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コラム

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コラムというか、ほぼ駄文。駄文というか、ゴミに近い文章。
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#医療

医療と私

長年遠ざかっていた医療に復帰した。 きっかけは些細な出会いだったんだが、そこで話が進み復帰した形だ。 いつからか、自分自身のことより人の役に立つことが軸になり、色々な仕事をやってきた。そんな中での出来事だ。 緊急のオペに入ったり、ICUでマシンのオペレーションをすればするほど、患者さんのどんな状態でも最後まであきらめず「助けたい」から「必ず助ける」という想いで当たることができている。 冬は、他の季節よりも、運ばれてくる患者さんや、亡くなる人が多い。中には、自ら命を絶と

たったひとつの、命の記録

医療の現場で働いていた時の話だ。そして、私が医療業界から去るきっかけとなった話でもある。 医療に足を踏み入れ、歳月がたったある日のこと。 いつものように、オペに入ったり医療機器をオペレーションしながら1日が過ぎようとしている時、1本の救急電話が鳴った。 「24才薬学部の女性、致死量のテオフィリンを服用し発見時にはピーク状態、至急受け入れお願いします」 ピークとは、今はどう言うかわからないが、薬が内臓に浸透しきった状態であり、テオフィリンと言うのは主に喘息の薬だ。薬学部