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【ワンピースカードゲーム】キューブドラフトのススメ

はじめに

チャンピオンシップの予選が全て終わった今日この頃、ワンピースカードゲーマーの皆さんはどうお過ごしでしょうか?
2月上旬の2弾環境フラッグシップに向けて調整中?3弾までのスタンダードバトルで勝つために研究中?3弾のカードリストが出るまで休止中?どれも良いと思います。ですが俺はキューブドラフトです!

キューブドラフトって何?

そもそもカードゲームにおけるドラフトとは、4人から8人程度のプレイヤーが集まり、それぞれに配られた束から順番にカードを取っていき(これをピックという)その場でピックしたカードだけを使って対戦する遊び方です。
シャドウバースでいう2ピックがそれに近いルールです。
ドラフトの中でも「その場で新品のパックを開けてそこからピックしていく形式」がブースタードラフト、「事前に数百枚のカードを用意しておき、そこから15枚1束程度のカードを取り出しパックの代わりとしてピックしていく形式」がキューブドラフトです。
ワンピースカードゲームのパックはドラフト用に作られてはいませんし、何より手に入りません…。ドラフトをするならキューブドラフトがオススメです!

8人のプレイヤーが集まり、各人が未開封のドラフト・ブースターを3つ持つ。全員がパックを1つ開封し、そのうちの1枚を取り(これをドラフト、あるいはピックという)、残りのカードは伏せたまま隣のプレイヤーに渡す。その後、「回ってきたカードから1枚取って、残りを隣に渡す」を繰り返し、パックのすべてのカードを全員がドラフトするまで続ける。ドラフトしたカードは裏向きで束にしておく。

ブースター・ドラフト-MTG Wiki
キューブと呼ぶ240枚のカード ここからパックを作っていく
パックと呼ぶ15枚のカードの束 あなたなら何をピックする?

キューブドラフトって何が良いの?

なんでわざわざ240枚もカードを容易してプレイヤーを4人も集めてそんなことするのかと言えば、その準備に有り余るほどのメリットがあるからです。

デッキを構築する楽しさを高スパンで何回でも味わえる!
ピックをし終わった後にはデッキ枚数よりも多くのカードが手元に残ります、そこでするのはデッキの構築です。
自分のデッキをあーでもないこーでもないと試行錯誤する楽しさはカードゲーマーなら誰しも味わったことがあるもの。それをドラフトをするたびに新鮮に味わえます。

普段使わないカードやデッキを使える!
通常の競技シーンでは使われないカードやデッキも、ドラフトなら輝くこともあります。キューブドラフトならば自分でカードを選べるのでなおさらです、やろうと思えば麦わらのカードのみのキューブも作れます。

何回でもパックを開けられる!
みんな大好き”ガチャ”です。”ガチャ”。どうしたって全体のカードプールの中には強いカードもそこまでではないカードも存在します。15枚のパックを見るときのワクワク感!《エドワード・ニューゲート》や《バジル・ホーキンス》が見えたらガッツポーズしましょう。

「ワンピースカードゲーム」が上手くなる!
色んなデッキで色んなカードを使ううちに、どんな状況でも頼りになる基本的な”ワンピースカードゲーム力”が上がっていきます。
お互いに完璧ではないデッキ同士の戦いでは、ドンの使い方や相手のカウンター数を読むプレイングで勝敗を分けることも少なくないです。
更には、色んなカードを使ううちにまだ誰も知らない秘密兵器を発見する可能性もあるかも?

何回でも遊べるのにずっとタダ!
ドラフトはやるたびに全然違うゲームになります。最初に引いたパックの中身や他のプレイヤーが狙っているカードによってできるデッキは全然違います。なので何回やっても新鮮で無限に遊べます!なのにキューブを一度作ってしまえばそれ以降は1円もかからずにずっと遊べちゃうんです。

遊ぶためには何したらいい?

まずはキューブがなければ何も始まりません。自分ひとりで作ってもいいし、誰かと協力して作るのも良いと思います。
キューブを作るにはまず遊ぶ人数を決めましょう。何人用のキューブを作るのかを決めるのです。4~8人が好ましいでしょう。
そのあとはデッキ構築のルールを決めます。何枚のデッキで戦うのか、リーダーのピック方法はどうするのか、色の指定はどうするのか。仲間内だけで遊ぶ非公式のルールなので、必ずしも公式のルールにすべて合わせる必要はありません。プレイヤーが気持ちよく遊べるルールにしましょう。

筆者が実際に遊んでいるキューブ 全種2枚ずつです

参考までに、筆者のキューブとルールを書いておきます。
キューブは赤緑青紫の4色がそれぞれ60枚の計240枚の4人用です。
リーダーは赤ルフィゾロ、緑キッド錦えもん、青クロコイワンコフ、紫カイドウマゼラン、赤緑ルフィロー、青紫クロコカイドウの12種がそれぞれ1枚ずつ。
まず最初に各プレイヤーに単色2枚多色1枚になるようにランダムにリーダーを配り、その後に1パック15枚でピックをしていきます。
計4パック終わったところで各プレイヤーの手元には60枚のカードと3枚のリーダーがあるので、それらの中からリーダー1枚デッキ30枚を選んで対戦します。
(ちなみに、もしピックしたカードで30枚デッキが組めない場合、1〜4コストのバニラを各2枚までピックしたカードとは別に入れられるルールにしています。)

もちろんルールは自由なので、デッキは30枚でも60枚でもいいし、どんなリーダーでも全色のカードを使えるようにしたり、リーダー指定があるカード効果を全リーダーで使っても良いことにしたり、1色しかないキューブを作ったりしても面白いかもしれません。あなたの最強のキューブを作ってみてください。(ただし、対戦できるまでにダレる可能性があるのでピックする枚数があまりに多いのはオススメしません。筆者が30枚デッキルールにしているのはそのためです。)

さいごに

ここまで読んでくれたあなたは少なからずキューブドラフトに興味があるはず!ぜひ周りのプレイヤーを誘って遊んでみてください!
最後に筆者がドラフトで実際に作ったデッキを載せておきます。ドラフトするたびに追加していく予定です。
いつか公式からドラフト用ブースターが発売されることを祈って…

青紫カイドウ 2-1
青紫クロコダイル 0-2
錦えもん 強そうだったのに0-2
青紫クロコダイル 2-0

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