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みやこ染で長襦袢を染めてみた

今仕立てている麻の着物の居敷あて
白だと目立つしいいのないかなと考えていて
染めればいいなという発想に。

これは自分でやるからこそできることであって
仕立てに出していたら出てこない発想だろう。

せっかく染めるなら
あれこれ突っ込んでみるかと
プレタで一昨年買った麻の長襦袢も染めることに。

御岳が短く寸法ががあってないから処分するかと思っていたけど
染体験にはいいポジション♪


私が選んだ色はグレイ
着物が濃い青と黒の縦ぼかしグラデーションなので
グレーがベストだなと。

思ってるより薄く染まるのもわかっていたので
あえてそれを狙っていくことに。

そして長襦袢も少し濃いめのグレーの欲しいと思っていたので
ちょうど良い、なんて素晴らしいタイミング。


金だらいがないしどうしたもんかと思っていたら
先日和裁教室でご一緒している生徒さんに
おっきな袋に入れてできるよと言われ即採用。

大きな分厚めの袋をシンクにセット
入ってる紙通りに液を作り
紙に書かれている以上の布をイン

どうせならと
今年買った麻のステテコも入れてみようと
時間差がつく形になったけどイン。


時間が長い方が良く染まり
温度が高い方が良く染まると書いてあったので
少し長めにおくことに。

60分ほど置いて
中性洗剤で洗い色止めをする。

軽く水気を切って
日陰に干す。


麻なのですぐに乾くので
結果が早い。

やはり大量に布を入れたせいで
染ムラが少し出た。

でも
外側にならない布ばかりなのでよし。


想定外によかったのが
タイムラグがついた状態の
後で入れた麻のステテコ

ワンウォッシュデニムのような
いい色味とむらがオサレ。


今回はやめておいたけど
麻の着物肌着も染める予定。

半襦袢を染めても捨てて子と同じ色にはならないだろうけど
白よりいい気がする。

夏の肌着は白が多いのだけれど
肌着感が見えた時に出るのが嫌なのです。


色落ち具合を確認してからになるけれど
みやこ染、ハマりそう。


案外サクッとできるので
色襦袢が欲しい人はおすすめ。

ただし、半襟は外して入れましょう。

そして縫い糸がポリだと
染まらないのでその点はお忘れなく。


あー楽しかった
早速夜に居敷あてを縫い付けていい感じ。


麻の着物の仕上がりが
とてもとても楽しみ!

染めた襦袢とも合わせてみたいね。


マイ仕立て
たまらんおもろ。

将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!