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Z世代の賃貸って?#4

ひところ「街にひらいた」スペースが、
都市賃貸のキラーコンテンツだった。

マルシェ、オープンカフェ、ピザ窯。

自分が計画している「シネル家」でも
街と住居との仲をとりもつ空間に、シニアの
イキガイを支える役割を持たせる予定。

じゃ、Z世代にとっては、街に開いたオープンスペースは魅力のあるものか?

微妙。

植栽やオープン環境には興味があり、
ウェルカモ〜ン!
でも、ストレンジャーがドア前まで接近は
どうだろう、、、

オーナーサイドが、外向空間の運用を
決めるのではなくて、、、自分たちが
「気分」で決めたい。

そんな傾向があると思う。

古谷俊一先生の近作。

古谷先生によれば、

ポケットパークのような街角の一角が
プライベートともパブリックともつかない性質を
帯びて、その中庸なスタンスがそのまま顔になり、街の中で共有される。
(新建築住宅特集434)

まさに!

なかなか街空き・街向きスペースは、
Z世代には「あがる」人気の施設。

ただ、パブリックORプライベートか?
パブリックOR/ANDか?

どちらに傾いていくか、、、
「大森ロッヂ」のさまざまな試みを
俯瞰しながら、考えていこう。

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