「マイクロ書店」って何なのだろう??
4月に松陰神社前駅徒歩30秒・「100人の本屋さん」に開店したマイクロ書店、「ツボやん書房」。
試行錯誤を続けておりますが、おかげ様で少しずつお客様にもお求めいただけ、5月に入り、品ぞろえや価格設定を変えています。
普通の書店との違い~「書店主のバイアスのカタマリ」であること~
5月に入り、「自己啓発本」系を増やしてみました。
しかし、単なる「ハウツー本」はほとんどありません。
なぜなら、僕自身がそのような本は読まないし買うことがないから。
しかし、他の店主の皆さんの棚を拝見すると、本当にいろいろなジャンルの本が並んでいます。
この「100人の本屋さん」自体も、5月でだいぶ店主さんが増えたとのことです。
しかし、この本屋さんは、普通の街の本屋さんとは違い、「それぞれの店主のバイアスのかたまり」です。
そもそも、様々な本職を持つ人たちが集まった場であって、この本屋で食っていこうという人はいないわけで。
でも、だからこそ、「自分の主張」が自由にできるし、それぞれの店主のキャラも手に取るようにわかる。
普段の生活における「多様な価値観がまじりあう」場の存在が、健全な社会・文化・経済につながる
私たちはあまりに、「お客さまは神様」に毒されてしまってはいやしないか、と思うわけです。
人それぞれバックグラウンドが違えば、見え方も違うし、そもそもバイアスがかかっている。
それを理解し、交わり、意見を交換することが、健全な社会や文化、経済の発展につながるものだと思います。
こんな「場」が、日本中、世界中に広がっていくといいな、と思います。
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