事前研修の振り返り

2月に大阪で行われた事前研修の振り返りをします。
今回は主に3つのトピックに分けて振り返っていきます。
それぞれのトピックで「①実行したこと」「②得たこと」「③改善点」について述べます。


凡事を徹底するということ


①実行したこと
初日、班の中から「凡事徹底係」を一人決めるように言われ、私は自ら立候補しました。
理由としては、朝が弱いので係になって自分自身の時間管理を徹底しなくてはならない、と思ったのと、会場全体の状況把握をすることで当事者意識を高めようと思ったからです。

毎朝係に対して注意されることが多くありました。正直、自分が気付いていましたがスルーしていた部分も、まったく気に留めていなかった部分もありました。意識の低さを痛感しました。また、日報未提出者が私の班から出ました。前日に班全員提出したと報告を受けていたのでプチパニック。しかしその日から班全員の日報提出に対する責任感がうまれました。
また、遅刻防止のために、朝起きた人から連絡をすることも徹底しました。

②得たこと
・時間を意識すること
研修生全体に何度も注意があったことですが、凡事徹底係として率先して声掛けできるようになりました。
・「常に相手に見られているという意識」をもつこと
・「1more」の気持ち。また、「1more」とは何かをその時々に考える力

③改善点
・自分で気づくこと
注意されて気づくことが多かったです。例えばカバンが開きっぱなしだったり、床のカーペットのめくれに気が付かなかったり、段ボールの整理整頓ができていなかったり・・・当事者意識をもっと高める必要があると思いました。


テレアポ


①実行したこと
目標は、班の中で一番アポをとることでした。結果は、
一日目が136call / 4アドレス / 0アポ
二日目が128call / 5アドレス / 0アポ
三日目が188call / 7アドレス / 0アポでした。
テレアポは少しですが経験があったため、そこまで恐怖心はありませんでしたが、結果は満足できるものではありませんでした。班の中で一番になることはできませんでしたし、アポも最終的に取ることができませんでした。しかし、班全体で言うと毎日班全員が目標を達成できました。一日目の終わりには、自分の班は少しおとなしいと思ったので、班員がアドレスを取れたときはもっとみんなで盛り上がろうという提案ができました。

②得たこと
・顧客側にメリットがあることを伝えないとアポには繋がらない
・今回のテレアポでは「法改正」など、最近のトレンドやお客様側が興味を持つようなワードを用いるべき
・「アポとれました」「おめでとう」を言い合える環境づくりの大切さ

③改善点
・call数が少なかった
Callしてから次のcallをするまでの時間が長い。同時進行でcall、タイピングができませんでした。
・テレアポの目的が曖昧になっていた
今回のテレアポの目的はセミナー参加者を集めるためだったのに、途中からアドレスをゲットすることが目標になっていました。Callするときもセミナーの話を一切せずにシステムの資料だけ送らせてください、と言ってアドレスをゲットすることがありました。


グループワーク


①実行したこと
遅い時間まで班員で話し合いました。ひとつひとつの課題を班全員で担当を決めて取り組むことができました。他の班にプレゼンするワークでは予選突破できました。

②得たこと
・根拠の大切さ
グラフや表を使用することで、より見やすく、根拠のあるプレゼンができると感じました。
・メンタルは強く!
他の班にプレゼンする際、絶対に負けないという気持ちで声を大きく、人の目を見て、笑顔でプレゼンしたことが、予選突破につながったと思います。

・自分に耐久心が強いことを知った
帰宅後、班員で課題を取り組んでいる際、みんなが寝てからも課題を詰めて完成させることができました。眠くて辛い時でもひとりひとりのやる気とアイデアや意見が大切だと考え、やりきることに注力しました。

③改善点
・練習時間をもっとつくるべきだった
相手に真剣に聞いてもらうために、プレゼンの練習はいちばん時間をかけるべきでしたが、その時間が不足していました。よゆうな感じを出すことは良い第一印象に繋がると思いました。そのために、班全員で共通のスクリプトを用意して、そこからオリジナルティを出していくべきでした。また人に見てもらう時間ももっと作るべきでした。
・詰めが甘かった
PPTを朝に完成できればいいという認識があり、結果ふまくいかず提出もぎりぎりになっってしまいました。ナビ掲載の編集を担当していたため、責任を強く感じました。
・評価基準への理解が甘かった
班で作成したPPTやプレゼンには自信があったが、インパクトのあるメッセージなどが足りず、印象に残るプレゼンはできませんでした。


まとめ


まず、基礎の大切さを痛感しました。「基礎の重要性を認識する」という今回の研修の目的もそうですし、研修でのワークでも強く感じました。お客様の課題をヒヤリングし、分析すること。それを怠ったら次のステップにも進めないですし、お客様に満足して頂くことはできないと感じました。PPTを作成するにあたっても、まずは基本的なフレームに当てはめ、そこから必要ないものを削ったり、情報を増やしたりしてオリジナリティを出していくべきです。特に営業職は事前準備で8割契約できるかが決まると聞きました。基礎的な、事前準備を怠ったせいでお客様の満足に繋がらなかったということは起こらないようにしたいと考えます。

また、人事の方に「投資」の重要さを教えていただきました。投資とは緊急度は低いが重要度が高い時間、つまりやらなくてもいいがやった方がいい時間です。そのお話を聞いてから、今自分はどんな時間を過ごしているのか考えるようになりました。今までの生活は重要度も緊急度も低い「空費」の時間が多かった私ですが、この研修で投資の時間の楽しさに気づきました。研修の時間以外で班員と話した時間だったり、研修後に同期と振り返りをした時間だったり、多くの人の意見を聞くことがとても楽しいと強く感じるようになりました。

さらに、一日の終わりや休憩時間にリクルーターさんに現状報告したときに
「でもその結果じゃあおいちゃんは満足しないでしょ?」という言葉を何度もかけて頂きました。一日の終わりはその言葉がとても染みましたし、私の負けず嫌いを理解して奮い立たせて下さったことに感謝しています。

研修では吸収することが多すぎて、すべてをインプットできていないと思います。しかしこのように振り返りをしたり社員さんとお話したり内省したりして、四月からの入社に向けて気合いを入れたいと思います。

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