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『髪の保育』-26 寝癖が直らない

約1600文字 4分程度

今回のイラストは「寝癖」で検索してみてぴったりのがあったので使わせていただきました。僕も寝癖とんでもない時が多いですが、出勤してから濡らして直したりします。美容師あるある。
https://note.com/colormosaic/n/n3e319e090fa3

今回は毎日悩んでいる方が多いであろう寝癖の直し方について。

まずは僕なりのNGを。
・水スプレーで適当に濡らす
・寝癖直しのスプレー
・アイロンで無理やり

これらが基本的にNGです。僕なりに髪を綺麗にしていき、綺麗を保つことを考えれば。該当者がめちゃくちゃ多いのではないかと思いますが、なんでNGなのかとどうすればいいのかを書いていきます。

・水スプレーで適当に濡らす
寝癖は基本的に根元からついてしまってることが多い上にしっかり乾いているので、水スプレーだと根元からしっかり髪を濡らしづらいからおすすめしません。どうせドライヤーをやるのであれば、一回全部しっかり濡らしちゃって乾かした方が確実かつ効率がいいです。
水スプレーだと時間がかかったり、うまくいかない時があったりでストレスになるかと。

・寝癖直しのスプレー
これに関してはいろんなものが販売されてて言いにくいのですが、、
正直、「水で十分」としか思ってません。水でしっかり濡らせば絶対直るので。
そもそも寝癖直しのスプレーってなんなん??ってところですが、付けると髪が少ししっとり?重い感じになって寝癖を無理やり落ち着けているだけだと思います。まぁ毛先とかならまだいいかもですが、根元につけすぎると根元がぺったんこになるかも。そもそも合わないシャンプートリートメントを使っている方なんかはさらに日に日に髪が重く硬くなっていくでしょう。僕はお客さんが使ってるって言ったらやめなってちゃんと伝えます。あんまりメリットないので。あと、皮膜が強すぎてドライヤーに時間がかかったりアイロンの熱が伝わりづらくなる可能性もあるので要注意。アイロンの熱が伝わりづらいと形付きにくくなるので温度を上げてしまいがち。ダメージに繋がっていきます。

・アイロンで無理やり
これやってる方もかなり多いと思います。絶対ダメとは言いませんがダメージ承知でやってくださいね。あとは、元の毛の状態によって変わってくるかとも。元々乾かすだけだとどっちにしてもクセが出てしまうという方はアイロンすることに変わりないと思うのでやり方に注意しましょう。元々直毛だったりする方は全体濡らして乾かすことを推奨します。もちろん長さによってドライの時間が変わってくるので推奨で。
アイロンで無理やりやるとやはりダメージします。ちょっとの気遣いで髪の将来が変わってくるので気をつけましょう。詳しくはまた別記事でアイロンの使い方を書きますね。
ちなみにたまに「毎日アイロンを使っていて、矯正をかけてないけど根元より毛先の方が癖がなくてまっすぐ」って方がいますが、これは毛先が熱ダメージしすぎて硬くまっすぐめになっているだけです。いいまっすぐではないので。アイロンのやり方が合ってない証拠でもあるので見直しましょう。

最後に、ベストな寝癖の直し方を。
「全部濡らしてしっかり乾かす」だけです。でも、なかなか手間だし時間もないし…ってなると思いますがベストと基本のNGを知っておけば現状よりはマシになると思われます。
寝癖が直らないのが濡らし残しだとしたらしっかり根元まで濡らすようにする。寝癖直しのスプレーを使っているなら水にしちゃう。アイロンをやるなら適切なやり方をやれるようにする。ベストじゃなくてもベターを狙いましょう。

そもそも寝癖つきづらくなれば良くないですか??これもまた別記事で書くのでその際は読んでみてください。

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では、また。

『SNS映えより毎日映えの髪を』


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