仲井、家を買う①〜価格と品質に関して〜


普段電話にほとんどでない仲井が最近よく電話をしてます。

ハウスメーカーさんと金融機関さんとのやりとり。

基本はメールでのやりとりをしてくれてますが、やっぱり複雑な部分はお電話くれます。



そう。



仲井、家を買おうとしてます。(まだ買ってない。)



いやね、賃貸派の仲井が「なぜ家を買うのか」っていうところ。

(買うっていうか建てるんですけどね)


単純に、子供が大きくなってきて希望の間取りでいい賃貸がない。マンションだと暴れる音が近所迷惑。もうきっかけはこれに尽きます。



賃貸の一軒家も視野に入れましたが、結局建てることに。

これによって余計な支払いがたくさん増えることになります。


ロバートキヨサキ氏にいわせれば、まさに負債!!

資産ではなく負債!!

(資産=自分にお金をもたらすもの。負債=自分からお金をうばうもの。)





が、人生100年時代。


老後の残り何十年かを、固定資産税と設備維持費のみで生活できると考えると。

家族もしっかり守っていけると考えると。


人生80年時代では賃貸派だった僕も、持ち家でもいいなと思ったんです。


働かなくても大丈夫な不労収入作りは手を抜きませんけどね。




仕事リタイヤするまで(一般的にリタイヤするであろう年齢まで)ローンを組むつもりです。

現金は絶対残す。最大限残す。金融機関さんには「200万しか出せません!」と言い張る。



なぜなら年利1%代、もしくはそれ以下で借りれるのに!!

月利数%の投資をいくつか知っているからです!

どっちに現金あてた方がいいかは小学生でもわかりますね。

そして補助金や住宅ローン減税をフル活用させてもらいます。ありがたや。





さて。




いろいろ見て回ったり、本買ってみたりしましたが、最終的に積水ハウスさんが手がけるマチ開発へ。


なんと、何百もの積水ハウス戸建てと、商業施設、公園が新築されるマチ開発です。

ここの1区画で検討することに。

調べてみると、出るわ出るわ住宅の知らないこと。




投資や暗号通貨でも、知らないことは本当に怖いことで、知っているだけでしっかりと稼いでいくことができますが、


それと同じで、住宅も、知らずに建てたり・住んだりすることは本当に怖いことで、知ったことで相当いい生活ができるんだなと思いました。


今日から、何回に渡ってお伝えすることになるかわかりませんが。

個人的にとっても大事だなと思ったことを皆様に共有したいなと思って書いてます^^




ファミリースペック


仲井翼(34歳)仕事「会社経営(セミナーやったり美容師やったり)」

妻(31歳)仕事「専業主婦」

娘(4歳)仕事「母と毎日ケンカすること」

息子(10ヶ月)仕事「姉のパンツを振り回すこと」

娘(-3歳)仕事「このお母さんにきーめた!と、うちにくること」



【価格と品質に関して】


大手ハウスメーカーや工務店、最近ではローコスト住宅っていう安く建てる選択肢もあります。


正直、ちゃんと調べる前は、その価格しか考えてませんでした。

高かろう良かろう。安ければそれなりだろう。

そして、大手のメーカーのが広告とかバンバン出すし、ブランドも乗っかって割高でしょうね。



「なるべくいい家を、なるべく安く手に入れたら勝ち!」


そんなふうに思ってました。




違う!!!!

まるで違う!!!!


そもそも全然違う。




その商品の質や現実を全く見ずに、提示額だけで手頃感とか高級感とか感じちゃってるんです。


1000円カットがなんで1000円で髪が切れて、6000円のカットとどう違うのか。

もちろん美容師の僕はそんなことは重々承知!


それが住宅にももちろんあるわけで、そこが肝なわけですよね。



まずは提示額に関して正しい知識が必要なんですが、



土地+建物の値段を提示しているのか。

土地+建物+初期費用全般の値段を提示しているのか。



これだけでも100万円単位で大きく変わってきます。


さらにさらに、標準装備のレベルの違いも出てきますし、品質の差もある。


なので、「「「「同じクオリティの家を建てるとして!!」」」」と考えると、実際にはほとんど差がなかったりします。



まぁ、そもそもハイクオリティな住宅となると、どこの会社でも作れるわけではないのがわかりました。とくに鉄骨は。

その話はまた。




よくある事例が出てきたんで紹介します。



【1500万円の家】


初期費用は別途

空調なし

燃える壁

太陽光発電なし

●2口コンロキッチン

●収納なし(自由に家具をおけるスタイル)

★耐震・耐風等級1

★省エネ等級2(温熱環境性)

★劣化の軽減性等級1



【3000万円の家】


初期費用込

空調は全館空調込

燃えない壁

太陽光発電あり

●3口コンロアイランドシステムキッチン

●ウォークインクローゼット他収納あり

★耐震・耐風等級3

★省エネ等級4(温熱環境性)

★劣化の軽減性等級3



こんな感じで、まぁ間取り図と価格だけでわかる項目(●)もありますが、それ以外は一歩踏み込まないとわからないことばかり。


でもね、言われてもわからんでしょう!?

僕、最初とっても混乱でした。知らんもんがいっぱいー。ずーん。




特に知らないと判断できないのが★つけたとこです。

他は説明みりゃわかりますが、★は調べたり、説明受けないと詳細が不明です。ただ、ここが一番家としての品質を表している部分なので要チェックです!!


ちなみに、数字は大きくなるほど良いです。


耐震等級は地震に対する強さ。等級1が基準法通り。等級2が基準法の1.25倍の耐震性。等級3が1.5倍以上です。等級3が最高位。

耐風は風に対する強さで、等級は耐震と同様。


省エネ等級はとっても大事!!

等級1は等級2に達しない住宅。等級2は旧省エネ住宅、等級3は新省エネ住宅、等級4は次世代省エネ住宅です。等級4が最高位。

住宅でよく言われる気密性・断熱性が関わる表示です!



ほんわか、家があったかいのかなーと思ってましたが、ちょっと違いがありました。



気密性は、建物の隙間の広さをいいます。高気密住宅とは、主に空気の流れが止まっていて温度の変化が少ないことを言います。


断熱性は、建物外の温度にどれくらい影響をうけるかを表します。高断熱の家は外からの熱や寒さが直接伝わらないので、夏は涼しく、冬は暖かくできます。


つまり、昔話の貧乏話で出てくる隙間風ぴゅーぴゅーのおうちは「気密性が低いから寒い」となります。

一世代前の一軒家で、冬肌寒くて、夏なんだか暑い、という家は「断熱性が低いから快適温度が維持できない」となります。



これらを高水準にすることによって得られるのが、

・省エネ(電気代節約)

・結露が起きにくい

・温度差が少ない

・匂いなどの空気環境が良い



まずなんていったって直接影響が出るのが省エネです。

この等級により、補助金が出たり、ローン優遇があったり、そもそも毎月の電気代が万単位で変わりますから。



そして、結露。

昔住んでたとこ(賃貸)で、僕の部屋の壁一面結露がひどくて壁紙は剥がれるし、カビは生えるしで大変だったことがありました。

マンションでも施工業者の技術は大事ですよね。

今住んでいるところも、寝室は僕たち4人のせいで湿度が上がるせいか季節によって結露を起こします。




次に温度差が少ない。

これは省エネと同じ??と思う方もいるかもしれませんが、ここでいう温度差は高低差での温度差や、部屋ごとの温度差の話です。

お風呂やトイレも気温が変わりにくく、例えば吹き抜けを作ろうもんなら、高気密性は必須条件になります。

そうしないと「天井ばかり暖かく、肝心の部分は寒い」という冬を迎えることになります。(2階の隙間から暖かい空気が抜け、1階の隙間から寒い空気が入ってくるため)



最後の匂いに関して。

高気密性住宅の方がこもってしまいそうと考えるのが自然ですが、実は住居には換気システムというのがついていて、空気を住居に入れる給気と、空気を外に出す排気があります。


どんな家にも空気口が必ずありますから探してみて下さい。(ゴキブリ入ってくると言われるやつです)



給気口と排気口は建物の対角につけられていて、給気で綺麗な空気を取り込み、建物内部全体にいきわたらせ、排気口から汚れた空気を出す。


という理想のもと作られていますが、気密性の低い住宅では、「給気口から入った綺麗な空気は給気口の近くの隙間から外に出て、排気口の近くの隙間から入った空気が排気口から出る」という全く意味をなさない空気循環を起こしています。


そのため、内部の匂いや不快な空気が換気されにくく「窓をあけましょうー!!」となるわけです。

というわけで、高気密性住宅はペットと快適に過ごせる住宅でもあります





はい。



どうせ建てるなら、省エネ等級だけは最高水準に!!と思いませんか??



僕もそう思ったわけです。


そのため、住宅メーカーさんは最高等級を取れる数値以上の数値を出しまくっています。

等級4は当たり前という世界なので、等級3以下は除外して良いと思います。

気密性はc値というので表しますが、これが1以下だとかなり高気密です。オススメ。





決定的は劣化の軽減性等級です。


メンテナンスによって住み続けられる年数です。

等級2が50〜60年。

等級3が75〜90年です。


等級1はそれ以下。


今でもまだ、ローコスト住宅などで、30年というものもあるみたいです。

「手作り、ぬくもりの木の家。木板を重ねて隙間もしっかり塞ぐことで高気密性を確保してます!!」という触れ込みが実際ありますが、ここもどうやら耐久性は30年のよう。

鉄骨と木造だと、やはり鉄骨のが長持ちのようですね。(ローンも鉄骨と木造で推奨年数が違いました。法定耐久年数というやつです。)


じゃあ実際はどのくらい持つかというと、高品質住宅で、木造100年、鉄骨120年と言われています。


僕は人生100年時代。というのがきっかけで家を買おうと思ったわけですから。


・・・。



ね。





ですが、気密性の部分では、木造のメーカーさんが上位に入っているかなという印象。この辺はバランスですね。


とはいえ、30年と90年では3倍の差が出ます。

30年住める1500万円の家(ローコスト住宅に多いようです、全てではない。)、90年住める3000万円の家だと、決定的な気がします。



鉄骨が得意なメーカーさんで、気密性も高品質となると、セキスイハイムさんか積水ハウスさんかなーという印象です。



こんな感じで、価格だけじゃなくて、品質や耐久年数も調べることで「価格に見合った家」なのか「低価格だけど、それ以下の価値しかない家」なのか。知ることができます。



いやぁ、知らないと損するわー。



次回以降は、

【立地に関して】

【ローン審査に関して】

【間取りに関して】

【内装に関して】


みたいな感じで書いていこうかと思います。


半年後には・・・きっと・・・。

ローン審査が通れば・・・ね!笑

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