愛するセフトリアキソンについてのメモ

セフトリアキソン１ｇ＝２５０円
https://www.kegg.jp/medicus-bin/similar_product?kegg_drug=DG00573
生食１００ML＝１３２円
https://www.yakujien.jp/product/6433102250096
合計＝３８２円
＋シリンジ＋１８G針？＋看護師の人件費

セフトリアキソン１ｇバッグ＝６１２円

商品一覧 : セフトリアキソン

保存条件も大差ないなら、バッグでよいのでは？

Safety of subcutaneous versus intravenous ceftriaxone administration in older patients: A retrospective study

https://agsjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jgs.18786

背景
抗生物質は感染症管理において中心的な役割を果たしている。高齢者では、抗生物質はしばしば皮下投与される。セフトリアキソンの皮下投与後の薬物動態はよく報告されているが、その安全性に関するデータはほとんどない。

方法
75歳以上の患者において、セフトリアキソンの皮下投与と静脈内投与に関連する有害事象の発生を比較した。単一施設のレトロスペクティブ臨床管理データベースのデータを用いて、2020年5月から2023年2月までにフランスのレンヌ大学病院でセフトリアキソンを皮下投与または静脈内投与された高齢患者における14日目の有害事象の発生状況と21日目の転帰を比較した。

結果
皮下投与群は402例、静脈内投与群は3387例であった。皮下投与群の患者は高齢で、緩和ケアを受けている傾向が強かった。皮下投与群では18％、静脈内投与群では40％の患者で少なくとも1つの有害事象が報告された（RR = 2.21）。21日目の死亡率は皮下投与群で高く、これは臨床的および人口統計学的特徴における群間差と関連している可能性がある。

結論
75歳以上の患者において、セフトリアキソンの皮下投与は静脈内投与よりも有害事象が少ない。より簡便な皮下経路は、高齢者環境における感染管理に適している。

https://agsjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jgs.18786