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1年間を振り返って、そして未来への自分へ。

たしかこのぐらいの時期だったか、父親が倒れ、嫁に出ていってくれと言われたのは。

頭のなかで処理が出来ていない自分がいたのと、もうどうでもいいやとなげやりになっていたのを思い出す。

何故か明日が怖くて、親父後どんぐらいもつんだろうと、いつ離婚届もってくるんだろう。の2つの心配が重なり、携帯の通知が怖いまであった。

そしてその2つの問題は俺が何をしても解決できないとゆう事がとても辛くて、ただ待ってることしか出来ないなんとも言えない憤りを感じてた。


親父が死ぬちょっと前に遂に離婚。
親父はおれの誕生日に亡くなった。

多分どっかで頭のネジがぶっ飛んだんだとおもう。

それから狂ったようにギャンブルをやった。

携帯片手に野球賭博。
LINE1通で数十万賭け、その試合を携帯で見てた。場所は闇スロでだ。ろくに金なんてもってねーのに。

数時間で数十万使い、真夜中に帰ってはぼーっとしてあさが来るのを待っていた。

そんな毎日を続けて、もうやばいこんなことしてたらほんとに首吊ることになると思いやめた。

ただやめてからが1番きつかった。

「俺はなにやってんだろう」がまず出てきて。何故か友達にも会いたくなくなって、一人でいた。

友達に会いたくないって事に気が付いたとき、少し病んでるんだなと自覚した。

でも少しずつ治って、改めて友達の大切さを知った気がした。

また新しい出会いがあった。
遊ぶ友達も少しだけ変わったのは、夏になる前ぐらいからだった。

新しい出会いの中で、昔から知っている人もいた。

昔から知ってはいるけど、すごい仲が良いって訳でもなく、ちょこちょこ遊んではいた人で、その人はシングルマザーで子供2人いる人だった。

昔から知っているからか、恋愛感情なんて入らないし、そもそもそんな目で見ていなかったが。

遊ぶ回数が増えるに連れ、連絡をとるようになり付き合うことになった。冬の事だった。

そして何より、子供と仲良くなれた事が嬉しかった。



1年前の俺に言いたい。
あの時、あのくそみたいな日々を過ごしてたとき。

1年後、こんなことになってるなんて想像できたか?

なあ、学も金もない俺がさ、人に愛されてる。
帰ってきて子供が抱きついてくる。

一緒に笑顔が絶えない時間を過ごしてる。

こんな幸せな日々を過ごせるなんて微塵も想像できなかった。


今思えば、あの辛い出来事があったからこそこんなに幸せな日々を過ごせてるんだと。


そして未来の自分に言いたい。

決して今の幸せがずっと続く事が当たり前のようにあるわけじゃない。

いつかは揉めたり、投げやりになったりするときが来ると思う。

子供に本当の父親でもないのに、帰ってこないでと言われる時だって来るかもしれない。

彼女に価値観の違いや、不満や文句を一気にぶつけられる時が来るかもしれない。

その時俺はムカついてしまうかもしれない。


ただ覚えててほしい。

あんなくそったれな時間を過ごしていて、それを救ってくれたのは友達と彼女と子供達だということに。

なーんにもない俺に寄り添ってくれたこと。

こんなこと言っちゃ悪いかもしれないが
俺が女だったら絶対に選ばないぞおれの事なんて。正直バカだよ。

とんだお人好しだ。

ただそれでも自分を選んでくれたこと。それは絶対に忘れちゃいけない事で、それは未来の俺にも言い続けたい。



なんにもない自分だが、1つだけ、俺にしか持ってないものを見つけた。
今更になって気が付いたよ。あほだから。

それはいくらだしたって買えないもので。




俺は尋常じゃないくらい人に恵まれている。

これは俺にしかないもので。なににも譲れないものだ。

そうおもえてる今、1年前の自分より、少しは成長出来てるかな。


長くなりました。終わり。

#幸せ過ぎてなんかバチあたりそう
#こんな平凡な日々が続けば良いのにな
#子供達のためにではなく
#子供達のお陰で
#最近よく笑うようになってきた
#あれ ?
#彼女の良いところ
#言い忘れた気がする
#ウルトラミス
#それはまた次回で
#後1年経ってみろ
#つっちーもう宿題教えられねーぞ笑
#俺も漢字ドリルやろうかな
#藤枝健太

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