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株式会社日添とは何なのか。~4つの事業を説明します編。その①活かす事業~

前回に引き続き、株式会社日添が何なのかをご説明できればと思います。
一つ言い訳をさせていただきたいのは、これから記載する事業説明の表現に私自身が納得いっていないということです。これから、事業の表現とかはどんどん変わってくるかもしれません。だからこれまで発信するのが怖くて会社のWEB以外で言ってこなかったんですよね。

でもそんなこと言う暇あるなら現状で発信しろよって話だと思うので、勇気を振り絞って書いていきたいと思います。

あと、全部を一つの記事に書いてたら、たぶん長い。重い。
まとまった記事はそれはそれで作りたいですが、1つずつ説明させてください。

日添の4つの事業、1つ目:活かす事業

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これ。これですよ。これが一番説明するのが難しいんですよ(言い訳)。

でも、これが結局これが一番やりたい事なんですよね、今のところ。
だから頑張って書きます。

2018年4月に五木村にUターンしてきたのですが、五木村に住むのは実に10年ぶり。15歳で村を出て、当時は経済活動に混ざることもほとんどなかったため、改めて気づくことが多かったのですが、その中でも一番思ったのが、

「できることが多い人が多い。」

これです。いや、できることが多いんですよ。みんな。

・養蜂家でもないのにはちみつを作れる兄ちゃんやおっちゃん
・大工でもないのに家を建てることができるじいちゃん
・ほんとにプロじゃないの?ってレベルでご飯がおいしいお母ちゃん
・スナックのママレベルでトークのうまいおばちゃん

スキルたっか。一個一個のスキル高いくせに、できること多いんですよ。
なんでそんなになんでもできるん??

なんでそんなにできることが多いのか

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よくよく考えれば、理由もちょっとずつわかってきました。

人口が減れば仕事が減る
 ↓
仕事が減るということは、業者が減る
 ↓
業者がいなくなったからには、自分でやるしかない。
あれ、自分でもできるじゃん。

もちろん全てにおいてこのサイクルが当てはまっているわけではありません。でも、やっぱり自分でなんとかしていくうちに、もちろんプロではないけれど、セミプロくらいの技術がどんどん積み上げられてるんだと思います。

10年前は当たり前に感じていたけれど、改めてそれを目の当たりにして思いました。

「まじでかっこいい。」

「まじでかっこいい。」と思う理由

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都会に引っ越そうと思えば、みんなたぶん、できるんですよ。
便利に暮らすのは、お金さえあればいくらでもできる。
でも、あえてそれはしない。
自分の力で生きる。生きるために技術を磨く

自然とか環境に合わせて、自分の生活をデザインして、この地に根を張って生きる。
この地で快適になるために、できることを増やす
できることを増やすため、技術を磨く
これはまじでかっこいい。

もちろん、進化していく科学技術も時に織り交ぜながら。
(化学技術を否定するつもりは全くありません。むしろ感謝。
 スマホもYouTubeも私は大好きです。)

こんなことを書くと怒られるかもしれませんが、有象無象の災害はまた訪れると思うんです。そのために試される生きる力を、五木に住んでる人たちは持っているんだと思います。

その力はもっと評価されてもいいと(私は)思う。

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五木村の人にとって、「できることが多い人が多い」ことは、当たり前のことになっていると思います。それでいいともちろん思いますが、その「できること」が、もうちょっとでも誰かに褒められたり、ちょっとしたお小遣い稼ぎになったら、さらなる生きがいとか、明日への元気になるんじゃないかなと思うんですよね。

これはまた別の記事で書きたいと思いますが、私は最近、
「五木村に住んでる1,000人全員の人が、五木村にいたいと思える超ポジティブな理由が1つ以上ずつある」ことが、この村にとっての最高の状態なのではと思うんです(あくまで私の今の意見)。

その「できること」をもっと活かしてきたいと思っている人もたくさんいるもの事実です。「できること」が商品化・サービス化して、もっとたくさんの人に触れてもらえるような状況を作って、

・ただの趣味だったハチミツが、東京の人に買ってもらえた。
・しかもその東京の人がわざわざ五木村に来てくれた。
・そして、直接言葉で「おいしい」と言ってくれた。

こういう生きがいというか、楽しみと言うか、ちょっとした心のうるおいというか、明日も頑張ろ!という気持ちが芽生えるんじゃないかと、思ってます。
そんな光景を作りたい。そう思っています。

つまり、活かす事業とはなんなのか。

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活かす事業は、五木村の人が持っている「できること」を活かし、その技を日添が商品化することによって、もっと「できること」と「できる人」が世に発信すること、技の持ち主が得意げになること、そしてそれが収入になることを目指しています。

今は、ハチミツの販売から開始しています。
しいたけと木製の細工品を売ったりも始めました。
村の人しかできない沢登りツアーとか、体験事業も作っていきたいなあ。

田舎だからダサい商品じゃなくて、五木だからかっこいい商品とかサービスを作りたいです。五木村の人たちの力をお借りして。もちろん、買ってくださった方もしっかり喜んで下さるようなものを、作っていきたい。

ゆくゆくは、1,000人全員が「できること」をお小遣い稼ぎの副業として持っていたらいいなあ、なんて思います。その小さなお仕事が、この村にいたいと思うポジティブな理由になったら、本当にうれしい。1,000人全員とか、きっとすごく時間がかかると思うけど。

活かす事業

まずはやってみたい人から。
商品かするための企画とか計画とかデザインとかPRを日添で。
お褒めの言葉やちょっとしたお小遣いを「できることができる人」へ。

作る事業は、そんな感じです。



結局すごく長くなってしまった。すみません。
これ五木の人に読まれたら恥ずかしくて消しちゃうかも(笑)

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