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webディレクターを2週間やってみて

業界未経験でWebディレクターとして入社して、2週間が経ったので、入社してからの感想を記録しておきたいと思います。

なぜか時間が足りない

私が今やっているwebディレクターの仕事は、会議に参加して議事録を作成したり、お客様とメールやslackでやりとりをしたり、簡単なワイヤー作成をするなど、そんなに難しい事はまだしていないはずなのですが、以前いたゲーム会社よりも圧倒的に時間が足りないなと感じます。

入社する前、社長が「ディレクターの仕事は目に見えないところが多く評価されづらいけど、すごく大事な仕事」と言っていたのがなんとなくわかるようになってきた気がします。
webディレクターの業務内容を言葉にすると、なんだか簡単そうに見えがちなのですが、自分がする一つ一つの判断で、デザイナーやコーダーの動き方が変わってきてしまうので、すごくプレッシャーがあるし、大変な仕事だなと思いました。

自分の判断で助かったり困ったりする人がいると思うと、メールを1つ返すのにもすごく時間がかかってしまったり、色んなことにとても慎重になってしまうので、大した事はしていないのに、時間が全然足りないという気持ちになりました。

UIデザイナーの考え方が生きていてよかった

私は前職でゲームのUIデザイナーをしていたのですが、仕様書を見て相手の意図を汲み取り、より良いUIを設計していくと言う考え方が、今のディレクターの仕事にも生かされているなぁと感じることが多いです。

webの場合、きっちりとした仕様書に沿って作るというよりは、ざっくりとした仕様でどんどん進めていく感じの方が今のところ多いのですが、その時に、「相手が言っていないからやりませんでした」みたいな仕事の進め方をしていると、お互いの認識に齟齬が生まれてしまい、炎上プロジェクトになってしまうので、前職で教わった「必ずしも仕様書通りにやる必要はない。お客さんの気持ちに立って、どうすればもっとわかりやすくなるのかを考える」という考え方を持っていて良かったなと思いました。

相手の動きを予測する能力が足りないと思った

今私は社長から仕事のやり方を教えてもらっているのですが、社長はデザイナーじゃないのにデザインについて的確なフィードバックをしている事が多いです。

なんで社長はデザイナーじゃないのに、的確なフィードバックを送れるんだろうと考えていたのですが、依頼しているお客さん、今後このサイトを見てくれるユーザの、反応や感情を今までの経験から常に予測しているので、その時々で的確な指示を出せているんだなぁと思いました。

社長の言動から、
"あのお客さんがこういうメールを送ってきたという事は、今こういう状態なんだろう
だから今このように返しておくのがベスト"
のように、一歩先を読んで対応していくのがディレクターの仕事なんだと気付かされました。


この2週間は、仕事内容についていくのが精一杯で、仕事のスピードや質まで考えることが難しかったです。
何とか必死についていっている中痛い指摘をもらって、家で大号泣した日もありましたが、1日1日がすごく早くて、泣いてしまったこともいい思い出だなぁなんて思っています。

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