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2/13 引っ越し祝い寿司

やはり鉄は熱いうちに打て、ですね。日記も同じく、その日のうちに書かねばなりません。

明日、明けて今日からまた、当日日記として精進していく所存ですので、この子だけは大目に見てあげてください。


2/13(日)

日を跨いで引っ越しを済ませた達成感とすごい疲労感と絶妙な空腹感。

無事転居完了して気が大きくなったぼくは、引っ越しを手伝ってくれた同期の直人への感謝の意を込めて、お寿司を食べることにした。

お寿司なぞ、とんと食べていないので顔も忘れてしまった。正直、理由をつけて久しぶりにお寿司に会いたかっただけな気もする。この間給料日だったし。

心優しい直人、そして手伝うと宣いながら適度な揺れを睡眠導入剤にして爆睡をかました神田と寿司屋へ向かった。

回る寿司だが、ネタが分厚くて沼津港直送で美味しいところだ。特大いわしというおすすめメニューがあり、それを目当てに突撃した。

頭おかしくなるくらい美味しかった。お目当ての特大いわしは、MAX鈴木が手こずるほどひと口に収まりきらず、口に入ったら入ったで脂がトロリと口の中で溶けて魚臭さを一撃で消していく。

食べ物を食べ物でたとえる女子アナウンサーに辟易としていたが、さすがに言ってしまった。お肉みたい。これ光り物にあんまり使わないね。

直人は、一貫ごとに、うまい、幸せだ、最高、と弾けるような笑顔でもぐもぐと食べていた。

神田は、労せずして振る舞われるお寿司を前に、語彙力を失ってしまい「ぅわ、ヤバいな」しか喋れなくなっていた。

神田がヘラヘラしながら500円皿ばかり頼もうとするのでさすがに強めに頬を叩いたら、まばたきもせず「ありがとう」と言いながら追加しようとした。もう一度叩くと「エンガワ美味そうやな」とぼくのエンガワに手を伸ばしたので、もう一度叩いた。そのあとカニサラダを3皿頼もうとしていた。なんだこいつ。

3人とも胃袋をパンパンにして満足したあと、銭湯に行った。

全員、風呂上がりは疲労でほぼ眠りかけの状態で動いていた。神田も眠っていた。寝過ぎだろ。

どうにか家に辿り着いたあとは、何も覚えてないほど即寝だった。気持ちよかった。

よろしく、代田橋。



度重なる時間差攻撃を乗り越え、暮らしてまいりました。全ては地球のみんなの電波に乗った愛が成し遂げた偉業であります。

ありがとうございます、そしてなにとぞ今後とも。

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