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エンジニア2年目を、印象に残った本とともに振り返る

はじめに

この記事はエンジニアと人生コミュニティのAdvent Calender2021 #2 の18日目の記事です。
17日目はpopmacさんの仕事をする時によく使っている考え方でした!

最近AWS楽しい熱が高まっているツチノコです。

普段は自動車のセンサーデータを加工するバックエンドエンジニアをしています。

社内のファイルサーバーにブラウザからアクセスしようとしていた時代から早1年、

もうすぐエンジニアになって、そして社会人になって2年目が終わろうとしています。

そんな自分ですが、今年読んだ中で特に印象的だった本とともに、

1年間の振り返りをしたいと思います。

まずは本の紹介

今年読んだ中で特に印象的だった本はズバリ、

仕事は輝く(犬飼ターボ著)」です!

ざっくりと要約すると、

「力が弱くミスばかりしている石工アルダが、商人から買った魔法の巻物の謎を解きながら仕事の楽しさを見出していく」

という内容になっています。

物語調のため、2時間くらいでサラサラと読み終えることができましたが、

内容はとても面白く自分の考え方が変わる大きなきっかけになりました。

この本を読んだ背景

そもそも自分がこの本を手にとったきっかけとして、

「最近仕事に対してのモチベーションが下がってきているな〜」と感じたためです。

入社当時は毎日わからないことだらけで、新しいことを覚える日々にワクワクしていたのですが、

だんだんとわかること・できることが増え、仕事に対して慣れていくうちに、

「仕事中よりも退勤後に好きな技術について学ぶ時間の方が楽しみ」な状態になってしまっていました。

要因としては、

・業務中は設計書の作成がメインであり、設計書作成よりもコーディングをしていたい

・SES契約かつプロジェクト内に同じ会社の人がいないため、
    自分のスキルが会社に評価されているかわからない

といった、生意気な悩みを抱えていたためです。

良かったところ、影響を受けたところ

結論としては、上記の悩みは考え方を変えるだけで解決することができました!

本の中で、特にこの考え方は良いな!と感じたところを

2つほど紹介させていただきます。

① 専門家としての意識を持つ

1つ目は専門家としての意識を持つことです。

仕事には「作業」と「目的」という2つの切り口があり、

仕事を「作業」として捉えると、単純でつまらないもののように感じるが、

「目的」として捉えれば、仕事に対して自分なりの面白さを見つけられる。

つまりは、「自分はその目的を達成するための専門家なんだ!」と考えることで、

自分なりの仕事の楽しさに気付くことができるということです。

これは実際にやってみて、本当にその通りだなあと感じました。

自分は設計書の作成を「エクセルに処理順と処理内容を記載する作業」として捉えていたため、

単純でつまらないように感じていましたが、

「自分は誰かの笑顔を増やすシステムを作っている専門家なんだ!」

「この設計書は、そんな素敵なシステムの土台になっているんだ!」

と思うだけで、入社当時のようなワクワクがこみあげて来るのを感じました。

② 仕事の報酬はお金だけでなく、信頼と権限

2つ目は、仕事の報酬はお金だけでなく、信頼と権限も含まれるということです。

これも、「なるほどな〜、たしかにそうだ」と納得できました。

もう少し掘り下げると、

取引先やユーザーは「会社にとってのお客様」であり、「自分にとっての一番のお客様は上司」であること。その上司の期待を超えていくことで「信頼」が得られ、より幅広いこと、より深いことを任せてもらえる「権限」が与えらようになる、ということです。

自分は所属する会社からのフィードバックばかり気にしており、

「自分はエンジニアとして評価されているのか」

「(もちろん未熟さだらけの自覚はありますが、現段階での)スキルはちゃんと役に立っているのか」

と悩んでいました。

そうではなく、

「同じプロジェクトにいる以上、会社が違くてもその上司が自分にとって一番のお客様だ!」

「その上司の期待を超える成果を出し、信頼と権限を勝ち取ってやる!」

と考えた途端に、日々の業務の中でやりがいを感じれるようになりました。

終わりに

今年1番印象に残った本の内容とともに、

簡単に1年間の振り返りをしてみました。

個人的には、考え方が変わり、仕事に対する姿勢が変わったという点以外にも、

TwitterでDM頂いたスタートアップの会社に

「給料いらないので開発のお手伝いさせてください!」と飛び込んでみたり、

本記事を書くきっかけになった、「エンジニアと人生」コミュニティに参加してみたりと

変化の大きい年だったのではないかと思います。

特に、コミュニティ内では本当にすごいエンジニアの方がゴロゴロいて

発信内容や作っているものをみながら「自分もこういうかっこいいエンジニアになりたい!」

とたくさん刺激を受けています。(自分はほとんど見る専になってしまっていますが、、笑)

自分もいいエンジニアになれるよう、日々技術力だけでなく人間力も高めていきたいと思います!

明日はSotaYamaguchi さんの自社 SaaS 企業に転職して影響があったこと・変わったこと です!

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