”大人になる”こと

こんな社会人一年目になりたい

私は春から社会人になります。田舎で生まれ育ち、狭い世界しか知らなかった私が春からとうとう都会で仕事をするようになるのかと考えると、とても感慨深いです。
そんな私の、社会人一年目、そしてNCGの一員になることに向けての抱負を綴っていきたいと思います。

春からの私の目標は、タイトルの通り「大人になる」ことです。

「大人になる」とはどういうことか。
私の思う「大人になる」ということは、「当事者意識をもつ」ことです。

学生生活の中でもアルバイトでも、自分なりに当事者意識をもって生活しているつもりです。サークルのいち部員ではなく運営していくという意識。いちアルバイトではなくスタッフの一人という意識。
しかし、少し油断をするとその意識がどこかへいってしまう瞬間があります。体調がすぐれないとき、睡眠不足のとき、そのときの状況を楽しめないとき・・・
自分の中の悪い心が、本気じゃなくていいや、とささやく瞬間があります。
その当事者意識の薄れからミスを犯し、怒られたことや人を傷つけたことが何度もありました。
春から社会人。絶対にそのようなことがないように、当事者意識をもった「大人」に必ずなると心に決めています。

NCGの一員として

私は春から社会人一年目、つまりNCGの一員になります。
NCGの一員として何ができるか、何をすべきかを考えてみました。二つ挙げさせてもらいます。

まずひとつめは、求職者様に就職活動を楽しんでもらうことです。
私は、就職活動は楽しいと思えませんでした。自分に自信を失くすし、意味がないことは分かっていても周りと自分を比較してしまいます。しかし、そんな私でも就職活動を続けることができた理由が、サポートしてくださった方々の存在でした。

担当してくださったエージェントの方は話を聞いて細かい自己分析をしてくださいました。内定を報告したときには「涙が出そうです」と言ってくださいましたし、「忘れられない出会いです」という言葉もくださいました。
また、就職活動中から今もずっと支えてくださるリクルーターさんとの出会いも私の中では本当に大きいです。定期的にご連絡をくださり、だめなところはちゃんと怒ってくださいます。インターン中には毎日電話でフィードバックをして、あまりうまくいかなかった日にはリクルーターさんの声を聞くだけで号泣したときもありました。
嫌々やっていた就職活動の中でも、このような出会いは私の宝物です。

春からの配属部署がどこであれ、このように人に影響を与える存在になりたいです。そして、生きていくために必要な“仕事”を探すことが、どれだけ楽しいかを私自身が理解して、伝えられるような人になりたいです。就職活動の中で私が出会ったような素敵な方々に追いつくために、努力を続けていきます。

ふたつめは、時代の流れについていくことです。
ネオキャリアの強みとして、テクノロジーをフル活用して企業様や求職者様のベストマッチングを実現しているという点があります。私自身、就職活動中に自社商品の「Calling」を利用していましたが、自宅で面談ができたり、一度の通話で複数人と会話できたりして、とても便利なツールだと感じていました。今後、このようなツールをどんどん利用していくわけですが、使い方が分からずに逆に効率の悪い作業になってしまわないように、時代についていくことを目標にします。

また、ネオキャリアの大きな事業のひとつであるHR Techも、今後私が身につける必要のある課題です。
世界から考えると、日本はまだ全然HR Techが普及していません。しかし、HR Techは今後どんどん私たちの身近なものになっていくと考えられます。

市場規模推移

(HRNOTE 『2019年はHR Techの”普及元年”|今知っておきたい基礎知識』)

この記事のタイトルが『2019年はHR Techの“普及元年”』とあるように、この数年のHR Tech市場の拡大はすさまじいです。人事業務をシステム上で一元管理し、簡略化して効率良くすることで、今までにはなかった付加価値を働き手に提供できます。
今後AIが拡大を続けていく中で、今まで考えられなかったようなHR Techのサービスや商品が生まれることは間違いありません。

そして私はそれを提供する側、生み出す側、広める側だという意識をもち、お客様のニーズに応えられるようなNCGの一員になりたいです。


「大人になる」こと

これまでのnote課題を通して、多くのことをインプットしました。自分の夢、地方創生、AIの拡大・・・それらはすべて、外の世界で起こっているのではなく、私の生きている世界の中に存在している課題だということを改めて感じることができました。当事者意識をもって世界をみることの重要さを知りましたし、私自身が世界を何も知らないことの焦りも覚えました。

最初のnoteで私は太陽のような存在になりたいと述べましたが、日本の野球界の太陽と呼べる野村克也さんが先日お亡くなりになりました。
実は野村さんは私の高校の大先輩です。地元では誰もが誇る大スターでした。高校で講演をされたとき、講演中に「今寝ている人はろくな大人にならんぞ」と笑いながら仰っていました。私もうとうとしていた内の一人だったのでとても覚えています・・・

野村さんが地元に帰ってこられるときは地元民が横断幕を作って迎えていました。野村さんの存在は、地元民に元気を与え町の活性化につながっていたと思います。まさに太陽のような存在だと感じます。


話を戻しますが、私が就職活動をしていたときに、出会った言葉があります。

「泥臭いことを、まじめにやれ。」

特に社会人一年目は大事にした方がいいよ、と教えてもらいました。
泥臭いことと言えば聞こえが悪いかもしれませんが、これはつまり当たり前のことを当たり前にできるようになれ、ということです。

約束を守ること、時間を守ること、わからないことはわからないと言うこと。
このような当たり前のことをまじめに、真剣にやることで、信頼してもらうことに繋がるし、将来任される仕事のも増える。春から同じラインからスタートする新入社員が差をつけられるのはそこだと、教えてもらいました。

私はこの教えにとても納得し、私の中でとても大切な目標になりました。これも当事者意識だと思います。私のタスクを誰かが代わりにやってくれるなんてことはありません。

当事者意識をもち、当たり前のことを当たり前にできる「大人」に、必ずなります。

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