見出し画像

ベルマーク活動の廃止

PTA活動の中で
私が特にいらないなーと感じたのが
ベルマーク活動です。

ベルマーク活動ってどんなのかというと…

①商品についてるベルマークを集める。
集めるための箱を
各クラスに置いたり
お店にお願いして置かせてもらったり。
協力シテクダサイの手紙を作って
配布したり。
置いた箱をチェックして
中身を回収したり。
インクカートリッジやテトラパックも集めたり。

②回収したベルマークの点数を数える。
集めたちっちゃいベルマークを
種類ごとに分けて
点数を数えて
封筒に入れる。
人海戦術。
インクカートリッジは分解する。

③分けたベルマークをベルマーク財団へ送る。

④合計点数がベルマーク財団からお知らせされる。

⑤点数で交換できるものがあれば、交換を申し込む。

という感じなのですが…

やってみてわかったけど、
ちっちゃい点数数えるの、
老眼鏡必須で、すごくたいへん。
作業に参加してくれる人を募るのも
みんな忙しくてなかなか集まらなくて、たいへん。
カートリッジは点数高いんだけど
分解するときめちゃめちゃ汚れるので、
たいへん。
集めるためにお店に挨拶行くのも、
飛び込み営業みたいでたいへん。
集めたものをPTA室とかに保管しておくのも
カートリッジとかは場所とってたいへん。
大した点数にならなくて
何年もため続けて交換するんだけど
ちょうどいいものがなかなかなくて
学校に何がほしいか何度も聞いて調整するのも、
担当者も学校もたいへん。

なので
これはやめたい!
と思ったのですが、
やめにくい要因がありました。。。

「何年も溜め込んでいる点数=PTAの財産」がある。
そして
「集めたい・寄付したいひと」がいる。
の2つです。

溜め込んだ点数は、うまく使い切らないと、
廃止しにくいですね。
しかしちょうどいい交換品がなかったりして、
めんどくさいから来年度に繰り越そう…
となってしまいがち。
(私は予備費を追加して交換するという審議を通して
使い切るようにしました。)

そして
ベルマークやめましょうと提案しても
なぜか
集めたくて寄付したいひとが
どんどん持ってきてくれたりして(笑)
やめようと思ったのに
数える活動がいつまでもやめられない…
という繰り返しになります。
地域の方が
職場のカートリッジとかを
いつの間にか
学校へ持ってきてくれている
というケースがあり、
気がつくと
PTA室がカートリッジだらけに…
(私は、学校管理職にもちゃんとベルマーク廃止を理解してもらうのと、
在庫は近隣校へ寄付することにして解決しました。)


このふたつを解決しても
いざ「活動を廃止しよう」
と提案すると
なぜか
会員から反対意見が出たりするんですよねーー

誰でも気軽に参加できる
簡単な作業であるベルマーク活動は
PTA活動の中で
一番よいものだ、
学校に貢献するボランティア活動として
素晴らしい活動だ、
なんて意見が出るんですねーーー

(うーん、
おっしゃるとおりではあるんですが、
しかし
忙しい保護者が多い
今の時代に
全く合ってない。。。)

多数決では明らかに廃止派が多いんですが
こういうご意見を無視して進めると
あとから
ずっとクレームが出続ける…
なんて事態になるので、
無視するわけにいかず。。。

私が考えたのは、
PTAの必須活動からは切り離すが
廃止とはせず
「ベルマーク活動を担ってくれる有志」
を募集して
サークル的な感じで続けてもらおう
という方法。

募集した結果…

有志、ゼロ😂

めでたく(?)実質的に廃止となりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?