元翻訳者が『安達としまむら①』台湾翻訳版を読んでみた1 タイトルの翻訳と『しまむら』の表現について
どうもつぶあんです。日本在住の元翻訳者です。
主に 日本語 → 広東語、繁体中国語の翻訳、通訳、校正をやってます。
翻訳は元本業ということで、もう普通の目線で小説を読めない身にはなりましたので、逆にそれを強みにして少し皆様と違う目線であだしまの翻訳版を読んでみて、個人の気になる部分についての感想を言いつつ、解説しつつ、皆様に新たな楽しみができたらいいなと思います。
では早速本題に入りましょう。
台湾翻訳版 『安達和島村』まずはタイトルの翻訳についてですが、台湾版のタイト