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熱い「JAL x サウナ」 の気になること

概要

日本航空(JAL)とアクティアは2月20日、サウナ室内の混雑状況を可視化するクラウド型サービス「TOKYO SAUNIST」を発表した。サービス提供開始は2023年4月頃を予定している。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/21/news203.html

とのことである。
最近サウナにハマった身としては、混雑状況が分かるのはすごくうれしい。というのも、

  • Google Map でも混雑状況はある程度見れるが、銭湯のみを利用する人も含まれているので、参考程度にしかならない

  • サウナイキタイでも混雑状況に関するフィールドはあるが、実際に参考になったことはない。。

確かに、全国に旅行がてらサウナに行くので、前もって混雑状況が分かると旅の計画もしやすくなる。
JAL のサ旅 (https://www.jal.co.jp/jp/ja/other/sauna/) もやっているので、利用者目線だと、すごく気になるサービスですね。

ただ、すごく気になることが何点かあります。

気になること①: ビジネスモデル

まず、整理すると記事からは下記がメリットとしとあげられています。

  • サウナーのメリット:

    • アプリで、リアルタイムで混雑状況を確認できる (空いている施設、空いてる時間が分かる)

    • お気に入り機能やサウナ利用記録が残る

  • 設置店のメリット

    • リアルタイムでの利用人数の把握

    • 日単位・週単位での簡易集計

    • 過去のデータ参照、分析が可能 (清掃タイミング、人員配置)

設置費用は誰が負担するのか?

人気のサウナ施設は、頻繁にサウナマットなどの交換などをしているので、人員配置が効率化できるのはうれしいかもしれない。ただ、設置費用を負担してでもやりたいかと言われるとどうなのか。。
→ 実際に働いた人でないとわからないサウナの裏事情があるのかな。。

普通の銭湯ではそもそも 1 ~ 2 人で運営している。利用者もそれを承知の上で利用しているので、リソースの効率化には限度がありそうで設置費を負担して得られるメリットは少ないように思う。

それとも、設置店に設置費用を負担させずに (設置をタダにし)、サービス側で課金していくのかなー。。気になる。。

"いま" の混雑状況と "予測" でどう儲けるのか

サウナ店からすると肌感覚で混雑時間は分かっているはずなので、ある程度の最適化はしているように思う。そうなると課金の対象はアプリ利用者 (= サウナー) なのかな。。
サウナイキタイ (https://sauna-ikitai.com/) があるので、どう有料化するのかすごく気になる。。

気になること②: LiDAR スキャンを嫌がる人はいないのか

そもそも論だが、LiDAR で撮られていることは誰も気にしないのか?
たぶん "カメラ" だと間違いなく抵抗があるので、LiDAR センサーを採用することになったとは思うが。。

iPhone Pro にある LiDAR センサーを使ったスキャンをしたことがある人ならわかると思うが、想像以上にきれいに 3Dスキャンができる。
個人が特定できないように色付きでのスキャンはしないと思うが、全裸を立体的に撮られていることを考えるとなんか気持ち悪い。。😑

気になること③: JAL Innovation Lab って何よ?

この存在があることすら知らなかったので調べてみました。

JALでは、社内外の知見を活かして新しい付加価値やビジネスを創出する“オープンイノベーション”の活動拠点として、2018年4月に「JAL Innovation Lab」を開設しました。
ラボには、空港や機内を模したスペースを置き、アイデアを素早く形にして、立案から検証までの過程を一貫して行うことが可能となります。

https://www.jal.com/ja/innovation_lab/

中期経営計画での「新規事業創造」にあるように、ここから新規ビジネスに向け、様々な検証ができるようです。

2022 年発表の中期経営計画

まとめ

これからサービスリリースなので、サウナ好きとしては、今後も注視していきたいです。楽しみでしかない。😊

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