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2/6 引っ越しと悲しみ

これは参ってしまいました。引っ越しを終えたのだけれども、安心してしまった結果、盛大にお眠りをかます、という凡ミスを成してしまいました。

まこと誠に大失敗であります。

こういうところを治していきたい人生でありますね。


2/6(日)

よーし、やるぞ!と意気込んで引っ越しに取り掛かったのはカラスも鳴き始める15:30。いやはや、完全に眠りすぎた。

夜勤を終えて帰宅したぼくは、夢も見ないほど大爆睡し、あれほど気合いを入れて購入した引っ越し用の衣装ケースは、荷造りはおろか、開封すらされずにどデカく玄関を占拠していた。

こんなはずでは…、といっても仕方ないので早々に身体を起こす。今日は同期の元あいコ、元タケノコロングティーの直人が運転してくれて引っ越しを手伝ってくれる。

何はともあれ、起きるのが遅く、スタートが著しく後ろにずれた旨を連絡すると「だと思ったわ」と言ってくれた。これが以心伝心…?!

ぼくは齢28にして運転免許証というものを持っていない。しかし、これに関しては10人に聞くと15人が「絶対に事故るよ」と言うので胸を張っている。ナイス判断、ぼく。

その結果、引っ越しなんかを業者を入れずにやると、確実に誰か心優しい人におねだりすることになる。今回白羽の矢が立ったのが直人だった。

直人は、お酒が入っていない状態でも「俺はお前らと出会えて本当によかった、一生、最高の同期だ」みたいなことをキラキラの眼球で言える熱くて肌の浅黒いやつだ。恐らく精神的な熱さで内側から日焼けしているのだろう。

そんな男であるから、二つ返事で今回も引っ越しの手伝いを承諾してくれた。

一緒にレンタカー屋で車を借りる。幸い、当日ぶっつけで行ったがハイエースを借りることができた。あの夢にまで見たハイエースだ。でっけぇ。小型のおばあちゃんなら30人乗れるぞ。

まずは、兄から預かっていた電子ピアノを兄の家に運ぶ段からだ。1発目に自分のものを運ばない、という珍プレーにも直人は何も言わず、「おう、いいゼ」と手伝ってくれた。こんなに「ゼ」が似合う人間そういないだろう。

片道1時間の兄の家まで、音楽をかけながらドライブ気分で向かった。

行きの道中では、すれ違った犬が何匹になるか予想をした。ぼくは犬が好きなので17匹にした。直人は9匹だった。いやいや、犬がそんな少ないわけないだろ、二桁は余裕だって。

結果は5匹だった。犬すくなっ。

滞りなく荷物を兄に返し、帰りは甘酸っぱい学生時代の恋の話をした。甘酸っぱすぎて途中からいちごジャムの味がしたので、急いで食パンを買った。これはさすがに嘘か。甘酸っぱかったのは本当だ。

ようやく自分の荷物を運べるようになり、さて、となったが、いかんせんなにも準備をしていない。とにもかくにもデカいものだけ運んでしまおう、ということで、ベッドや棚を運ぶことにした。

雑多にハイエースに詰め込んで、新居に向かう。新居も2階なので運搬が難しい予感がしたが、直人が戦いの中で成長するタイプだったので2度目の運搬はスムーズだった。ありがとう直人。

運び終わって、駐車場からハイエースを出す際に、圧倒的なデカさが仇となり、人生で今後することがないくらい車の前後に回って「もうちょい!ストップ!」のやつをやった。アレが1番疲れたなあ。

なんとか車を出し、レンタカー屋に返却したのは返却期限のギリギリだった。ふぅ、こいつぁいいや。

まだ終わってないけれどもデカいことを成し遂げた風な達成感を抱いて、直人とモリモリご飯を食べて帰った。

そうしたら安心感でよく眠った。でへへ。

明日は明日中に書くぞう。


なんというか、6日坊主というか5,5日坊主みたいな絶妙な状態になりましたが、何はともあれ無事日記をしたためられてよかったです。

どうぞ尋常ならざるぬるま湯感で見守りいただけると幸いであります。

2月中に、完全に済んでいない引っ越し編の、完結版を今一度お送りするのでは、という所存でありますぞ。

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