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つらい過去を乗り越えきた

ワンピースでは、麦わらの一味のメンバーにはある共通点があります。

それは、みんな「つらい過去を乗り越えきた」ということです。

正直ルフィたちメンバーのほとんどが、過去に大切な人との間で不幸なことがあり、傷付いたことがあります。

では、ルフィたちはどのようなつらい過去を経験してきたのでしょうか?

麦わらの一味は全員「重い過去」を背負っている

上記でも言いましたが、ルフィたちの過去ではほとんどのキャラが命を落としています。

家族だったり、ライバルだったりと様々です。

命はあるものの、腕や足を失うという重傷を負ったりしています。

今でこそルフィたちは明るく冒険できていますが、まさに重すぎる過去です。

ルフィの過去「大恩人シャンクス」「兄エースとの死別」

まずは、シャンクスとのエピソードです↓↓

ルフィはまだ子供の頃、シャンクスに助けられた過去がありました。

ルフィは海賊になることを目標にしていましたが、シャンクスは「子供」という理由で断っていました。

そんな中、山賊の長・ヒグマがシャンクスを馬鹿して酒をぶっかける問題を起こします。

シャンクスは「これぐらい」と言い怒ることはしませんでしたが、ルフィは怒りが収まりませんでした。

ある日、ルフィはまたヒグマがシャンクスたちのことを馬鹿にしていたのを聞きます。

ルフィは怒りのあまりヒグマに挑みますが、逆に返り討ちに遭います。

そこへシャンクスたちが現れ、ルフィを傷つけたことに怒り、山賊たちを一掃しました。

しかし、うまく逃げ出したヒグマだけはルフィ1人を連れて小舟に乗り、海に突き落とします。

ゴムゴムの実を食べてカナヅチになったルフィはただただ沈んでいくしかなく、ヒグマも満足そうにしていました。

ただ、そんなところに近海の主が現れヒグマを食い、そのままルフィにも襲いかかろうとします。

そこにシャンクスが現れ、覇王色の覇気で追い返すも、その代償として左腕を失います

その後、シャンクスはルフィに麦わら帽子を託し、仲間と共に航海の旅に出ます。

そしてルフィは10年間鍛え、海賊王になるために海に出ました。

続いて、エースとの出来事です↓↓

ルフィは、子供の頃にエースとサボと契りを交わし「3兄弟」としてバカをやったり特訓をしたりしていました。

そんな中、サボが事件に巻き込まれ死亡したという話を聞き、その後はエースと2人で過ごします。

※生きていたサボは、後に革命軍として再登場します

旅立てる年齢になったエースは「スペード海賊団」を結成し、そのまま「白ひげ海賊団」へと身を移し、航海を続けます。

ルフィもまた麦わら海賊団として、仲間を増やしながら冒険を続けます。

そんなエースとルフィは、アラバスタで久しぶりに出会いました。

ただ、ここでエースは仲間殺しの罪で追っていたティーチを発見し、激闘の末に敗北

そのままインペルダウンへと収監されます。

そして時は進み、そのインペルダウンへルフィが潜入。

そこから囚人の脱獄や大乱闘を経て、舞台は頂上戦争へと移ります。


そこで、捕らえられていたエースを一時は奪還するも、赤犬によって追い詰められてしまいます。

最後は、赤犬に狙われたルフィを庇い、エースが攻撃を受け死亡しました。

ここで、ルフィは精神が崩壊しますがジンベエに諭され、なんとか危機を脱出します。

そんなジンベエも今では一味に加入するなど、過去を乗り越えて海賊王を目指します。

ゾロの過去「くいなとの死別」

続いて、ゾロの過去です。

ゾロは「くいな」という幼馴染の少女を失っています。

この、くいなは幼少期から故郷では大人よりも強い腕前の剣士でした。

ゾロも同じく強かった部類でしたが、くいなには1度も勝てていませんでした。

2000回以上挑んでもゾロは一度も彼女に勝てず、2001回目に真剣を使った戦いでも負けます。

その時くいなから「自分が女性であり、やがて筋力でも男に勝てなくなる」という弱音を聞きます。

くいなは、女性である自分に嫌気が差していました。

ゾロはくいなを叱咤激励し「どちらが世界一の剣豪になれるか競おう」と誓いを立て、彼女もそれに乗ります。

しかし約束を交わした翌日、くいなは階段から足を滑らせて転んで他界

ゾロは彼女の愛刀である和道一文字をコウシロウから受け取り、あの世にいるくいなに自分の名前が届くような世界一の剣豪になる事を誓ったのです。

ナミの過去「ベルメールとの死別」

ナミは出生が明らかになっておらず、戦争孤児のような状態でした。

そんな海軍と海賊の戦闘中に、義姉のノジコがナミを連れ歩いているところをベルメールに拾われます。

両親がいなかったナミとノジコを、親代わりとしてベルマールは育て上げます。

しかしある日、ナミはベルメールと些細な事で喧嘩。

本当のお母さんじゃないくせに」とつらい言葉を浴びせ、家から出て行きました。


その後、アーロン一味が年貢を徴収するために村に現れ、ベルメールはナミとノジコを「自分の子供だ」と正直に言いました。

それが原因で自分の年貢が払えなくなり、ベルメールはアーロンに射殺されました。

そしてナミは、村をアーロンから買い取るためにわざと一味に加入し、海賊専門の泥棒として活動する事になったのです。

ウソップの過去「他界した母」

ウソップは、幼少期に母親・バンキーナを失っています。

バンキーナは病に倒れ、ずっとベッドの上で寝たきりでした。

ウソップは、父であり、海賊であるヤソップのことを恨んだりもしましたが、バンキーナはそんな夫のことを誇らしげにしていました。

これを聞いたまだ幼いウソップは、母親を励ますために、わざと「海賊が来たぞー!」と村中を嘘を言ってまわったのです。

しかし、バンキーナは結局病死し、ウソップはその日から嘘を吐き続けるようになりました。

サンジの過去「命の恩人・ゼフ」

サンジは、大恩人・ゼフに重傷を負わせています。

船上レストラン・バラティエの料理長であるゼフ。

実は、ゼフは元々名の通った海賊でした。

そして幼少期のサンジもまた、オービット号で見習いコックをしながら航海をしていたのです。


そんな中、サンジの船はゼフ率いるクック海賊団の襲撃を受けます。

かなりの嵐だったこともあり船は海底に沈み、サンジはゼフの助けもあり無人島に放り投げられます。

誰も気付かないほどの小さな孤島で、ゼフとサンジの2人は無人島生活を余儀なくされました。


大小2つの食料袋をそれぞれ分け、船を見つけるためにお互い反対方向の方角を見張る事にしました。

しかし、どれだけ待っても船は来ず、小さい袋を与えられたサンジは食料を失い、空腹も極限を迎えます。

大きな袋を持っているゼフは、今でも食料に困っておらず悠々自適に過ごしていると考えたサンジは、何とか食料を奪おうとします。


しかし、サンジよりもゼフの方が明らかに痩せ細っており、石で叩き潰した自分の右足を食べて飢えを凌いでいました。

なんとその大袋にはお宝しかなく、初めから食料など入っていなかったのです。

ゼフはサンジが自分と同じ「オールブルーを見つける」と言う夢を見ていたため、それに感化されサンジを生かそうとしていました。

その後、船がやって来て救出されます。

そしてサンジはゼフに恩を抱き、彼から料理の腕や足技を習い、バラティエの副料理長となりました。

チョッパーの過去「Dr.ヒルルクとの死別」

チョッパーは、Dr.ヒルルクとの死別を経験しました。

チョッパーはごく普通のトナカイでしたが、ヒトヒトの実を食べた事で半人間化してしまい、同族からも人間からも嫌われてしまいます。

人間から化け物扱いされ、銃で撃たれることもありました。

そんな負傷している時にヒルルクと出会い、彼が全裸になってまで無抵抗を主張したこともあり、少しだけ信頼を寄せます。

その後はヒルルクに助けられ、チョッパーという名前を与えられ一緒に過ごすようになりました。

過ごしていく中で、ヒルルクから「不可能を可能にする信念の象徴」というドクロの意味を教えられ医学に興味を持ちます。

やがてヒルルクは病気によって死期が近くなり、チョッパーを悲しませないために強引に追い出そうとしました。

チョッパーは、大怪我をしながらもヒルルクの為にアミウダケというキノコを採取。

チョッパーはアミウダケを調べた際、ドクロがあったので病気を治せると思っていましたが、それは毒キノコだったのです。

ヒルルクは知っていながら敢えてそれを言わずに、アミウダケのスープを飲み、さらに体調を悪くします。


そして、ヒルルクは知人であるDr.くれはにチョッパーを託してワポルの元に行きます。

やがてチョッパーはくれはからアミウダケが毒である事を知り、急いでヒルルクの元に向かいました。

その頃、ヒルルクはワポルの罠にはまっており、彼はチョッパーを悪者にしないために、アミウダケの毒で死ぬのではなく、あくまでも爆薬を煽って爆死する道を選びます。

その光景を見たチョッパーはヒルルクを馬鹿にしたワポルに襲い掛かるも、ドルトンに止められてこの場を去りました。

そしてくれはの弟子になり、医術を学ぶようになりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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