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娘に振袖を着せつける

着物着てたら
着物着せれそうって思われてますが
全く勝手が違うので毎日着てても難しいです。


十三詣りのために用意した振袖
リサイクルだったので寸法がおっきくて
どうしたもんかと四苦八苦


飾り結びなんてしたこともない
でもどうしても着せたいと言うことで
頑張った記録。


自信がないなら
不安なら
もっと前からやっとけよなんだけれど


ギリギリにならないと
できない性分なので
練習を始めたのは二日まえ


なんだこれ着せにくい
踏ん張ってくれないから紐閉まらない
あと手が2本欲しい


こんなことを思いながら
一旦着せて結んでみると


動かなければ様にはなってるけど
なんか違う、自分の時と違う


うーんと考えて
自分が先生に教わったことを
娘にそのままやってみると


着せつけばっちり
全然しんどくないと娘


着せた後に階段の上り下りの練習をしても
ちっとも文句言わずにサクサク動く


おー素晴らしい
先生の理屈と着物の理は誠だわ。


着せつけよりも大変だったのが
袋帯で飾り結びをすること。


分厚く、銀糸が入った硬い帯


折りたたんで捻って結んでって
手が痛いわ。


4枚羽の結び方を
YouTubeでスマホに穴が開くほど見て


素早くできるまで
ひたすら練習


それでもなんか決まらん。


と言うことで
私が理屈を飲み込めてないんだと
娘を休憩させて自分で結ぶことに。


前結びでやってみて
仕組みが解明、ポイントが見えた。


自分でできると
あとは楽ちん


手順も覚えて
サクサク実行


自信を持って
当日を迎えて壁が待っていた。


ヘアメイク
練習忘れてた・・・


長くて多い娘の髪を
どうアップにするかで一悶着


痛い、嫌だ、疲れた、だるい


宥めすかして
軌跡的にまとまったので
ピンで留めまくり。


メイクはもう諦めた
だって私はまだ肌着


自分の着物で難儀ポイントは
伊達襟


人生2回目の伊達襟
あーだこーだ仕組みとことわりを意識して
完成


もう1日終えた以上の疲労感満載
私にとってもう終わってる。


お参りの間も、歩いて渡月橋を歩くときも
全く崩れずトラブルもなくすみました。


娘は
「ママがいいように助けてくれるはずだから心配はない」
と言い切っていたので
純粋に楽しめた模様。


階段の上り下りや座るときの注意を練習してたのが良かったのかもしれない。


いろんな意味を含んだ今回の十三詣り
とても良かった。


娘の着物の色と合わせた帯
娘が選んだ訪問着

初めて気張ってオーダーした
畳表の草履


ちょうど昨日は
4年前に着物を着始めた日


5年目に突入という区切り
あー、えがったえがった


これからは娘の着物も作って
一緒に出かける楽しみを増やそうと思う。

将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!