『髪の保育』-68 ダメージしない薬剤
「ダメージレス〇〇」
SNSを見ている方であれば目にしたことがあるかもしれません。
先に…
こんなワードを言う方は信用しないほうがいいです。
だって、
お湯とかでさえ髪に触れたら傷むので…。
本当にこれでしかないのですが、、傷まない薬剤なんてないです!!
いや、そもそも傷むの定義ってなんなんでしょうか。
実際にHPみたいな感じで数値化することもできないのでもう感覚的な部分になっちゃいますね。
手触りが悪くなったら傷んだと定義するのであれば、手触りが向上すれば治ったと言えることになるんですかね??
アイロンをしっかり通せばツヤツヤで指通りも良くなるけどそれは果たしてどう捉えられるのか。
毎日のシャンプートリートメントでも傷んでいると考えるのであれば付けないほうがいいのか。
話を戻しますが、、
美容師が行う施術で使うものは基本的には危ない薬です。
それが目に入ったり飲んだりしたら有害なのは明らかです。なのにそれらを使って「ダメージレス」なはずがないです。
言うなれば「ダメージを感じない」とか「まるでダメージレス」なら全然いいと思いますし、実際にお客さんがそう感じれれば正解です。
ただ、真実を知った上で伝えることは何よりも大切だと思います。いろんな技術は工夫次第で本当に「ダメージレス」に感じれるようにもできると思います。ですが、美容師もお客さんも過信しないことが事故を防ぐことになるのではないかと思います。
お客さんはぜひ「ダメージレス」を謳う美容師より「ダメージレス」に近づける努力をしている美容師を選ぶようにしましょう!!
美容院の施術は
「薬剤×知識×技術」です。
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では、また。
『SNS映えより毎日映えの髪を』
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