『髪の保育』-69 もちの悪い〇〇
トリートメントやカット、縮毛矯正などで考えられる「もち」ってのがありますが…これってどう考えますか??
と言うのも、「もち」の概念が曖昧すぎるんですね。
例えばトリートメントで考えてみましょう。
トリートメントのもち…手触り??乾きやすさ??残留??
「1ヶ月もつトリートメント」なんてものがありますが、それって髪の毛にトリートメントの成分が残っているってことですかね??
逆に言えば、髪の状態が良ければトリートメントはずっともっていると考えるのか。
次、カットのもち。
これに関してはかなり差があります。と言うのも、その場限りのカットなのか先のことを考えてのカットなのかで。あとは長さにもよりますが、短いほど伸びた時のギャップが大きいのでもちが悪いとも言えます。
ただ、トリートメントももちろんですがお客さんの取り扱い次第なところもかなりあります。ので、一概にカットだけでのもちの比較は地味に難しいです。
縮毛矯正でのもち。もちろんかかり方によって差があるのはもちろんですが、誤解されている方が多いので…。矯正を綺麗にかけたところは半永久的に綺麗な状態ですが、必ず日にちが経てば根元の毛が伸びてきます。元のくせ毛によっても差が生まれますが必ず気になってきます。それを取れたと誤解してしまう方が一定数います。これは不可避なので誤解しないように。
こうやって見てみるとどうでしょうか??
もちの良し悪しって判断が難しいですよね。しっかりと「もち」を推しにしている美容師さんにお願いするのは大切ですが、それ以上にお家で悪くしないようにすることが大切です。
と、もちの悪いことが悪なのか…と言うところ。
例えばトリートメント。もちを「髪に残っている」と仮定すると、髪に残っていると言うことはそれが髪に悪影響を与えている可能性があると言うことです。ってことは毎日のホームケアで一日分を補って毎日オフする方がいいんじゃないかと。
カラーの場合。カラーのもちを「色落ちしない」と仮定すると、カラーチェンジができないもしくはカラーチェンジの度に色を抜く必要がある。っていう風になっちゃいます。
どうでしょう??
言葉って難しいですが、騙されないようにしましょう。
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では、また。
『SNS映えより毎日映えの髪を』
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