2019年を予測①
2019年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
今日は、2018年を思い出しながら2019年のサッカー(特に日本サッカー)がどうなっていくのか、そしてその中で自分がどうあるのか?の考えを中心に綴って行こうと思います。
昨年のサッカーは何と言ってもロシアワールドカップが日本では盛り上がったのではないでしょうか。
日本のサッカーコンテンツの中心はやはり日本代表です。Jリーグよりも海外サッカーよりも、やっぱり日本代表の試合になると国民の注目度はマックスに高まり、その事実を改めて確認させてもらえた大会だったと思います。
それと同時進行で私の目を引いたのは、2018年の日本サッカー会において他の業界の流れに洩れず「個人」がメディアを保有し、各々が自分の考えを発信することがブームになった年でした。
個人がメディア媒体を持つことは今では当たり前になりましたが、音楽などのエンタメ、電子書籍などの文字媒体において「個人」がメディア媒体を持つことができるようになった先がけの時代は2010年代前半。
私も新しいことをやること好きとして、当時アメリカで電子書籍からベストセラー作家が出ていることに目をつけて、日本で世間が注目する前からこの方法に着目して『誰にでもわかるサッカー説明書』を執筆したのが2013年。
あれから5年たって、サッカー人が個でメディアを持ち自分の考えを披露しマネタイズすることがコモディティ化した年が2018年のサッカー会、というのが私の認識です。
さて、ではこの流れの後に何か来るか?
これはどの業界でも同じく、次のステップとしては
①個人メディアの数はもっと増えていく
と同時に
②良いもの(本物)だけが残り、低クオリティのものは淘汰される
という流れ、要するに選ばれるフェーズが訪れると思っています。
こういう縮図になってる時点で、業界としてはレッドオーシャン的になっている印象もありますので、これからポジショニングを作っていこうとする個人メディアに関しては、圧倒的な量からくる「質」がないとやっていくのが大変な時代に入っていくということが私の2019年の予測です。
どうアクションを取っていくか?
そんな中で、坪井健太郎として質を追求していくための拘りを
①「現場と研究が回るサイクル」に特化していくこと
②日本とヨーロッパのリアルタイムの繋がり
に置き、その中で2019年のテーマとしては
スペインという型からの「離」
をここで宣言したいと思います!
私としては、オープンな場でのメディア媒体で情報をたくさん出していくフェーズではないので、昨年に発足した「サッカーの新しい研究所」というクローズ媒体で上記のコンセプトに沿った質の高い情報を出して行こうと思っています。
11年という歳月を経て、私の中で「守」られてきたスペインサッカーという「型」がそろそろ変化しようとしている動きを自らの中に感じてきているんです。
守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。
今年は「スペインサッカーという型の中の人」から、新しい型を「創造」するアクションを起こす人のフェーズに入っていくのだろうと思っています。
2019年の抱負的な予測第一弾はこの辺で!
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