンの列に並んだ。
この写真じゃ分かりづらいが、もうめちゃくちゃ並んでいた。雨の中。
この日の朝はかなり寒く、私はダウンコートを着ていたから助かったものの薄着のプロデューサーさんたちは大丈夫だっただろうかと心配になった。
無事整理券を貰い、友人を待つ。
思ったよりも早い時間にカレーパンを食べられそうなことに安堵した。微妙な時間になって開場から離れられなくなったらちょっと寂しいので。
今日披露されるであろう曲を予習しているうちに友人が到着。
めちゃくちゃ迷ってたけど。横浜駅からKアリーナまで、結構複雑な道だったな……。
そんなこんなでカレーパンをゲットした。
うますぎ…………!!?!!?!?!?!?
うま……美味すぎる。カレーパンは当然、クリームソーダラッシーも美味い。チーズカレーパンはチーズが目視できるほど大量に入っていて、バターチキンカレーパンはお肉がゴロゴロで嬉しい。程良い辛さで、辛いよりもまず「うまい」が来る……。パンもサクサクのモチモチだ。カレーパンあるあるの「衣しかないパン」じゃない。ナンですか?ってくらいモチモチしている。
Yと日向ぼっこしながらカレーパンを食べた。その頃には雨も上がり日が照って、良い日和となっていた。めでたい。
DAY2
前置き(カレーパン)はこのあたりにして、ライブの感想を書きたい。
私は2日目を本当に楽しみにしていた。なぜなら私の大好きなS.E.Mが3人揃うからだ!
おおお……。
S.E.Mは伊東健人・榎木淳弥・中島ヨシキという3人揃って超超超大人気声優。一番最初に出演者発表時には誰一人とて出演しない予定だったのだ。
S.E.Mはこれまで周年ライブには必ず3人揃って参加してくれたので、私はそれが少し、いやかなりショックだった。
けれどもSideMのことは丸ごと好きだし、好きなCafé Parade が全員揃うとのことでYと一緒に応募したのだ。
それがなんと最終的には全員揃うこととなった。感謝。大泣き。最後の一人、榎木淳弥さんが出演すると発表があった時にはTwitterのタイムライン上で3人から「津田さん!!」と空リプされ、一人からはDMも来た。私はその時電車に乗っていて、電車の中で少し泣いた。嬉しすぎる。今思い返しても嬉しい。
ということで、本当にワクワクしていた。新曲「BeSide EMotion」を披露することがほぼ確定したので、フォロワーに頼んでUPを買ってきてもらった。
今回も特に良かった曲をピックアップしながら感想を書きます。でも、前提として本当に本当に本当に全て何もかも良かった!!!!
本当に素敵なライブでした。ではいくぞ〜
1 。Hands&Claps!
1日目と同じくハンクラでライブはスタート。もう昨日レポしたが、今回は全然違う。
なんと2日目はアリーナ実質3列目、花道のすぐ横がご用意されたのだ。
あ、あ、あ、ありえない。Yのアソプレ先行に乗っかって応募したら今まで引いたことのないような神席がご用意された。
席が分かった途端その場に崩れ落ち、開演までずっと体調が悪かった。エナドリを一気飲みした時のような気管支の閉塞感がずっと続く感覚。やばい席を引いたら体調が悪くなるなんて初めて知った。
開演。めちゃくちゃアイドルが近い。
出演者の二重幅まで見える。ずっと画面越しに見ていた人たちがそこにいる。
私の席の近くには冬美旬くん役の永塚拓馬さんと秋山隼人くん役の千葉翔也さんが来てくれた。あと卯月巻緒くん役の児玉卓也さんと北村想楽くん役の汐谷文康さんと……もう本当に、数えきれないくらいのアイドルが目の前に来て、楽しそうに踊っている。
特に、永塚拓馬さんと千葉翔也さんからもらつたファンサをきっと一生忘れられない。まるで本当に旬や隼人がそこにいるかのようで、完全にあの瞬間の私はファンだった。めちゃくちゃ叫んでしまった。
目の前で踊るアイドル、迫力があってカッコよかったな……。児玉卓也さんがめちゃくちゃキレ良く踊っていて、「ああ巻緒も可愛らしい子だけどライブの時にはこうやってカッコよく踊るんだろうな」と思った。
2.キセキ的STARRY-TUNE!!!!!
本当に良かった……。
個人的に大好きな曲なので、現地で聴くことができて良かった。
さっきのこともあり、ずっと永塚拓馬さんを見ていた。旬くんもとても好きなアイドルなので、「ああ旬くんはこうやってパフォーマンスをするのかな」と思うとじんと来るものがあった。普段はクールな彼が心から楽しそうにパフォーマンスをしているのが好きだ。
「夜空 最高に綺麗だったよ」という歌詞に導かれて流れ込むラスサビ、一面の赤いペンライトの中にチカチカと眩しいUOが光っていて、本当に星のようで綺麗だった。学校の体育館からスタートしたハイジョが、今こうして2万人の前でライブのスタートを飾ったのだと思うと感動もひとしおである。
3.CALLING
神速ってやっぱめちゃくちゃかっこいい〜!
打算のないかっこよさ。ストレートに、カッコいいものを豪速球でぶつけてくるのが神速。本当にカッコよかった。
サビの時にステージ上で炎が上がるのだが、あまりにも席が近すぎて炎の熱さが分かってよかった。熱かった。ステージ上はもっと熱いはずだ。
お互いに向き合いながら歌う時、完全に相手のことしか見てなくて本当に良かったな。Altessimoとはまた違う、あれはあれで二人の世界だと思う。「魂のぶつかり合い」を具現化したらきっとこれになるのだろうな、と思った。
4.もふ・きゅ〜と・デイズ☆
本当に大好きな曲だから聴けて嬉しかった……!ずっと可愛かった。
出演叶わなかった姫野かのんさんの歌声が聞こえてきた瞬間にドバドバ泣いた。次は3人揃ってほしいよ……。
橘志狼くん役の古畑恵介さん、前日も圧倒されたのだがday2も本当に良かった。途中で花道に座って歌ったり、原曲には無いハモリを入れたり……遊び心が満載のパフォーマンスを見せてくれて、ああ志狼くんだなぁ、と思った。
志狼くんも、きっと「座ったらみんな喜ぶかな?」と思ったら花道に座って歌うし、「今ならハモれる!」と思ったらハモるんだと思う。もふもふえんの進化は日々止まらないので、その進化の一番先端を現地で目撃できたのが嬉しかった。
5.Watchword
蒼井享介くん役の山谷祥生さんが今年の3月に膝を故障したとのことで、「無理はしないでくれ……でも出演してくれてありがとう……」と思っていたが、トロッコを使った演出になっていて安心した。トロッコがあると、こういう時に応用がきくので良い。近いし。
「君と生まれた時から色鮮やかな虹が咲いた」という歌詞がある。何度聞いてもすげー歌詞だ……と思うのだが、開演前に流れていた「アイドルへの一問一答」というコーナーで見事にお互いと同じ回答をしていて、少し感動してしまった。Wにとってお互いは自分にとって必要不可欠なもので、それでいて自分の日々を彩る存在なのだなぁ、なんて思った。
今回もやっぱり菊池勇成さんと山谷祥生さんの声の相性が気持ち良かったです。二人とも個性的な声なのに、二人だとばっちりハマる。まさにWちゃん。MCも良かった。やっぱり二人一緒がいいよ……。
6.Present For You!!!!! 〜A day in the café〜
↑
曲名を打ちながら泣いてしまい、自分にドン引きした。本当に本当に最高だった、完璧だった、優勝だった、私はこれを見るためにS.E.Mのいなかったday2先行に応募したのだ!!!!!!
この曲はCafé Paradeの5周年ソングで、まるでミュージカルのようにくるくる移り変わる場面とハチャメチャな楽しさがカフェパレらしい、もう本当に大好きな曲なのだ。世界一良い。私はミュージカルが好きなので、当然この曲も好き。マジでごめん、一回聞いてくれ、本当に良いから。
カフェパレは「Café Parade」というカフェを営む5人で結成されたユニットだ。なのでカフェパレは「ご来場ありがとうございます」ではなく「ご来店ありがとうございます」と言うし、私たちには「おもてなし」をしてくれる。それがCafé Paradeというアイドルなのだ。
カフェパレは「自分らしくいる」ということを大切にするアイドルが集まっている。自分らしくいれる場所が、カフェ・Café Parade。それを踏まえてPFY!!!!! を聞くと本当に涙が止まらなくなってしまうので早くパフォーマンスについて語りたい。もう本当に好きなんだよこの曲……。
急にステージにテーブルや扉が生えて混乱していたら、狩野翔さんと古川慎さんが歌うイントロが聞こえてきて一瞬にして「全て」を理解した。PFYだ!! と思っていたらなんかアイドルたちがいっぱいゾロゾロとCafé Paradeに来店してくるではないか。
何?
S.E.Mも来店してきて腰を抜かしそうになりながらもなんとか踏ん張った。S.E.M、なんかパソコンを見ながら仕事っぽいことをしていて笑ってしまった。Café Paradeをスタバみたいに使うな。舞田だけずっとソワソワしていて、サビで神谷にロミジュリみたいに手を差し出された時にノリノリで即興ミュージカルに参加しており良かった。それを歳上二人に「ちょいちょいちょい……」と止められていてもっと良かった。次郎とか爆笑してたし。この段落、一切声優の名前を出していないが本当に皆アイドルそのものにしか見えなかったのだ。
S.E.Mってカフェパレに来店したらこんな感じになるんや……!! と新しい姿を見れた。ありがたい。
それからはもうくるくるとアイドルが行ったり来たりを繰り返し、目がいくつあっても足りなかった。カフェで筋トレを始めるFRAME、迷惑客そのものの登場をする虎牙道(というか牙崎漣)などなど。
目が足りん…!目が足りん…! と思っていたらいつの間にか曲が終わっていた。混乱。呆然。けれどめちゃくちゃ楽しかった。意味の分からない初めての体験だった。混乱、しかし確かな多幸感はある。不思議体験すぎる。
最後、カフェパレがアイドルたちの真ん中で「いらっしゃいませ!」と言った瞬間大泣きした。今も泣いている。カフェパレのライブに来たんだ……と思ったら泣けて泣けて仕方なかった。
私はこの曲を「カフェパレをいちばんそのままに表現している曲」だと思っているので、この曲がこんなに素敵な演出で披露されたことが本当に嬉しいのだ。
カフェパレの本質はおもてなし。カフェパレはおもてなしをする時に一番輝く。この曲が、「315プロのアイドルをおもてなしする」というステージ演出で披露されたことを一生忘れたくないなと思う。
カフェパレのキャストさんたちは皆「ご来店」という言葉を使ったり、メンバーを5人ではなくアスランの相棒・サタンを入れた6人と言ってくれたりとカフェパレの世界を綺麗に守ってくれている。私はそれが大好きで、その気持ちを演出家とも共有できているのかなと思うと嬉しくなった。カフェパレのことが大好きじゃないと、きっとこんな演出にはならないだろうから……。
7〜22.みんなで歌おうメドレー
もう今日は流石にないか……と思っていたらやっぱりやってくれた。感謝。マジで毎回やってくれないかなコレ。楽しすぎます。こんなに楽しいことないよ。
23.Resonate Blessing
土岐隼一さん…………。
私は元々プロジェクトセカイのワンダーランズ×ショウタイムが好きで、土岐隼一さんのことも当然大好きだった。SideMも、最初は「土岐隼一いるの!?じゃあやろうかな」が動機の一番最初にあったくらいだった。
まさか本人をライブで見れるとは。顔が私の半分くらいの大きさしかない。なんであんなに顔が小さいんだ。
ヴァイオリンのイントロが聞こえてきた瞬間に客席がザワザワし始めて面白かった。し、私もYと「え?え?」と言っていた。なぜならこの曲は冒頭に30秒を越えるヴァイオリンの大ソロがあるのだ。
ライブでこのイントロフルで流すんだ!?!?
でもこの曲をやるなら絶対イントロはカットして欲しくなかったので、全部聞かせてくれて嬉しかった。圭さんが大好きな麗さんのヴァイオリンの音をKアリーナに響かせることができて、きっと圭さんも嬉しいことだろう。
24.Moon Shape/明鏡止水
この曲を踊りながら歌えるって何? 最近流行のボーカロイド的なオシャレな楽曲で、その分歌うのがかなり難しい曲だと思うのだが、さすが深町寿成さん、完璧に歌いこなしていてビックリした。黒野玄武くん、本当にカッコいいアイドルだな。
深町さんは人間を辞めてまで玄武くんのカッコよさを完全に表現してくれて、本当に凄い。MCも良すぎた。ずっとそのままでいてほしい。
25.Quod Erat Demonstrandum
ウソ!?!?!?!?!?
やってくれるんですか!?!?!?
イントロが聞こえてきた瞬間膝から崩れ落ちた。ありえない。ここ1番の叫び声が出た。硲道夫さん役の伊東健人、今をときめくクソクソクソクソクソ忙しい大人気声優のはずなのに、追加出演枠でいらっしゃったのに、ソ、ソロまで歌ってくれるんですか!?!?
「聞けたら嬉しいけどまあ多分無いわな〜」と思っていたから、本当にビックリした。ダンスが特徴的で、もう今となっては「ズバリとQED」を聞くたびにあのおかしなダンスが頭をよぎるようになってしまった。でもあれを完璧にやってカッコよくなってしまうのが硲道夫さんというアイドルなので……
というか伊東健人さんって、硲道夫としてステージに立つ時は絶対に硲道夫にしか見えないビジュになるのが凄い。なぜ?メガネをかけているだけのはずなのに完璧に硲道夫にしか見えない……。本当に凄い。感謝しかない。完璧な硲道夫を見せてくれて、本当にありがとう。
レーザー芸が凄かったらしいが、アリーナだったので分からなかった。悔しい。アーカイブで確かめたい。レーザー芸など、後列声でも楽しめる工夫がされていたのもこのライブの良いところだったと思う。
26.HEART BEAT “identity”
秋山隼人さんって本当に凄いアイドル……だし、千葉翔也さんって本当に素敵な秋山隼人さんの理解者だ……。
千葉翔也さんもめちゃくちゃめちゃくちゃクソクソ忙しい大人気声優のはずなのに、ギターを練習して披露してくれるなんて。
でも、秋山隼人くんがこの曲を披露するときは絶対にギターを鳴らしながら歌ってくれるんだろうなと思う。
千葉翔也さんが自ら「ギターをやりたい」と申し出てくれたらしい。感謝しかないだろそんなの……。
MCで言っていた、「隼人は本当に凄いアイドルなんだと実感した」という言葉に涙ぐみそうになった。その隼人の存在の大きさ、カッコ良さの輪郭を作っているのは紛れもなく千葉翔也さんだし、今日こうしてギターを鳴らしてくれたおかげで私たちも「隼人は本当に凄いアイドルだな」と実感できたのだ。千葉翔也さんが表現する隼人は、きっともっとカッコよくなる。
これからどんな姿を見せてくれるのか、楽しみだ。
27.ハイパービリーバー!
ステージ登場、良すぎる!!!!
幻覚かと思った。みんなそうだと思うけど私は隼人と四季の「リーダーとセンター」の関係性が凄く好きで、隼人から四季へと「任せた」と言わんばかりのバトンタッチが……本当に良かったですね。マジで良かった。
四季の内面、少し切ない部分を表現したこの曲。スタンドマイクを使って、熱く歌い上げる姿が四季に重なった。めちゃくちゃ良かった。何度も言うけど「百万回の挫折と感動とキラめきがオレを待っている」って歌詞良すぎる。挫折を覚悟している四季は、間違いなくハイパーカッコいいアイドルだよ……。
28.Sail→Light→Sail
駒田航さん、歌がうますぎる……。
今回のライブ、大好きな曲ばかりが披露されて嬉しい。セットリストの中心となっている49ELEMENTSが名曲揃いだからなのもあるが、私はこの曲が本当に大好きだったので現地で聴けて本当に嬉しかった。「the アイドル!」といった曲調で、そんな可愛らしく爽やかで明るく光に満ちた曲を29歳の古論クリスさんが歌うのが本当に良い。
会場を真っ青にして海を作るのが本当に楽しかった。綺麗な海、クリスさんは喜んでくれただろうか。きっと喜んでいるだろう。
にしても駒田航さん、歌がうますぎる。
29.Yell Song
涼ちん、いや涼さん。カッコ良すぎる。
秋月涼さん、今までどんなにカッコいい姿を見てきてカッコ良いアイドルだと知っていたはずなのにそれを遥かに上回ってきた。
「もしかしてまだ僕のことを可愛いと思ってるの?」と言われたような気持ちになった。凛々しく、目線はピッと上に。旗の向かう方へ、明るく私たちを導いてくれるようなかっこよさがあった。
それは紛れもなく彼がこれまで歩んできたアイドル人生があってこその貫禄だし、彼のこれまでが今のステージを作り上げているのだと思うとじーんときてしまった。そんで三瓶由布子さん、流石のパフォーマンスだ。ずっとアイドルマスターと一緒にいてくれ。
23.Reflection BREAKERS
オイ……!!!!良すぎる………!!!!
なんかここだけアイドルのライブというか、寧ろヒーローショーだった。今回からバックダンサーが採用されており、突然現れた黒子ダンサーたちに虎牙道が……ま、負けた……!?!?!?
負けた……!?!?!?
虎牙道が負けることなんてあるんですか!?!?!?
困惑した。フゥ〜! なんて言いながら殺陣を盛り上げていたら虎牙道が倒れていて、流石に「がんばれー!」と叫ばずにはいられなかった。完全にヒーローショーである。
しかし、タケルの「諦めちゃ 悔しいだろ」で立ち上がる姿はまさに虎牙道で興奮した。私はこの「諦めちゃ 悔しいだろ」という歌詞がストレートすぎて大好きで、このストレートさが虎牙道だなぁと思う。
それはそれとしてゴリゴリに殺陣をしながら全く歌声がブレない中虎牙道の3人は何者なんだ。この曲はハモりも多くただでさえ上手く合わせるのが難しいだろうに、一切の揺らぎもなく完璧な歌唱だった。なんで人を蹴りながらあんな歌声が出せるんですか?
31.Tricolor Rendezvous
楽し〜!! 315プロナイトで三瓶さんが「トリコロール作りたい!」とおっしゃっていたのでやる気満々だった。青いペンラをいつでも白にも赤にもできますよ。
やっぱり今日も今日とて兜大吾くん役の浦尾さんが元気いっぱいで素晴らしかった。完璧な大吾くんだ。
本当に曲が良すぎる。F-LAGSの曲は明るく可愛いアイドルソングらしいアイドルソングに乗せて大切なことを教えてくれるから好きだ。
客席が作るトリコロールは本当に綺麗だった。美しいトリコロールをF-LAGSの3人に見せることができてよかった。
32.Eclipse of the Heart
Legendersって本当に凄いアイドルだ……。
DAY1で北村想楽さんと葛之葉雨彦さんのステージに圧倒されてしまったのだが、そこに古論クリスさんが加わるとさらに物凄いステージになった。
Legendersは一人一人が本当に強くてカッコいいアイドルなのだが、やはり3人いてこそのLegendersなのである。「完成」だと思った。ただ圧倒的なステージで見る者を魅了するアイドル。名前のように伝説となれる。
今回もペンライトを振れなかった。こんなにアツい曲なのに、全然ペンライトを振っている余裕が無かった。凄いぜ、Legenders。
33.The Symphonic Daylight
永野由祐さんも土岐隼一さんも一瞬とて目が合わなかった!最高!!
Altessimoは完全に閉鎖的な「二人の世界」の少しだけをこちらに見せてくれるアイドルであり、こちらと目が合うことは無い。それがAltessimoというアイドルだし、その完成された世界を見せてくれるのがAltessimoか、私たちに向けた最大のファンサービスなのだ。
トロッコに乗ったステージ演出だったのに全然観客を見ていなくてマジで良かった。
永野くんは1日目も出演していたが、土岐さんと一緒だと1日目よりもさらにパフォーマンスにバフがかかっており、ウルトラ激激歌うまパフォーマンスに驚いた。永野くんってこんなに歌上手かったっけ!? と思った。二人でいればさらなる音楽の追求に繋がる、さすがAltessimoだ…と思うとなんだか嬉しくなった。あとやっぱ曲が良すぎる。
34.GO FOR IT!!
これが聴きたかった〜!!
サイスタで生まれた30歳を超えたアイドルを集めた5人組ユニット「男極FIVE 」のユニット曲。自分で説明文を書きながら「何それ」と思った。実際のストーリーも「何それ」という感じでかなり良い。私が大好きなストーリーだ。若者たちを守りたい大人たちの覚悟とかっこよさがつまったストーリーだと思う。
いきなりドン!!とステージ上に現れた5人組のシルエットに、会場は当日イチの悲鳴と歓声で揺れていた。後ろに座っていた男性P3連番が「これだよこれ!!」「これを見にきたんだよ!!」と何度も言っており、めちゃくちゃ元気になってしまった。分かる。私もこれを見に来たんだよ。
GO FOR IT!!、マジで良い曲なんだよな。辛酸を舐めた大人たちがアイドルとして伝えたいメッセージが「いつだって挑戦して良い」なの、本当に良い。30を超えてアイドルに挑戦した彼らだからこそ響くメッセージだ。
本当にここが好きすぎる。「経験してないことで世界は溢れてるから」←あんたたちほどの男がそう言うんなら本当にそうなんだろう……。という気持ちになる。良い曲だ。早くCD発売してくれよ。何なら二曲目も出してA面B面揃えて発売してほしい。
35.来来美食
問題のクラファ新曲。マジでこれ頭おかしくなる。Yとホテルに戻った後しばらくこの中華ファーストのことしか話てなかった。クラファ……チャイナ……クラファ……チャイナ……。
「僕は笑顔がかわいい桃まんくん」って、お前……!!!!!!
なぜチャイナ。どうしてクラファにいーあるふぁんくらぶ的なチャイナアドバイス的な可愛い曲を与えようと思った? 天才だと思う。枠に囚われない、常識のある人間には考えられないアイディアだ。「今度のクラファはチャイナで行きましょう!」「秀にはしゅうまい、百々人には桃まん、鋭心は点心ってことで餃子はどうですか?」「チャイナクラファいいですね! せっかくならヘアアレンジも加えた衣装にしましょう!」←こんな会議がバンナムでされていたというのか? バンナムの会議室にあるホワイトボードに書かれた「チャイナ」に丸がつけられたりしたのか?
「僕は笑顔がかわいい桃まんくん♡」←オイ……!!!!
曲はめちゃくちゃコールが楽しくて最高だった。可愛くて可愛くて楽しくて、今までのクラファには無かった曲だ。「俺たちがいればnot alone…」がこうなるとは思わんだろ。
会場のPも皆2番を聞く頃には完璧なコールを唱えており、日頃の鍛錬の成果が発揮できており良かった。完璧なコールを叫んだはずなのにもうすでにメロディを忘れており、混乱している。幻聴だったのかな。
36.BeSide EMotion
チャイナクラファの余韻に浸っていたら、ピンク色のレーザービームが光りEDMが流れ始めた。
来た。
S.E.Mだ……。
後にYと話すと、「S.E.M来る時に津田さんがペンラをピンク色にするの早すぎて面白かった」と言われた。私もそう思う。でも絶対S.E.Mだという確信があったから……。
もう本当に、本当に、本当にカッコよくて、ああこの人たちを好きで良かったと心から思えるステージだった。
正直あまり詳しく覚えてられていない。面白いことに、S.E.Mのステージが一番記憶に残っていないのだ。あんなに楽しみにしていたのに始まってしまえば一瞬で、とにかく幸せでいっぱいだったことしか記憶にない。けれどそれが「アイドルに触れる」ということなのだろう。
榎木淳弥さん、あんなに忙しいのにダンスを完璧に決めてくれて本当に嬉しかった。この曲は舞田類がセンターで、舞田類が絶対に必要不可欠で、舞田類がいないS.E.MなんてS.E.Mではないので、この3人が揃ったBeSide EMotionを見れたということが、本当にしみじみと嬉しい。
SideMに触れるのは今回のライブが初めて、という人も多くいたかと思う。タケノコなど、トンチキなイメージが強いS.E.Mだが、強い覚悟と大切なメッセージを抱いてステージに立つ素敵なアイドルなのだと、そう理解してくれる人が一人でも増えたら嬉しい。
私はS.E.Mのことを世界で一番カッコいいアイドルだと思っている。S.E.Mの、世界一カッコいいアイドルのステージがこんなにカッコいいもので、私は本当に嬉しかった。
思えばいつだって、この半年間辛い時を支えてくれたのはS.E.Mの歌や言葉だった。挫けそうな時に「頑張れ、君はできる」と言ってくれる存在がすぐそばにいてくれる。それがどれだけ大きなことか。
ずっと私を支えてきてくれた人たちが目の前にいることが信じられなくて、嬉しくて、泣きながらペンライトを振った。
S.E.Mのこと、本当に好きだ。本当に好きだし、初めてS.E.Mに出会ってから今まで、好きでい続けて良かったなと思えた。本当に本当に大好きです。幸せな気持ちをくれてありがとう。
MCもめちゃくちゃやってて最高だった。榎木淳弥さん、SideMの現場で何が求められているのか完璧に理解していて天才だ。これからもずっとSideMの現場に来てほしい。
37.愛笑華!
予習してて良かった〜!! 本当に楽しかった!!
たくさん叫んで、まさにアイドルのライブ! という感じ。友人を待っている間や移動中などはずっとこの曲を聴いてコールを予習していたが、大正解だった。アイドルのライブは叫べば叫ぶほど楽しい。
今回もじゅうぶん楽しかったが、猫柳キリオさんが揃った愛笑華!はきっとこの100倍楽しいのだろう。いつかフルメンバーで聴きたい曲だ。
38.ONE to DREAM!
FRAMEってやっぱ最高にヒーローだな……。メインステージ、花道の角を大きく使って3人で大きな三角形を作っていたのが本当に良かった。ステージをいっぱいに広く使ってパフォーマンスする姿は頼もしすぎて、FRAMEがいる限りSideMは安泰やな……なんてことを考えていた。
FRAMEに向かって叫ぶと、勇気が体の内からめらめら湧いてくるような気持ちになる。寄り添ってくれる優しさは確かにあるのに、どんな状況でも絶対に前向きにさせる強いアイドルだと思う。
39.MIRROR of TRUTH
ずっと「King&Princeじゃん……」と思っていた。Yは「嵐のtruth」と言っていた。分かる。とにかく国民的アイドルの風格。
合同のO-Ku-Ri-Mo-No-Sunday!でも見た鏡合わせの演出、良かった。モニターの映像もずっとカッコよくて、曲との相性が完璧だった。
個人的には渡辺みのりさん役の高塚智人さんが今年みのりさんと同じ31才とのことで、中島ヨシキさんと同じく、ステージ上の姿がアイドルに重なるところがたくさん見られて良かった。みのりさんって、自分の魅せ方を熟知している素敵なアイドルだから……。
私はBeitの「マイドラマティックヒロイン」が大好きなのだけど、個人的にその曲のセンターは絶対に恭二だなと思っている。なぜか勝手に恭二のイメージが強い。なんでかな。みんなそうなのだろうか。
なので、次のライブでは3人揃ったBeitのマイドラマティックヒロインが聴きたいな。頼みます。
40.Make up↑Magic
41. Journey JOY Blend
42.GIVE ME×FUSION
43.暗黒への前奏曲
44.Sweet Diamant
Make up↑Magicのイントロが流れた瞬間の会場のどよめきを忘れられない。まさか、まさかここでカフェパレのソロが来るなんて!!
全て良すぎた。個人的には巻緒のソロをいつか聞いてみたいな〜と思っていたので、まさかこんなにすぐ叶うとは思わずめちゃくちゃ叫んでしまった。
最後の東雲荘一郎さんのソロ、歌う東雲の周りにCafé Parade全員が集まって「カフェパレ最終回か?」になってしまった。あまりにも美しい光景すぎて……。
45.Smiling Platter!
さっきが最終回じゃなくて良かった。カフェパレはやっぱりこうでなくっちゃ!!
トロッコに乗って会場をまわるカフェパレが笑顔で、観客もみんな笑顔で、本当に良かった。カフェパレのステージだ、と思った。
Enc.1 Take s StuMp!
「終わってしまったと思うならここにいないだろう」という歌詞がやけに響いた。
コールがめちゃくちゃ楽しいのは言うまでもなく、歌詞に満ちているSideMイズムに思いを馳せずにはいられない。
皆、終わったなんて思っていないから、そう思いたくないからここに集まっているのだ。SideMが好きで、SideMに魅力を感じていたくて、SideMに希望を望んでいて、だからここに集まった。これまでの軌跡と歌詞が綺麗にリンクして、今しか生きない新しい文脈が生まれていた。
新しいCDシリーズやストーリーの発表も、朗読劇の発表もあった。これからどんどん道は続いていくのだ。
それが嬉しくて、それをここにいる全員で共有できるのはもっと嬉しい。
ここはまだまだ通過点。SideMが目指す先、臨む先はもっと向こうにある。
それをみんなが信じている。演者も、プロデューサーも。そんな「これから」の明るさを感じられるライブだった。
という感じで、もう皆が皆口を揃えて「めちゃくちゃ良い」と言うようなライブだった。私はTwitterでさまざまな感想を読みながらしくしく泣いていた。
ライブの翌日、一人になった時にふとライブを思い出したりSideMを褒めちぎるツイートなどを読んだりすると涙がほろほろ出てくるのだ。「SideMのこと、好きすぎる……!!」と思いながら羽田空港で一人しくしく泣いていた。飛行機の中でもPFYを聴きながら号泣していた。きっと隣の乗客はギョッとしただろう。隣の女がいきなり泣き出したのだから。
このnoteも、書きながら何度か泣いた。それだけ心を揺さぶられたのだ。心をぎゅっと握られて、痛いのではなくその手のあたたかさに泣いてしまうような、そんな感覚。SideMのことを好きになれて良かったと、心から思えるじんわりとした感動と嬉しさがずっと続いて、やっぱり泣いてしまう。
初めてのライブがこの8thライブで本当に良かった。これからも、ずっとずっとその先へ、一生に歩いていきたい。というかアンコールを聴きながら「一生SideMと歩むしかないかも……」と思っていた。そう思わせるほどの強さがあった。
演者から、プロデューサーから。いくつもの愛を感じるライブだった。SideMという作品が好きで、愛していて、だからこんなに素敵なライブになるのだろう。その空間の一部となれたことを誇りに思う。
本当に素敵なライブでした。でも今回は次の9th、そして次の10thへと続く通過点。きっとこれからもっともっとたくさんの、最高な未来が待っているはず。
その未来が今へと変わる瞬間に立ち会っていきたい。目撃していきたい。
これからもプロデュースしていきます。ありがとう、315プロダクション。
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