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「最も個人的なことが、最もクリエイティブなことだ」に救われた話。

『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞を取りましたね。

ポン・ジュノ監督をはじめ、映画に関わった全ての方おめでとうございます!すごい!本当にすごい!!

この受賞で、

・英語以外の作品が初受賞。アカデミー賞の歴史を変えた!      
・国を挙げて作品を支援する韓国映画界が素晴らしい!

など様々な感想が飛び交ってますが、

個人的にグッときたのが、受賞時のポン・ジュノ監督のインタビュー。

(※師と大舞台で再会、感謝を述べるという厨二男心をくすぐる展開)

「最も個人的なことが、最もクリエイティブなことだ」

この言葉に僕自身は励まされ、救われたな、、と。

最も個人的なこととは、自分が今まで感じたこと、経験したこと、自分自身の人生。また、ここで言われる「クリエイティビティ」は、映画監督、アーティスト、クリエイターだけのものではなく、今まで感じたことを世の中に表現して伝えていく、あるいは昇華していく行為だと思ってます。

僕は未熟であるがゆえに、いろんな成功者の言動に目がいってしまうことが多いです。その成功者の人生を後追いしようとしてしまう。

でも後追いを繰り返しても、

他人の人生を、僕には生きられないし、僕は何者かになることはできない。

あのインタビューから、

「あなたは、あなたになるしかないんだよ」

ってポン・ジュノ監督に言われたような気がしました。

生きてきた今までの全てがインプットであり、コンテンツなんだな、と。

インタビューを聴きながら、COMME des GARÇONSの広告メッセージを思い出したり。

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「自分が何をしたくて、何のために今頑張っているのか」の自分なりの大義名分を忘れちゃいけないし、それが今伝わらなくても表現し続けることをやめちゃいけないなーと改めて。

以上、ポン・ジュノ監督の孤独と向き合って表現を続ける姿勢に勇気をもらった話と受賞インタビューを受けて、また見に行きたくなった話でした。

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