平常心のコツ
著書「平常心のコツ」を読んで、学んだ事を自分へのメモの側面も含めて書いておきます。平常心を保つことは、人生をより良く生きることに直結しております。今この瞬間から実施できる「心の姿勢」が学べる1冊です。
■上手くいかないのは、「誰のせいでもない」と考えるのが良い
平常心を保つことが出来る人は、上手くいかないことを「人のせい」にはしない。「他人が悪いから」でも「自分が悪いから」でもないと考え、「上手くいかなかったのはどこに問題があるのか」ということを考えるようにする。
■あきらめるか、あきらめないか
人の言葉をよく聞くのは大切だが、その意見に振り回される必要はない。異なったアドバイスに混乱したときは、自分のカンを信じてみる。
「あきらめるか」「あきらめないか」を最後に決めるのは自分自身。
■「良い、悪い」という単純な評価の仕方をやめる
世の中は「良い、悪い」と単純に割り切れない。両方が混じりあった多面的な性格を持ってる。グラデーションである世の中という事を理解しておけば、局面に立たされた時でも平常心を保つことが出来る。
■もうダメだ、と決めつけているのは自分自身だ
自分自身を絶望的な心境にしてしまっているのは、実は自分自身だということ。
■先入観で決めつけられた時の捉え方
理不尽にも先入観によって決めつけられてしまう時もある。そんな時は「考えの浅い人」と一緒にいても、お互い良いことはない、と割り切ってしまう。
■失敗
失敗する事はある。大切なのは失敗しないことではなく、相手に迷惑をかけてしまった後のフォロー。
失敗や挫折を経験することによって、より良い方法を見つけ出すための知識や情報が得られたと考えるようにする。
失敗直後は感情も混ざって前述のように考えるのは難しいので、時間を置くことも有効。
■趣味
趣味に熱中する時間をもつことは、イヤな出来事を忘れることができ、気持ちの切り替えに繋がる
■欲
欲は人の心を惑わす大きな要因。しかし欲をコントロールすることで平常心を保てるようになる。
■苦労
「他人の苦労は見えないもの」「他人は自分のことをわかってくれない」と知っておくこと。
■好意
「好意がありがた迷惑になることもある」と心得ておく。
■中間管理職
上と下の板ばさみになった時こそ、自分自身の思いを大切にするという基準を設けておく。
■夢
夢を持つのは良いことだが、その夢を早く実現したいと気持ちを急かす事は心の乱れに繋がる。今やるべきことに集中すれば、気づいた時には夢は叶っている。
いかがでしたでしょうか?
少しだけ「ものの捉え方」を変えるだけで、心は健康になるものだという事がわかります。自分自身と対話をしながら「心の姿勢」を整えていきましょう。
さて、今回もこちらの本も「しるし本」としてお譲りします。
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