繊細な心を持っているのに、粗野にしかふるまえない。何度砕(くだ)けても鈍感になれず。大人になるために、強くあろうと願い、水晶の壁に爪を立ててはい上がろうとする。透明な水晶が紅(くれない)に染まっても、頂上は遥か彼方。あとどれくらい爪を立てれば安息の地に辿り着けますか?「長い休息」

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